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油揚げを使ったレシピに書かれている「油抜き」。具体的にどうやったらよいのか、なぜやる必要があるのか、それぞれについて解説します。
1.油揚げの油抜きの方法
まずは、油揚げの油抜きの方法を解説します。
手順1:お湯を沸かす
油抜きをするためには、沸騰したお湯が必要です。たっぷりめに沸かしましょう。
手順2:油揚げにお湯をかける
ボウルに油揚げを入れて、沸騰したてのお湯をかけます。箸などで軽くしゃぶしゃぶして、油を浮かせましょう。
手順3:キッチンペーパーで水気をとる
ボウルから油揚げを取り出して、キッチンペーパーで油と水を拭います。ペーパーで上下から軽く押さえればOKです。
これで油抜きは完了です。手順自体は簡単ですね。
電子レンジを使った簡単な方法
電子レンジでも油抜きすることができます。油あげ1枚をキッチンペーパーに包み、お皿に乗せて30秒ほど加熱しましょう。電子レンジは材料のもつ油や脂を抜くのが得意なので、加熱された油あげから油が抜け、キッチンペーパーで吸収することができます。
2. 油抜きの効果は?
そのままでも調理できますが、なんでわざわざ油抜きをするのでしょうか?油抜きをやる意味を解説します。
しなくてもOK
「油抜きしなければならない」というのが常識だったのは、古い油で揚げていた昔の話です。現在は新しい油で揚げられていますので、面倒であれば必ずしも油抜きする必要はありません。
そもそもなぜ油っぽいのか
油揚げは、豆腐を薄く切って、水切りしてから揚げて作ります。この「揚げる」工程で、ヘルシーな豆腐が油を吸ってしまうわけです。
油抜きの効果
カロリーダウンしてヘルシーに
油揚げが含む油の量が減るので、ヘルシーになります。油抜きをすると、油揚げ1枚につき、10kcalはカロリーダウンできます。
味がしみやすくなる
油たっぷりのままだと、油揚げの表面に油が膜を作ってしまい、煮汁や調味料が染み込むのをブロックしてしまいます。油抜きをしてこの膜を取り去ってあげることで、調味料などがよく入り込み、味がしみたおいしい料理になります。
よって、いなり寿司など、油揚げ自体にしっかり味を染み込ませる必要がある場合は、お湯をかけるのではなく、鍋でお湯を沸かし、その中で油揚げを茹でる方がよいです。もちろんこの場合も、キッチンペーパーで水気と油をぬぐいましょう。
まとめ
一手間かかりますが、油抜きは油揚げをおいしく食べるうえで大事な工程です。よりおいしい料理をつくるために、余裕があればしっかり行いましょう。
- 油揚げ熱湯をかける or 茹でる
- 水気と油をキッチンペーパーでとる
- カロリーダウンになる
- 味が染み込みやすくなる