Photoshopではじめに覚えたい基本操作13つ【初心者向け】

photoshop初心者向け超基本操作
対象バージョン
Photoshop CC/CS6/CS5/CS4/CS3/CS2

この記事では、フォトショップを始めたばかりの初心者の方がまずはじめに覚えておくべき基本的な編集操作を解説していきます。とりあえずキャンバスを新規作成したものの「画面のどこから触れば良いんだろう…」という方に是非読んで頂ければと思います。実際に一緒に作業しながら読み進めると理解しやすいと思います。以下の4つの記事に目を通しておくと、解説がよりスムーズに理解できるはずです。

Photoshopの前提知識

  • 画面の見方各パーツの名称&役割については、Photoshopの画面の見方で丁寧に解説しています。
  • 画像の新規作成と開き方キャンバスを作成したり画像を開いたりする方法は画像の新規作成・開き方で解説しています。
  • ツールバーの基本編集作業に欠かせない“ツール”についてはツールバーの使い方で解説しています。じっくりと読む必要はありません。「あのツールってどんな機能だっけ?」と確認したいときに辞書的に活用しましょう。
  • パネルの見方パネルについてはパネルの使い方で解説しています。「ふむふむ、こんな便利な機能があるんだな」とざっと目を通す程度でOKです。

1. 何回も行う超基本操作

ここからは、今後フォトショップを使っていく中でよく使うであろう基本操作を紹介していきます。フォトショップを開いて、実際に手を動かして試してみることをおすすめします。

1-1. ツールの切替

画面の1番左側にはツールバーがあります。たくさんアイコンが並んでおり、このアイコンをクリックすることでツールを切り替えることができます。ただし、全てのツールが画面に表示されているわけではありません。ツールにはグループがあり、そのグループの中の1つのツールのみが表示されるようになっています。

隠れているツールを表示&切替

ツールの切替

アイコンを右クリックするか、アイコン右下の三角マークをクリックすると、同グループのツールが一覧表示されます。ここから使いたいツールをクリックで選びましょう。

1-2.画像表示を拡大・縮小・移動する

フォトショップで作業していれば、「画像を拡大して作業したい」や「縮小して全体を表示させたい」ということが必ず出てくると思います。ズームツールを使っても拡大・縮小ができるのですが、よく行う操作なのでショートカットを覚えてしまいましょう。

表示を拡大

[ctrl] + [+]

ctrl+で画像を拡大します。あくまでも作業画面の表示を拡大しているだけで、画像のサイズ自体が変わるわけではありません。macならctrlの代わりに⌘を押しましょう。

表示を縮小

[ctrl /⌘] + [-]

ctrl (⌘)で画像表示を1段階小さくします。

表示を通常のサイズに戻す

通常の大きさの表示に戻す

ctrl (⌘)0で画像表示を通常の大きさに戻します。パパっと画像全体を見たいときにとても便利です。

表示される画像範囲を動かす

shift + ドラッグ

拡大により画像の一部が隠れてしまっているとき、スペース     を押しながら画像をドラッグすれば、表示範囲を動かすことができます。PCのタッチパッド/マウス次第では、縦と横のスクロールで表示範囲を動かせます。macの場合はトラックパッドのスクロールで表示範囲が動かせます。

1-3. 直前の作業を元に戻す(取り消す)

作業をしていく中で「あ、まちがえた!」というときは、落ち着いてキーボードのctrlZを押しましょう。これで直前の作業が取り消され、元に戻ります。※ Macの場合ctrlの代わりに⌘を押しましょう。

1-4. 作業をもっと前に戻す

ふたつ以上前に戻したいときはヒストリーパネルを使うと良いでしょう。ヒストリーパネルとは、過去の作業をひとつひとつ記録していってくれるものです。ブラシツールを使った、その次に消しゴムツールを使った…というように記録してくれます。

