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Photoshopで選択範囲だけを動かそうとすると、上のように選択範囲と一緒に画像まで動いてしまったということはないでしょうか。
画像自体は変更せずに、選択範囲だけを動かしたり、選択範囲だけを拡大・縮小したい、ということはよくありますよね。この記事では、そんなときの対処法を解説します。
対象バージョン
Photoshop CC/CS6/CS5/CS4/CS3/CS2
選択範囲のみを移動・拡大・縮小する方法
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選択範囲を作る
まず動かしたいor変形したい選択範囲がありますね。
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[選択範囲]⇒[選択範囲を変形]
画面上部のメニューバーから[選択範囲]⇒[選択範囲を変形]をクリックします。
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選択範囲が変形できる状態に
選択範囲の各角に□がつきます。これで選択範囲のみ移動させたり、選択範囲のみを拡大・縮小できるようになりました。
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ドラッグで選択範囲だけが移動
ドラッグをすれば画像はそのままに選択範囲だけが移動します。また、キーボードの上下左右キーで少しずつ移動させることもできます。
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角をドラッグして選択範囲だけを変形
角の□をドラッグさせれば、画像はそのままに選択範囲だけ拡大縮小させることができます。
選択範囲と一緒に画像まで動いてしまう原因
実は、選択範囲と一緒に画像まで動いてしまうのは、移動ツールを使っていることに原因があります。移動ツールを使用中に選択範囲をドラッグすると、選択範囲と合わせて画像まで動いてしまうのですね。一方で、以下のツールを使用中であれば、画像ごと一緒に動いてしまうことはありません。
以下のツールを使用中なら[選択範囲の変形]を使う必要はない
以下のツールを使用中であれば(ツールバーで選んでいれば)、ドラッグで選択範囲だけ移動させることができます。大きさや形が変わってしまうこともありません。
- 長方形選択ツール
- 楕円形選択ツール
- 1行選択ツール
- 1列選択ツール
- なげなわツール
- 多角形選択ツール
- マグネット選択ツール
- 自動選択ツール
※ クイック選択ツールで選択範囲をドラッグしようとすると、選択範囲の形が変わってしまいます。
基本的には選択範囲作成系のツールを選んでいれば、ドラッグにより選択範囲だけを移動させられる、ということですね。
選択範囲だけを移動or変形する方法まとめ
まとめ
- メニューバーから[選択範囲を変形]をクリックすれば、選択範囲だけを移動or変形できる
- 選択範囲作成系のツールを使用中なら、基本的にドラッグで選択範囲だけを移動させられる