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お米を炊くとき、炊飯器でぱぱっと炊く方も多いかと思います。
しかし実は、土鍋でごはんを炊くと米の芯までふっくらとして美味しくなるのです。
ちなみに使う土鍋は、炊飯用の土鍋ではなく、普通に鍋をするときの土鍋でOKです。
鍋の季節で土鍋を出す機会もあるかと思うので、美味しくお米も炊いてみませんか?
お米をとぐ
いつも通りに研げばOKです。お米の研ぎ方のコツは下の記事で解説しています。
土鍋炊飯をするときの水加減
まず重要なのは水加減です。炊飯器と違って、土鍋には水を入れる目安の線がありません。
「お米の1.2倍の水」が目安
どれくらいの水を入れればよいかというと、 お米の1.2倍の水が必要になります。つまり、米カップ1(=180ml)なら水216mlが必要となります。
新米なら水の量に注意
初秋に出回る、その年に収穫したお米である新米は、お米が含んでいる水分が多めになっています。なので、炊くときには 水を少し少なめにする必要があります。具体的には、お米の1.1倍の量の水にします。つまり、米カップ1(=180ml)なら水は198ml入れます。
土鍋でご飯を炊く手順
火にかけよう
土鍋にお米と水を入れたら準備OK。いよいよ火にかけます。ポイントは、「火の強さを変えるタイミング」と「蒸らし時間」です。1つずつ解説していきます。
手順1:強火にかけて沸騰させる
まずは 強火にかけます。沸騰するまで温度を一気に上げましょう。
手順2:沸騰したら弱火にする
土鍋の蓋の穴から液体が出てきて、蓋のふちから湯気がよく出るようになったら 弱火にします。そこから15分間、じっくり炊きましょう。
手順3:火を止めて蒸らす
火を止めて、10分間放置して蒸らします。この蒸らし時間が、お米をふっくら仕上げるためのポイントになりますので、気を急かさずに待ちましょう。
手順4:一度蓋を開けてほぐす
蓋をあけて、しゃもじを周囲から入れてぐるっとさせて、底からひっくり返すようにほぐします。こうしておくと、ご飯が土鍋にガリッガリにくっつくのを防ぐことができます。
手順5:再度ふたをして蒸らす
最後に蓋をしてもう一度蒸らします。5分〜10分くらい、放置しましょう。
土鍋で美味しくご飯を炊くコツ
火加減の調節
鍋の大きさによって、「強火」「弱火」の調節は変わります。鍋が大きい、あるいは小さい場合、コンロに書かれている火加減では正しく調節できない場合があるので注意です。
火加減については、こちらの記事で詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
まとめ
土鍋でご飯をおいしく炊く方法についてのまとめを、以下に貼っておきます。土鍋で炊いたご飯を一度食べるとはまりますよ。意外と簡単にできるので、ぜひぜひお試しください。