読んでよかった!
本当に面白いおすすめ漫画
55本当におすすめできる漫画だけを、50冊以上集めました。SF、バトル、サスペンス、スポーツ、ギャグ…とジャンル関係なく、管理人が面白いと思ったもの選んでいます。
年齢・性別問わず、誰もが楽しめる作品ばかりです。ぜひ参考にしてみてください。(順次新しい漫画を追記・入れ替えしていきます)
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おすすめ漫画ベスト10
1. かくかくしかじか
※止まらない=読み始めると止まらなくなる度合い作者「東村アキコ」先生の半生を描いた自伝マンガです。
芸大受験対策のために通い始めた絵画教室で出会った「先生」の存在が、東村先生の人生に与えた影響を、楽しく、時に切なく描いています。他人に厳しく自分勝手ながらも、絵を描くことを誰よりも愛する先生。絵に人生の全てをかける先生の生き方がドラマチックなのです。
主人公=作者の、飾らずに自分勝手な部分も隠さない心理描写には面白くもリアリティーがあり、いつの間にか感情移入してしまいます。また、東村先生らしいギャグが多く、テンポよく最後まで読める漫画です。
読み終わった後の「いいものを読んだ」感が随一の超おすすめ漫画です。また、東村アキコワールドを楽しみたいなら、「ひまわりっ〜健一レジェンド〜」もおすすめ。東村先生の大学卒業後の実話が元になっている、斜め上をゆく父親を題材にしたギャグ漫画です。
他にも東村先生の作品には面白い漫画が盛りだくさん。実写ドラマにもなった「東京タラレバ娘」は、20代〜40代の女性に刺さるシリアスさも兼ね備えた作品です。2019年6月には新シリーズ「東京タラレバ娘シーズン2」の連載も開始しました。
2. 宇宙兄弟
展開、設定、キャラ、ギャグ要素、全てが最高な宇宙マンガです。 弟が宇宙飛行士になった一方、宇宙への憧れを捨てきれない会社員である主人公のムッタが、JAXAへの選考試験を受けるところから物語は始まります。
NASA、JAXAなどの描写も本格的で、常に新鮮さを味わうことができます。複雑なテーマを扱いながらも、ややこしく感じさせない分かりやすいストーリー展開になっているのもスゴイどころ。
©宇宙兄弟(モーニングKC)
回想やセリフなどに含まれる伏線⇒回収が見事に繰り返され、おぉ〜と繋がる瞬間がたくさんあります。また、ギャグ要素もわざとらしさが無くて秀逸。思わず声を出して笑ってしまいます。実写映画もあります。
人生で読んできた漫画の中でいちばん好きな作品です。
3. 私の少年
4. バガボンド
5. 聲の形
聴覚障害のヒロインがストーリー展開の軸になります。とはいえ、障害自体よりも「いじめ」「人の身勝手さ」「人の分かり合えなさ」が生々しく描かれています。
主人公とヒロイン以外の登場人物の心の葛藤にも焦点が当てられており、「生きるってのは大変なことだな…」とつくづく感じるのです。
そんな重いテーマながらも、重苦しさはなく、ドキドキしながら読み進めることができます。これもこの作品の魅力です。
全7巻ですが、読み出すと続きが気になって気になって気になって仕方なくなります。 特に5巻を読むと、6巻が気になりすぎて何も手につかなくなります。アニメーション映画にもなっているので、漫画とあわせておすすめです。
6. BLUE GIANT
熱のこもったジャズ漫画です。 ジャズにのめり込んだ高校生が下手くそながらも、毎日、誰よりも練習を続けます。酷評されても、めげずに、より練習に精を出し、少しずつステップアップしていきます。大筋は、王道の展開のようですが、全く王道ではない展開がたくさんあります。
©BLUE GIANT(ビッグコミックス)
また、演奏シーンの表現が秀逸。「音」や演奏者の「気迫」が力強く描写されており、音が聴こえなくても引き込まれるのです。
「BLUE GIANT」は全10巻ですが、物語はその後も続きます。「BLUE GIANT SUPREME」という漫画タイトルに変わり、ドイツ編が始まります。
7. コウノドリ
産婦人科を舞台にした名作。 無脳症やマタニティーブルー、DVなど重い題材を扱っており、心にずっしりとくるものがあります。妊娠時のリスクなど、想像よりも厳しい現実を思い知らされます。が、「こんなこともあるんだ」と知るよいきっかけになるかもしれません。
シリアスな話が多いとはいえ、主人公の産科医の安定感と人情味あふれる人柄のせいか、読むのが苦にはなりません。 また、家族の愛情や出産の幸せなども描かれており、心が温まります。ちなみに、モデルになった医師の方がいらっしゃるみたいですね。
2008年に作者の鈴ノ木が妻の出産に立会って感動し、これを伝える使命を感じ、漫画化を企図したことから始まった。
当時大阪大学病院で妻の担当医だった、りんくう総合医療センター泉州広域母子医療センター長の荻田和秀産婦人科医が主人公のモデルとなっている。
コウノドリ
伝える使命を感じて、漫画化を企図するってしびれますね。なお、実写ドラマ化もされています。
8. 僕だけがいない街
