お米を炊くとき、炊飯器でぱぱっと炊く方も多いかと思います。

お米

しかし実は、土鍋でごはんを炊くのも、米の芯までふっくらとした美味しさを楽しむ方法の一つです。仕上がりは米や水加減、使う土鍋によっても変わります。

土鍋

ちなみに、炊飯に使える製品なら、炊飯専用の土鍋ではなく、普通に鍋をするときの土鍋でOKです。使える熱源と炊飯量を取扱説明書で確認してください。

鍋の季節で土鍋を出す機会もあるかと思うので、美味しくお米も炊いてみませんか?

お米をとぐ

お米の研ぎ方

白米はいつも通りに研げばOKです。図は当時の道具を使った例ですが、強くこすらず、やさしく洗いましょう。使う米や道具の説明も確認してください。お米の研ぎ方のコツは下の記事で解説しています。

あわせて読みたい正しいお米の研ぎ方:回数は?研ぎすぎはダメ?

土鍋炊飯をするときの水加減

まず重要なのは水加減です。水を入れる目安の線がない土鍋では、水の量を量って入れます。目盛りや炊飯の説明がある製品では、その目安を優先しましょう。

「お米の1.2倍の水」が目安

入れる水の量の目安

この記事では、 お米の1.2倍の水を目安とした手順例を紹介します。米の容積で計算すると、米カップ1(=180ml)なら水216mlです。これは洗米後に米へ付着している水も含めた基準の例で、図の数値がすべての土鍋・米に適するわけではありません。実際の水量は製品や米の案内、好みに合わせて調節してください。

新米なら水の量に注意

初秋に出回る、その年に収穫したお米である新米では、米の状態や炊き上がりに応じて 水を少し少なめにすることがあります。ただし、新米だから必ず減らすという決まりではありません。掲載当時は減水する例として、お米の1.1倍の量の水、つまり米カップ1(=180ml)なら水198mlを紹介していました。まずは土鍋の取扱説明書や米の案内を参考に炊き、食感を見て加減しましょう。

土鍋でご飯を炊く手順

火にかけよう

土鍋にお米と水を入れ、炊く前に米へ十分に水を吸わせておきます。吸水の時間や場所は製品の説明に従い、土鍋内で長時間吸水させないよう指定されている場合は、ボウルなどを使ってください。準備ができたら、いよいよ火にかけます。ポイントは、「火の強さを変えるタイミング」と「蒸らし時間」です。以下の図と時間は、掲載当時のガス火で炊く手順例です。土鍋の形や大きさ、炊飯量、熱源によって変わるので、取扱説明書の火加減・加熱時間・蒸らし時間を優先しながら、1つずつ確認していきましょう。

手順1:強火にかけて沸騰させる

強火にかけて沸騰させる

この旧手順例では、まずは 強火にかけて沸騰させます。ただし、強火を使えるかどうかは製品によって異なります。実際には取扱説明書で指定された火加減にし、ガス火では炎が鍋底からはみ出さないようにしてください。

手順2:沸騰したら弱火にする

沸騰したら弱火にする

土鍋の蓋の穴から液体が出てきて、蓋のふちから湯気がよく出るようになったら 弱火にします。そこから15分間、じっくり炊きましょう。

手順3:火を止めて蒸らす

火を止めて蒸らす

火を止めて、10分間放置して蒸らします。この蒸らし時間が、お米をふっくら仕上げるためのポイントになりますので、気を急かさずに待ちましょう。

手順4:一度蓋を開けてほぐす

一度蓋を開けてほぐす

蓋をあけて、しゃもじを周囲から入れてぐるっとさせて、底からひっくり返すようにほぐします。ご飯をほぐすと余分な水分を逃がし、粒を整えることができます。ただし、焦げ付きやすさは火加減や鍋によっても変わります。蓋を開けるときの蒸気や熱い鍋に注意しましょう。

手順5:再度ふたをして蒸らす

再度蓋をして蒸らす

この旧手順例では、最後に蓋をしてもう一度、5分〜10分くらい蒸らします。これはすべての製品で必須の工程ではないので、製品の説明と炊き上がりに合わせてください。

土鍋で美味しくご飯を炊くコツ

火加減の調節

鍋の大きさによって、「強火」「弱火」の調節は変わります。鍋が大きい、あるいは小さい場合、コンロに書かれている火加減では正しく調節できない場合があるので注意です。IHでは図の炎をそのまま目安にせず、土鍋がIH対応かどうかも含めて、土鍋と加熱機器の説明を確認してください。

火加減については、こちらの記事で詳しく解説しているので、参考にしてみてください。

あわせて読みたい強火、中火、弱火とはどれくらい?正しい火加減の強さを解説

まとめ

土鍋でご飯をおいしく炊く方法についてのまとめを、以下に貼っておきます。図は掲載当時の手順例で、普通の土鍋でも炊飯利用に適したものを使います。強火や15分間・10分間・再度5分〜10分という時間は全製品共通ではないため、使う土鍋の取扱説明書を優先してください。土鍋で炊いたご飯を一度食べるとはまりますよ。意外と簡単にできるので、ぜひぜひお試しください。

土鍋での炊飯まとめ