いろんな料理に使えて使い勝手のよいきのこ類。ダシも出ておいしいですよね。ここでは、スーパーなどで買える栽培きのこの代表的な「しめじ」「えのき」「まいたけ」「エリンギ」「しいたけ」の5種類について、使い切れないときの保存方法を解説します。傷む前の、新鮮なうちに冷凍しましょう。

1.きのこの冷凍保存の基本

そのまま調理できるような状態で冷凍

これは、「それぞれのきのこに適した切り方で切った状態で冷凍する」ということです。切るときにはまな板と包丁を使ってもよいですが、キッチンバサミを使うと洗い物が減って楽ちんです。

市販の栽培きのこは、通常は水洗いせずに使えます。汚れが気になる場合は、キッチンペーパーを軽く湿らせて拭うようにしましょう。えのきなどにおがくずが残っているときは、調理直前に短時間で洗う方法もあります。商品に洗浄の指示があればそれに従い、冷凍する際は余分な水気を取ってください。

まとめて密閉保存袋に入れて冷凍

切ったきのこは、ほぐして冷凍用の密閉保存袋に平らに入れ、空気を抜いて冷凍します。水気や詰め方によってはくっつくこともあるので、厚い塊にしないと使いやすくなります。

まとめて1枚の密閉保存袋に入れて冷凍する方法でもよいですし、使う量ごとに小分けにしておく方法もあります。いつもの料理に合わせて選びましょう。

凍ったまま調理する

冷凍したきのこは、解凍せずに凍ったままフライパンや鍋に入れて加熱調理しましょう。冷凍しても生で食べられるようになるわけではありません。量や料理に合わせて、中心まで十分に加熱してください。

2.きのこ別 冷凍保存方法

しめじの冷凍

しめじ

石突を切り落として、手でバラバラにほぐしてから密閉保存袋に入れて冷凍します。

包丁を使う場合

石づきは半分に割ってから切る

石突を切り落とすとき、包丁で切る場合は手で半分に割ってから切ると、可食部の損失が少なく済みます。

キッチンバサミを使う場合

4〜6に割ってから石づきをキッチンバサミで切る

手で4〜6個に割ってから、それぞれの石突を切り落とし、手でバラバラにします。

まいたけの冷凍

まいたけ

手で食べやすい大きさになるまで裂いてから、密閉保存袋に入れて冷凍します。キッチンバサミも包丁も不要で、きのこの中でもっとも処理が簡単です。いろんな料理とも相性がよく、大変使い勝手のいい食材です。

まいたけはどこまで食べられる?

市販の栽培まいたけには通常、切り落とす石突がありません。新鮮で汚れのないものなら、根元も含めて食べることができます。汚れや傷みがないか確かめ、加熱して食べましょう。

エリンギの冷凍

エリンギの冷凍保存

食べ方に合わせて切ればOKです。切ったら密閉保存袋に入れて冷凍します。

包丁を使う場合

適度な大きさにぶつ切りにしたり、スライスしたりしましょう。

キッチンバサミを使う場合

キッチンバサミで根元に切れ込みを入れる

根元部分に十字に切れ込みを入れて、手で裂きます。裂いた後は好みの大きさにカットしましょう。切れ込みを入れるときに手を切らないよう、十分注意してください。小さいエリンギは十字ではなく、半分に切れ込みを入れればOKです。

エリンギはどこまで食べられる?

根元をそぐ

市販のエリンギは通常、石突を取り除いて出荷されるので、新鮮で汚れのないものなら根元も食べることができます。おがくずなどが付いていれば取り除きましょう。根元が乾燥して硬くなっているときは、鉛筆を削るように薄く削ぐと食べやすくなります。これは硬い部分を整える方法で、傷んだものを食べられるようにする処理ではありません。

えのきの冷凍

えのき

おがくずなどが付いた根元の石突を切り落としてから3等分くらいにカットして、適度にほぐして密閉保存袋に入れて冷凍します。

えのきはどこまで食べられる?

えのきの可食部

図の「食べられる」は、菌床やおがくずが付いた底部を取り除いた、きれいな柄の部分を指します。その部分がぎゅっとくっついた塊は、ほぐさずに調理することもできます。菌床やおがくずの付いた石突は取り除くことが大切です。汚れや傷みがないか確かめ、十分に加熱して食べてください。

菌床などを除いたきれいな柄の塊は、ステーキのようにそのまま焼くとおいしいです。両面に小麦粉を振り、フライパンにバターを熱してえのきの両面を焼き、中心まで十分に加熱したら、しょうゆを回しかけてバターしょうゆ焼きにするのがおすすめです。

しいたけの冷凍

しいたけ

根元先端の石突を切り落とし、スライスかぶつ切りにしてから密閉保存袋に入れて冷凍します。キッチンバサミで切ってもOKです。

しいたけの軸は食べられる?

しいたけの軸は食べられる

しいたけは傘の部分と軸の部分に大きく分かれますが、軸の部分も食べることができます。適当にぶつ切りにするか、斜めにスライスするなどして傘と一緒に冷凍しておきましょう。傘の部分同様、栄養もあります。先端の石突だけ切り落としてくださいね。

3.まとめ

新鮮なうちに冷凍保存を活用すれば、大量に入った格安パックも使い切りやすくなり、節約にも繋がります。調理時は凍ったままフライパンなどに入れて十分に加熱します。あらかじめ切っておけば、いちいち料理の都度切る必要がなく、時間の節約にもなります。保存の目安も確認しながら、ぜひお試しください。

おまけ:野菜の冷凍方法

その他、野菜の冷凍方法は以下のリンクで解説しています。

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