とてつもなく面白いサスペンス漫画です。 売れない漫画家の悟は、いつの間にか「リバイバル」という能力を獲得します。リバイバルは、直後に起こる「悪いこと」の原因が取り除かれるまで、その直前の場面に繰り返しタイムスリップしてしまうというもの。 大きな事件に巻き込まれた悟は、リバイバルにより事件をなんとか解決しようと試みます。
スピーディーで壮大な展開が続き、読むのが止まりません。伏線の回収もうますぎる。話が進むにつれて面白さが加速します。ネタバレを読むと面白さが半減するので注意しましょう。読み終わったあと、2回目を読みたくなる作品です。ちなみに、実写映画化もされています。
物語は8巻で終わります。9巻は、主人公の仲間たちの視点で「当時何を考え、何をしていたのか」が描かれています。9巻まで全て読むのがおすすめです。
9. キングダム
10. All You Need is Kill
映画を観て頭をガツンと殴られたような衝撃を受け、思わずマンガも購入。映画とは展開や、登場する人物の描写がかなり異なり、別作品として楽しむことができました(とくにリタが◎)。
©All You Need Is Kill(ジャンプコミックス)
宇宙から来た「ギタイ」の襲撃に抗うため、人類は軍を結成して戦います。主人公キリヤもその軍隊の一員。彼ははじめての戦闘で、いつの間にか人類の存続を左右する特殊能力を手に入れます。
SFらしい設定が存分に活かされた読み応えのある展開になっています。
映画観た後に、漫画を読むと「え?終わり?」という気持ちになるかもしれません。ハッピーエンドを期待して読むと、終わったときに唖然とする可能性あり。
最高に面白い漫画
11. 母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った
もともとはWebで無料連載されていた、1巻完結の漫画です。 僕もWebで読んでいたのですが、ものすごーく心に沁みたので紙でも購入しました。
©母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った(BUNCH COMICS)
母が癌を告知されてからの闘病生活、葬儀、そして母がいない世界での暮らしが綴られています。重いテーマですが、絵のゆるさと作者の媚びない素直な心情表現のためか、構えなくてもサクサクと読めます。この本を読んで「いますぐ親孝行をしたくなった」という人も多いはず。
大切な人を失った経験のある方にとっては、少し前向きになる気力がもらえる漫画です。
12. この世界の片隅に
13. BAKUMAN。
14. 亜人
死んでも死なない人間、「亜人」。日本には2人しか確認されていません。
©亜人(アフタヌーンコミックス)
ある日、主人公はトラックに轢かれるも生き返り、亜人であることが発覚します。普通の高校生活から一転、捕獲時の賞金に目がくらんだ人間や、亜人を使った悲惨な人体実験を行う政府から逃れ、逃亡生活を送るハメに。
そんな折、主人公と同じ亜人である「佐藤」が、人間に対して戦線布告。隠れて生活していた亜人たちも登場し、亜人側につく亜人、人間側につく亜人に分かれ、アクション要素満載なスリリングな戦いが始まります。
主人公が少年マンガによくいる熱血正義漢ではなく、打算的で冷酷なタイプであることが作品をより面白くしています。ひどいな、おい!とこんなにも主人公に対して思う作品はなかなかありません。笑
戦闘シーンも大迫力で、死なない亜人ならではの作戦に「そうきたか」と驚かされます。
14. 約束のネバーランド
15. やれたかも委員会
ネットでときどき見かける「やれたかも委員会」です。 あのとき、もしかしたら「やれた」のかもしれない…。男女の過去の「やれたかも」体験を「やれたかも委員会」が判定します。
1話は5分くらいで読み切れるくらいの短さ。その1話に、誰かの「やれたかもしれない」回想がぎゅっと濃縮されて語られます。そして、その回想に対して高々と「やれた」ボードを掲げる審査委員長の姿にシビれます。
©やれたかも委員会(電書バト)
ただ笑えるだけでなく不覚にもちょっとドキドキしてしまうんですよねぇ。もしかすると、自分の体験と重なる話もあるかもしれません。ちなみに、実写ドラマ化もされるようですね。
16. ゴールデンカムイ
2016年の漫画大賞ということで手を出してみたのですが、刺激的な展開で最新巻まで一気読みしてしまいました。ざっくりとしたあらすじは「アイヌによるとんでもない額の埋蔵金を手にするために争い合う」というもの。騙し騙され、戦い、ときには仲間になり、そして裏切りも…と読んでいてハラハラし、止まらなくなります。
また、山の中でのサバイバルの描写にはとてもワクワクします。野生動物を罠で捕らえたり、自然の知恵をフル活用して敵から逃げ切ったりと「なるほどなー」と感心してしまうシーンがたくさんあります。
さらに、「グルメマンガかな?」と思うほどに、食事のシーンにかなりのページが割かれています。好みが分かれる部分かもしれませんが、個人的には「ジビエ料理ってこうやって作るんだなー」と興味深く読めています。
バガボンドが好きな人はきっと大いにハマるんじゃないかと思います。笑える描写がある一方、グロテスクな描写がちらほらあるので注意。2024年には実写映画にもなりました!