ヒストリーパネルの使い方

ヒストリーパネルの記録一覧の中から「ここまで戻したい!」というところをクリックすれば、その作業を行った直後の状態に一瞬で戻してくれます。とても便利ですね。

サルワカくんの顔(通常)
サルワカくん
ヒストリーパネルが画面の右側に表示されていない場合は、画面最上部のメニューバーから[ウィンドウ][ヒストリー]をクリックしましょう。

2.いろいろな線を描く

2-1.ブラシツールで線を描く

ドラッグで線を描く

ブラシツールを選び、画面上を自由にドラッグすることで、線を描くことができます。

オプションバーでブラシの設定

ブラシの太さや硬さ、種類などは画面上部のオプションバーで変えることができます。

ブラシの太さを変更

たとえば、ブラシの太さはこのように変えることができます。

ブラシの種類を変更

ブラシ種類を変えれば、筆のような線を描くこともできます。

ブラシ種類を変更

ブラシの種類の変更方法もこのようにオプションバーから行います。

その他ブラシツールの使い方は、こちらの記事でくわしく解説しています。

2-2.ブラシの色を変える(描画色と背景色)

色を変えたいときには、画面左下にある□が2つ並んだアイコンの、手前側の□をクリックします。

ブラシ色を変える方法

手前側の□をクリックすると、色の選択画面(カラーピッカー)が表示されるので、好きな色を選んで[OK]をクリックします。これでブラシや図形の色が変わりました。

【参考】描画色と背景色

描画色と背景色

この2つの□は、それぞれ「描画色」と「背景色」と呼ばれます。

描画色と背景色

  • 描画色:ブラシツールや鉛筆ツール、塗りつぶしツールを使うときに塗られる色。
  • 背景色:使用頻度は低い。一部のフィルター効果をかけるときなどに使われる色。また、背景レイヤーを消しゴムで消そうとすると、透明になるのではなくこの背景色が塗られる。

少し分かりづらいのですが、ブラシなどの色を変えるときは描画色を変えるのだと覚えておきましょう。

描画色と背景色を入れ替え

背景色と描画色を入替え

↔アイコンをクリックすると、この2つの色を入れ替えられます。

初期色(黒と白)に戻す

描画色と背景色を初期値に戻す

左上の小さなアイコンをクリックすると、描画色と背景色が黒と白に戻ります。

2-3.画像の色をスポイトで取得する

画像の色を取得する

「画像のこの部分の色を使いたい!」というときはスポイトツールで、色を取得したい部分をクリックしましょう。クリックした部分が描画色になります。

ショートカット
ブラシや鉛筆を使用しているときには、alt/option+ 「色を取得したい部分をクリック」というショートカットが便利です。わざわざスポイトツールに選びかえなくても色が取得できます。

2-4.消しゴムツールで消す

消しゴムツールはは、ブラシツールと使い方がよく似ています。

消したい部分をドラッグ

使い方はとても簡単。ドラッグした部分がこのように消されます。

消しゴムの大きさを変えたり軟らかくする方法

消しゴムツールはブラシと同様にオプションバーで消しゴムの①太さ(直径)②硬さを変えることができます。

消しゴムをやわらかくする

たとえば消しゴムの[硬さ]を30%にすると、この例のようにふわっとした消しゴムになります。

スクリーンショット 2017-01-13 14.39.09

また、オプションバーで消しゴムの不透明度を変えることができます。つまり、半透明の消しゴムにできるということですね。たとえば、不透明度を65%にすると、ドラッグした部分が完全には消えずに色が薄くなりました。

消しゴムを使うときはレイヤーをきちんと選ぶ

フォトショップを極めるなら「レイヤー」を避けては通れません。レイヤーとは「画像を構成するシート」のようなものです。仕組みが少し複雑なのでフォトショ初心者は誰しもが頭を悩ませることになると思います。サルワカでは、以下の記事でレイヤーについて分かりやすく解説しているので、一度目を通しておくと良いかもしれません。

レイヤーの使い方の注意点

消しゴムを使うときは「消したいものが乗っているレイヤーがきちんと選択されているか」を確認するようにしましょう。

消しゴムで消せないときは?

