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いろんな料理に使えて使い勝手のよいきのこ類。ダシも出ておいしいですよね。ここでは代表的な「しめじ」「えのき」「まいたけ」「エリンギ」「しいたけ」の5種類にについて、使い切れなかったときのために保存方法を解説します。
1.きのこの冷凍保存の基本
- そのまま調理できるような状態で冷凍する。
- まとめてジップロックなどの密閉保存袋に入れて冷凍する。
- 調理するときは凍ったままフライパンや鍋に入れる。
- 冷凍なら2週間〜1ヶ月程度の保存が可能。
そのまま調理できるような状態で冷凍
これは、「それぞれのきのこに適した切り方で切った状態で冷凍する」ということです。切るときにはまな板と包丁を使ってもよいですが、キッチンバサミを使うと洗い物が減って楽ちんです。
なお、風味が落ちるので、基本的にきのこは洗ってはいけません。汚れが気になる場合は、キッチンペーパーを軽く湿らせて拭うようにしましょう。
まとめて密閉保存袋に入れて冷凍
玉ねぎなどと違って、きのこは切り口からそこまで水分が出ないので、凍ったときにきのこ同士がぴったりくっついてしまうことがありません。簡単にバラせます。
なので、小分けなどにせず、まとめて1枚の密閉保存袋に入れて冷凍するのがおすすめです。
凍ったまま調理する
凍ったきのこを解凍してから調理すると、きのこがベシャベシャになり、旨味も溶け出してしまいます。凍ったままフライパンや鍋に入れて調理しましょう。
2.きのこ別 冷凍保存方法
しめじの冷凍
石突を切り落として、手でバラバラにほぐしてから密閉保存袋に入れて冷凍します。
包丁を使う場合
石突を切り落とすとき、包丁で切る場合は手で半分に割ってから切ると、可食部の損失が少なく済みます。
キッチンバサミを使う場合
手で4〜6個に割ってから、それぞれの石突を切り落とし、手でバラバラにします。
まいたけの冷凍
手で食べやすい大きさになるまで裂いてから、密閉保存袋に入れて冷凍します。キッチンバサミも包丁も不要で、きのこの中でもっとも処理が簡単です。いろんな料理とも相性がよく、大変使い勝手のいい食材です。
まいたけはどこまで食べられる?
まいたけに石突はありません。なので、スーパーで買ったらそのまま全て食べることができます。捨てるところがありません。
エリンギの冷凍
食べ方に合わせて切ればOKです。切ったら密閉保存袋に入れて冷凍します。
包丁を使う場合
適度な大きさにぶつ切りにしたり、スライスしたりしましょう。
キッチンバサミを使う場合
根元部分に十字に切れ込みを入れて、手で裂きます。裂いた後は好みの大きさにカットしましょう。切れ込みを入れるときに手を切らないよう、十分注意してください。小さいエリンギは十字ではなく、半分に切れ込みを入れればOKです。
エリンギはどこまで食べられる?
基本的には石突は切り落とされて出荷されるので、スーパーで買ったものは全て食べることができます。しかし、根元部分が乾燥して硬くなっていることはあります。その場合は、鉛筆を削るように薄く削ぐだけでOKです。
えのきの冷凍
石突を切り落としてから3等分くらいにカットして、適度にほぐして密閉保存袋に入れて冷凍します。
えのきはどこまで食べられる?
えのきがぎゅっとくっついている部分まで切り落としているかもしれませんが、実はその部分、食べられるのです。一番根元の、いかにも食べられなさそうな石突のみ切り落とせばOKです。
根元のぎゅっとくっついている部分は、ステーキのようにそのまま焼くとおいしいです。両面に小麦粉を振り、フライパンにバターを熱してえのきの両面を焼き、しょうゆを回しかけてバターしょうゆ焼きにするのがおすすめです。
しいたけの冷凍
根元先端の石突を切り落とし、スライスかぶつ切りにしてから密閉保存袋に入れて保存します。キッチンバサミで切ってもOKです。
しいたけの軸は食べられる?
しいたけは傘の部分と軸の部分に大きく分かれますが、軸の部分も食べることができます。適当にぶつ切りにするか、斜めにスライスするなどして傘と一緒に冷凍しておきましょう。傘の部分同様、栄養もあります。先端の石突だけ切り落としてくださいね。
3.まとめ
うまく冷凍保存を活用すれば、大量に入った格安パックを買っても傷ませることなく使い切ることができ、節約にも繋がります。調理時もフライパンなどに放り込むだけなので、いちいち料理の都度切る必要がなく、時間の節約にもなります。ぜひお試しください。
おまけ:野菜の冷凍方法
その他、野菜の冷凍方法は以下のリンクで解説しています。