17. はたらく細胞
18. I''s(アイズ)
15年以上前に少年ジャンプで連載された恋愛モノの漫画。「少年漫画の恋愛モノ」というと、チープな印象を何となく感じてしまいそうですが、とっても完成度が高いのです。
舞台は高校。ヒロインと主人公は少しずつ距離を縮めていくのですが、その過程にかなり引き込まれます。こっちまでアドレナリンが出るような、ワクワクやウズウズを感じさせてくれます。
絵もとても上手で、登場人物一人ひとりにハッキリとした個性があって魅力的です。男女年齢問わずおすすめできる一冊。
昔の作品にも関わらず、全く色褪せていません。15巻で完結しています。
19. くも漫
20. HUNTER×HUNTER
鉄板のバトル漫画です。ストーリー展開にはさほど目新しさはないかもしれませんが、戦闘シーンの面白さは随一です。敵キャラが個性的で、想像を超えるような心理戦や頭脳戦が繰り広げられるのですよね。
あと、HUNTER×HUNTERといえば、休載ですね。休載記録を年別にまとめると以下のようになるようです。
2006年 1年8ヶ月の長期休載
2007年 3ヶ月の休載
2008年 6ヶ月の休載
2009年 1年の休載
2010年 1年1ヶ月の休載
2011年 2年3ヶ月の休載
2014年 9話連載後長期休載を発表。
2018年4月 約1年の連載後、再び休載
少年ジャンプ漫画では異色の不定期連載となっている作品です。なお、2018年1月29日発売のジャンプをもって連載が再開されましたが再び休載、連載を繰り返しています。
それでもファンがほとんど離れず、むしろ連続で掲載されると「富樫先生が仕事した!」と嬉しくなってしまう不思議。
21. ツレがウツになりまして
22. 深夜食堂
絶妙な空気感の演出に魅了されるグルメ漫画です。壮大さや派手さはありませんが、これがとても面白いのです。 歓楽街にある小さなお店『深夜食堂』。営業時間は深夜の0時〜朝7時まで。その分、夜のお仕事をするお客さんが来ます。お客さんの人間性と人生が、深夜食堂を通して、少しずつ明らかになっていきます。
©深夜食堂(ビッグコミックススペシャル)
何となく物悲しげでゆったりと流れるような空気感が出ており、読んでいて不思議と落ち着くのです。また、お客さんが美味しそうにごはんを食べている姿には、こっちまで少し幸せな気分になります。
「深夜食堂」は実写ドラマ化もされているため、ご存じの方も多いはず。
23. 進撃の巨人
説明するまでもないほどに人気の漫画ですね。単行本最新巻を読み切ると、どうしてもモヤモヤが募り、先が気になって仕方なくなり、つい「進撃の巨人 ネタバレ」とググってしまうんですよねぇ。世界の真相が明かされたときには衝撃が。伏線が回収されるたびに、読み返したくなる漫画です。
そして、この漫画がすごいのは、グロテスクな描写にも関わらず、万人受けする点です。 60近い親もどっぷりとハマっていました。また、海外でも人気があるようで(英語版だとAttack on Titan)外国の友達と話すときにも話題になります。
あの複雑な設定、グロテスクな描写で、誰が読んでも面白い作品に仕上がっているというのは稀有なことですね。とにかく最終話に向かっていくほど衝撃なので、巻数は多いですが最後まで読んでほしいです!読後感はんぱないです!!