「レイヤーもきちんと選ばれているのに消せない」というときはおそらく編集できないレイヤーを消そうとしてしまっています。フォトショップでは通常のレイヤーを除き、直接ブラシや消しゴムでペイント編集することができません

けっこう複雑な話で嫌になってしまうと思うので、ここでは説明を省略します。もし「あれ?消しゴムで消せない…!」「消そうとしたら警告が出た!」と困ったときには、こちら↓の記事を読んでみてください

2-5.まっすぐな線をひく

ラインツール

まっすぐな線を引きたいときは、ラインツールを使うのが便利です。

ドラッグしてライン(線)をひく

ドラッグすればまっすぐな線をひくことができます。線の色を変えたいときは、オプションバーの[ストローク]をクリックして色を選びましょう(のちほど詳しく説明します)。

点線や破線をひく
点線や破線などをひく方法はラインツールの使い方で解説しています。

3.四角や丸などの図形を作る

図形挿入ツール

四角や丸を作りたいときは、これらの図形作成用のツールが便利です。

シェイプを選んでおく

図形ツールを選んだ後、オプションバーの左側で[シェイプ]が選ばれていることを確認しましょう。[シェイプ]にしておくと拡大しても図形がぼやけませんし、図形作成後でも色を変えることができます。

ドラッグして四角形を挿入

たとえば、長方形ツールを選んでドラッグすると、ドラッグした大きさの四角形を挿入することができます。

ドラッグして楕円形を作る

楕円形ツールを選んでドラッグすると、丸が作成されます。

正方形や正円形の作り方

shiftを押しながらドラッグで正円や正方形に

正方形や正円形を作りたいときは、キーボードのshiftを押しながらドラッグしましょう。これでタテとヨコの比が同じ図形を作ることができます。

その他、三角形や、多角形、星、ハート、矢印などを作る方法は以下の記事で解説しています。

3-1.図形の色を変える

図形や線の色を変える

図形(シェイプ)の色の変え方は、ブラシの色を変え方とは異なります。図形ツールを選ぶと、画面上部に表示されるオプションバーの[塗り]で図形の中の色を、[ストローク]で図形の輪郭線の色を変えましょう。

塗りをクリックして色を変える

[塗り]や[ストローク]をクリックすると、色選択画面が開くので使いたい色を選びましょう。ちなみに、赤の斜線の入った四角は「透明(塗りつぶしなし)」を表しています。

図形の塗りとストロークを変える

塗りとストロークをそれぞれ変えてみた例です。

4.画像や図形を動かす&大きさを変える

4-1.移動ツールで画像や図形を動かす

「キャンバス内の画像や図形、線の位置を動かしたい!」ということはよくあると思います。そんなときはツールバーの1番上にある移動ツールを使いましょう。フォトショップでは移動ツールを使うことでキャンバス内のありとあらゆるものを動かすことができます。

図形の位置を動かす

まずレイヤーパネルで動かしたいレイヤーを選択します。たとえば、楕円形を動かしたいのであれば、楕円形のレイヤーをクリックして選びます。あとは楕円形をドラッグすることで好きな位置に動かすことができます。

画像の位置を動かす

もし画像の方を動かしたければ、レイヤーパネルで画像のレイヤーを選択してドラッグします。

4-2.画像や図形の大きさ・傾きを変える

ctrl + Tで図形を自由変形

図形や画像の大きさを変えたいときは、キーボードでctrl (⌘)Tを押しましょう。すると選択中の図形や画像が自由変形モードに変わります。自由変形モードでは、角の□をドラッグすることで、大きさ傾きを自由に変えることができます。

サルワカくんの顔(喜)
サルワカくん
フォトショップでよく行う操作を厳選して紹介してきました。サルワカでは、今回紹介した操作方法を他の記事でも改めて解説しているので、現段階ですべて理解する必要も、覚える必要もありません。自分のペースで少しずつ使い方を覚えていきましょう。
参考
サルワカのフォトショ解説記事 一覧
サルでも分かるようにPhotoshopの使い方をまとめました。
サルワカ