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おいしいアスパラの選び方は?いつが旬?アスパラの栄養は?アスパラのあれこれについて、解説します。グリーンアスパラについての解説です
1. アスパラの選び方
アスパラを選ぶときは、「穂先」「全体」「切り口」を見ましょう。 穂先が締まっているものが良品です。また、全体としては緑色が鮮やかなものは日をよく浴びたおいしいアスパラです。 新鮮なものは、茎がまっすぐで切り口が白くて綺麗です。茎が曲がっている、切り口が乾燥あるいは変色しているものは鮮度が落ちています。
- 穂先が締まっている
- 緑色が鮮やか
- 茎がまっすぐ
- 切り口が綺麗
2.アスパラの旬
アスパラの旬は5月〜7月ごろの初夏です。年中スーパーに並んでいますが、この頃のアスパラは味が濃く、栄養価も高いのです。
生産量のピークも5〜6月ごろなので、値段はこの頃から秋の初め頃までが安いです。秋や冬は、国内産のアスパラは値段が上がります。
3.アスパラの栄養
アスパラはビタミンやアミノ酸を多く含み、茹でてもそれらの栄養が流出しにくいという特徴があります。
含まれている栄養素のうち主なものを以下で挙げます。なお、病気の予防に繋がる栄養もありますが、アスパラを食べていれば安心、ではなく、バランス良くいろいろな食物を食べて栄養を吸収しましょう。
アスパラに含まれる主な栄養
アスパラギン酸
アスパラの独特な旨味のもとです。エネルギー代謝を活発にし、疲労回復を早める効果があります。また、末梢血管を広げて血圧を下げるはたらきがあるので、高血圧改善や動脈硬化予防にも繋がります。
葉酸
欠乏すると貧血などを引き起こしてしまう葉酸が、多く含まれています。葉酸は妊婦さんに多く必要な栄養素のひとつです。
ルチン
穂先に含まれています。血管を丈夫にしてくれるはたらきがあるので、動脈硬化などの予防に繋がります。
6. アスパラの豆知識
実はもともと観賞用だった?!
アスパラはヨーロッパで紀元前から栽培されていました。日本に渡ってきたのは江戸時代ですが、実は食用ではなく観賞用として渡ってきたのです。
アスパラが食用として栽培されるようになったのは、大正時代からなのです。
グリーンアスパラとホワイトアスパラは同じ品種
スーパーで普通に売っているグリーンアスパラと、缶詰としてよく売られているホワイトアスパラ、実は育て方が違うだけで、同じ品種なのです。
グリーンアスパラガスは、発芽して伸びてくるとそのまま地面から出て日光にさらされた状態で育てます。一方で、ホワイトアスパラガスは発芽したあと、地面を高く盛って、どれだけ伸びても土の中に埋まったままになるようにして育てます。よって日光が当たらず、白く育つのです。
7. まとめ
- アスパラは、穂先が締まっていて茎がまっすぐで、緑色が鮮やかで切り口が綺麗なものがおいしくて新鮮。
- アスパラの旬は初夏。
- アスパラは、アスパラギン酸や葉酸、ルチンなどの栄養を含み、疲労回復を早めたり、動脈硬化や貧血の予防に役立ったりする。
- アスパラは冷蔵保存または冷凍保存。
- アスパラは下ごしらえで根元の処理が必要。鍋で茹でるか、電子レンジで加熱する。