24. 銀の匙
進学校である中学の勉強で精神を病みかけた主人公が、厳しい父親がいる家から逃れるため、寮のある農業高校に進学します。
サラリーマン家庭の人間には考えられない農業界の常識や厳しさ、なによりも楽しさに触れ、主人公は少しずつ気力を取り戻していきます。
この漫画の面白いところは、「農業はのんびり」という世間一般的なイメージをガツンと打ち砕いてくるところです。 農業界の問題や理不尽さをリアルに描き、しかし同時に農業の面白さも伝えているのです。
こういう世界もあるんだなーと勉強になります。作者は名作「鋼の錬金術師」と同じですが、まったく違った作風となっています。(コメディ部分はあいかわらず面白いです)なお、作者は農家出身のため、農業周りの描写がとてもリアルで「過酷…!」と驚きの連続です。
25. ニャアアアン!
Twitterで有名な鴻池剛さんの、愛猫"ぽんた"との日常を綴ったフルカラー漫画です。1ページくらいで完結する話がたくさん載っています。作者が猫に振り回される姿には腹を抱えて笑えます。2巻や3巻も発売中です。
【漫画日記】猫が煽ってくるhttps://t.co/cRM8EWuofA pic.twitter.com/MOMuPK0908
— 鴻池 剛 (@TsuyoshiWood) 2016年10月1日
26. カルト村で生まれました。
「所有のない社会を目指す」というカルト村で生まれた女性の少女時代の体験が綴られています。体罰は当たり前、数々の洗脳教育、子どもの頃から手紙は検閲されところどころ文が塗りつぶされる…、 なかなか知ることのできない世界が淡々と描かれているとても貴重な体験記です。
絵がかわいいこともあり、重苦しさや恐さのようなものはほとんど感じられません。「日本にもこんな社会があるのか…」と驚きながらもサクサクと読んでいくことができます。
気に入ったら、続編の「さよなら、カルト村。」や「カルト村の子守唄もおすすめです。
27. スラムダンク
28. BECK
映画化もされたバンド漫画です。あまり期待せずに読み始めたらドハマリしました。 ストーリーは、平凡な毎日を退屈に感じていた主人公の少年が、犬を助けたことをきっかけに、バンドの世界に足を踏み入れて始まっていきます。
全34巻ですが、テンポの良い展開が続き、ダレることなく読破してしまいました。 バンドの世界はほとんど分からないまま読みましたが、存分に楽しむことができました。むしろバンドに詳しくないからこそ、新鮮な刺激があったような気がします(実際はどのなのかは分かりませんが)。
映画も観ましたが、やっぱり漫画の方が主人呼応が歌うシーンに違和感が無くて良いですね。ただ桐谷翔太の歌は、想像以上にしっくりときてびっくり。
29. ちはやふる
30. エリア51
31. 山と食欲と私
登山への強いこだわりを持つ27歳のOL「日々野鮎美」は、休日にふらっと単独で登山に出かけます。そして、山で食べる少し凝ったごはんが、毎度ものすごく美味しそう。
「今すぐ登山に行って山頂でこの料理食べたすぎる」という気持ちになります。話はどれもリアルで予想外の展開はないのですが、何となく自分も登山しているような気分を味わえます。
ちなみに、くらげバンチで一部を読むことができます(僕もここで読んでハマりました)。会員登録も必要ないので、気になる方は是非目を通してみることをおすすめします。
32. もやしもん
農業大学に入学した主人公の沢木は、実は「菌が肉眼で見えてコミュニケーションもとれる」という男子学生。
©もやしもん(イブニングコミックス)
そんな沢木の農業大学での生活や、周りのキャラが濃すぎる先輩や教授との関わりを描いた漫画なのですが、 なにがすごいって「とても勉強になる」のです。
ハプニングだらけで楽しく読み進められるのですが、 菌のこと、発酵食品のことなどなど、ものすごく分かりやすく書かれています。枠外のミニコラムも見逃せません。
ちなみに、東北大学のとある授業では、この「もやしもん」が教科書に指定されているほど。 笑いながら、「へーーー」とタメになる、他になかなかない漫画です。
33. GIANT KILLING
サッカー漫画なのですが、珍しいことに主人公は監督です。 大まかなあらすじは、主人公が弱小プロサッカークラブの監督に就任し、巧みな戦術と采配でチームを勝利に導いていくというもの。
©GIANT KILLING(モーニングKC)
スポーツ漫画はどうしても展開や試合の描写が1パターンになりがちな気がしますが、GIANT KILLINGは想像の斜め上をいく展開が続き、まったく飽きません。
さらに、監督、選手だけでなく、サポーターやメディアにまで焦点が当てられています。とても完成度が高いおすすめの作品です。
34. 喰う寝るふたり、住むふたり
10年もの間付き合っているカップルの穏やかな生活が描かれています。
彼氏目線と彼女目線が交互に展開される構成になっていますが、その構成を存分に活かした作品です。それもあってか、どちらの言い分も分かるなー、同棲って難しいなーという気持ちが余計に募るのですよね。特別なことは殆どなく、ごく普通の日常生活が描かれているのも魅力。男女問わずおすすめです。
同作者の「ふつつか者の兄ですが」もおすすめです。引きこもりの兄を持つ女子高生の妹と、突然部屋から出てきて空回りしながらも前向きに生きようとする兄のお話です。
35. 弱虫ペダル
36. 江ノ島ワイキキ食堂
37. おもち日和
イラストがかわいくて、サクサクと読むことができます。短いエピソードがたくさん詰まっていて、たまに手に取って読むと、少し幸せな気分になります。奥さんの優しさがにじみ出ていて良いんですよねぇ。
娘がルンバみたいなんです #おもち日和 pic.twitter.com/17xsToYWZ7
— 吉本ユータヌキ (@gonnakill_uta) 2016年5月31日
38. ひきだしにテラリウム
39. マルドゥック・スクランブル
40. 同居人はひざ、時々、頭のうえ
41. 天地創造デザイン部
42. ヨルムンガンド
親を殺した武器を憎みながらも、武器商人と旅をすることになった少年「ヨナ」。
不思議な魅力をもつ女武器商人「ココ」の野望を達成するために、おかしな仲間たちと、暗殺者や同業者らと激しい戦いを繰り広げていきます。仲間たちもココの目的は知らず、彼女の人間性に惹かれて付き従っています。物語後半、ココの最終目的を聞いた主人公は…。
アクション性の高い漫画で迫力があり、仲間だけでなく次々現れる刺客も個性的で面白みがあります。 「武器が憎いが、武器に頼らなければ生きていけない」という主人公の葛藤も描かれており、最後まで目が離せません。
全11巻と短めで完結しています。読みだしたらきっと止まらなくなるはず。
43. 3月のライオン
高校生ながら将棋で生計をたて一人暮らしをしている、虚しさを心に抱えた主人公。ある日、倒れているところを拾われ、3姉妹と知り合います。
両親がいない三姉妹の優しさに触れ、少しずつ人間くさく生きることに前向きになっていきます。3姉妹にほっこりしながら、空回りする主人公にハラハラしながら、ぜひ読んでほしいおすすめの漫画です。
将棋を軸にした物語ですが、登場人物に焦点を当てた物語なので、将棋の知識がなくても楽しめます(将棋の解説コラムもあります)。
作者である羽海野先生のデビュー作、「ハチミツとクローバー(完結済)」も読後感が最高で、おすすめです。
44. オデット
45. 銀魂
46. 甘々と稲妻
47. 坂本ですが
48. 東京喰種(トーキョーグール)
49. 鬼滅の刃
主人公の炭治郎は山で家族と暮らしていましたが、不在中に鬼に家を襲撃され、家族を失ってしまいます。妹の禰豆子だけは助かりますが、なんと人を喰らう鬼に変貌。
妹を人間に戻し、家族の仇を討つため、 炭治郎は過酷な修行に耐え、鬼を倒す部隊に入隊します。元凶である「鬼舞辻」からの手強い追っ手に、炭治郎は鬼になった妹や仲間たちとともに戦いを繰り広げていきます。
ストーリー的にはシリアスですが、随所に笑いが散りばめられていて割と軽く読むことができます。アニメ版も大人気です。
©鬼滅の刃(ジャンプ)
最初は絵に抵抗がある人もいるかもしれませんが、読み進めていくとかなりハマります。シュールな笑いが癖になります。
50. サラリーマン山崎シゲル
サラリーマンの山崎が、ありふれた日常をむちゃくちゃに過ごすギャグ漫画です。冷静なツッコミ役の部長の不憫さがたまりません。
部長に会議資料を提出するために部長のデスクに階段をつけて登ってみたり、フルーチェを作るときに「海のミルク」である牡蠣を使ってみたり(失敗する)…やることなすことがナナメ上すぎる大暴走。淡々と続く山崎のむちゃくちゃっぷりに、シュールな笑いが止まらない、クセになるギャグ漫画です。
©サラリーマン山崎シゲル(ポニーキャニオン)
このページでも紹介している「坂本ですが」が好きなら、結構ハマるかもしれません。
51. 暗殺教室
成績下位の生徒が集められたE組。そこへ担任として突然赴任してきたのは、なんと月を爆破した、触手をもつ超生物。
マッハ20で飛べるその生物は、月と同じように地球も爆破するつもりだと言います。しかし、E組の担任として教師をやらせてくれるなら、3月の卒業までは爆破はしないとのこと。それまでの間、E組の生徒は暗殺者として超生物「殺せんせー」の命を狙うことに。
今までになかった、笑いあり涙ありの学園ギャグバトルマンガです。
昼休みに四川(中国)へ行って本格麻婆豆腐を食べたり、放課後にアメリカへハリウッド映画を観に行ったりなど、殺せんせーの圧倒的ハイスペック感が笑えます。
52. 青の祓魔師
主人公の燐は、ある日視界に変なものが見え始めます。その正体は悪魔であり、父親がわりの神父はそれを祓うことができる有能なエクソシストでした。燐の変化に気づいた神父は燐を隠そうとしますが、燐を狙う「サタン」の急襲を受けてしまいます。
実は燐はサタンの息子であり、サタンは燐を迎えにきたというのです。神父は命と引き換えにサタンを追い返すことに成功しますが、「サタンの息子」という理由で今度は人間たちに命を狙われる燐。生き延び、そして悪魔に対抗するために燐は「エクソシストになる」という険しい道を選びます。
絵も綺麗で読みやすいです。ブリーチが好きな人に特におすすめです。
53. となりの怪物くん
主人公のシズクは、年収1000万の職に就くことを目標にかかげたガリ勉女子。友達は不要と考え、自分の成績にしか興味がないシズクですが、ひょんなことから隣の席の天然問題児ハルに懐かれ、告白までされてしまいます。意味不明な行動で問題を起こしまくるハルに振り回されるなかで、自分の中の「感情」に気づくシズク。ネット依存ぎみのコミュ障美少女あさ子、誰とでも仲良くなれる爽やか男子ササヤンらも巻き込んで、天然すぎるハルと感情に疎いシズクという不器用同士な二人の距離が、近づいたり離れたり?!
随所に笑いを散りばめながらもキュンともさせてくる、めちゃくちゃバランスのいい読みやすい少女マンガです。登場人物もみんな魅力的!(ヤマケンがすき)
54. おじさまと猫
ペットショップで売れ残っていた一匹のブサイクな猫。お店に現れたおじさまは、「この猫がほしい」と言います。まさか自分が選ばれるとは思えない猫は、「期待なんかさせにゃいでくれ!」と卑屈になりますが、「うちの子におなり」と優しく抱き締められ、そのままおじさまの家族になり、「ふくまる」と名付けられます。ダンディでちょっと天然なおじさまと、甘えることを覚えていくふくまる、可愛い二人のほっこり幸せな生活を垣間見れるマンガです。
猫と暮らすことで生活や気持ちが素敵な方向に変わっていくことを実感できる、そんなマンガです。桜井海先生の「神とよばれた吸血鬼」もおすすめです。
55. ヴィンランド・サガ
主人公の少年「トルフィン」は、父の仇であるヴァイキングの頭領「アシェラッド」の軍団で戦士として生きていました。その目的は、敵を屠る褒美として「アシェラッドに決闘を申し込む権利を得る」こと。復讐を果たすためだけに強くなり、戦いに明け暮れていたトルフィンですが、ある事件をきっかけに生きる目的を失ってしまいます。虚無と絶望を乗り越え、やがてトルフィンは新しい仲間たちと旅へと繰り出します。理想の地、「ヴィンランド」を目指して…
主人公の「目」がどんどん変化していく描写も見事です。戦闘シーンの迫力もすごいので、アクション好きとしてもたまりません。また、スリルや迫力の中にも笑えるところが多く、気分よく読めます。とにかく、一度読み始めたら止まらない、そんなマンガです。
あとがき
ここまで「心からおすすめできる漫画」を50作品以上紹介してきました。最後に「面白いけど定番すぎる」ために今回の選考から外した作品をまとめておきます。
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