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はじめて犬を飼うときには「何を準備すればよいのか」分からないですよね。今回は犬を迎えるときに準備しておくべきものをまとめて紹介します。
どれも、私自身の体験から選んだものです。写真もたくさんのせるので、ぜひ参考にして頂ければと思います。なお、いちばん最後にはチェックリストも載せています。
犬を飼う前に用意しておきたいもの
まずは、犬を迎える前に用意しておきたいものを紹介します。
クレート(キャリー)
クレートとは、ワンちゃんが移動するときに、中に入ってもらうキャリーケースのことです。
うちではリッチェルのキャリーを買いました。キャスター(タイヤ)がついているので転がしながら運ぶことができますし、このように普段のおうち代わりにも使っています。
うちのワンコの場合、上にブランケットや布なんかをかけると落ち着くようです。(顔をひょっこり出して可愛い)
サークル
お留守番中や、寝るときなどに犬が過ごすスペースとなるのがサークルです。大きさはまちまちです。うちでは、お留守番時間が少し長くなりそうだったので、中で飛び回れるくらい大きいものを選びました(コレ)。クレートやトイレは、サークルの中に設置するのがおすすめです。
ワンちゃん用ベッド
犬も寝るときは“ふかふか”なところを好みます。クレートの中に入れたり、ワンちゃんのお昼寝スペースを作ってあげたいときに置くと良いでしょう。夏用と冬用があるのでご注意ください。
ちなみにうちのワンコはベッドを噛んでボロボロにしようとしていました。なるべく厚手のものを選ぶのがおすすめです…!(あとタグはあらかじめ切る!)
ドッグフード
子犬であれば、幼犬用のドッグフードを用意しましょう。ドッグフードの選び方はとても重要です。できるだけ変な添加物が入っていないものを選びましょう。詳しくは、別の記事で解説しています。
ごはん用のはかり
1日にあげるごはんの量は「◯◯g」と決まっています。ドッグフードごとにこの数字は違っており、だいたいパックの裏に書いてあります。
毎回のごはんを適量にするためにはかりを使うと良いでしょう。「1回の量」は「1日の量」を食事回数で割れば良いですね。うちでは定番のTANITAのはかりを使っています。
デジタルの体重計
ごはんの量は犬の体重によって決まります。きちんと測るために、デジタルの体重計を使うのがおすすめです。「犬を抱っこした体重」ー「自分の体重」で測れますね。カレンダーやエクセルなんかに1週間ごとに体重を記録していくと楽しいですよ!
うちではTANITAの体重計を使っています。乗ると自動で計測が始まり、一定時間で電源が切れるので便利です。
犬用の食器
ごはんを入れるための器です。はじめは家にあるお皿を使っても良いかもしれませんね。わんこが成長したら、台座付きの高さのあるものにすると食べるときに首が楽になるので、おすすめです。
水入れ
ごはん入れと同じように器形のものを使っても良いですが、サークルに取り付けてなめて飲むタイプもあります。また、長時間お留守番させることがある場合には自動給水器を使うのがおすすめです。設置はサークル内に。なお、水がこぼれることもあるので、下にはタオルを敷くと良いですよ。
ペットシーツ
室内飼いなら必須の犬のトイレ用シーツです。子犬のうちはたくさん消費するので、薄くて安いタイプのもので良いかと思います。スーパーやドラッグストアで買っても良いですが、通販でまとめ買いすると安かったりします。
成犬になって尿量が増えたら、薄いシートでは吸いきれなくて犬の足が汚れてしまうことがあります。そうなったら、吸収力の高いシーツにするのがよいでしょう。
犬用トイレマット
ペットシーツがズレないようにするためのマットです。ゴム製のものだとゴシゴシと洗うことができ、折りたたんで持ち運びもしやすいのでおすすめです。
うちではペファミのトイレマットを使っています。可もなく不可もなくという感じですが、安かったの満足。
大量のポリ袋
子犬の頃はおしっこを頻繁にします。使用済みのペットシーツはぽり袋に入れて、ゴミ箱にポイするのが良いでしょう。100枚100円くらいのビニール袋で十分です。どうしても臭い漏れが気になる場合は、においが漏れない袋もあります。少し高価ですが、効果は絶大です。お散歩時のうんち回収にも重宝。
臭いがもれないゴミ箱
ポリ袋に入れてもどうしても匂いが漏れてしまうものです。そこで活躍するのが防臭ゴミ箱です。
我が家では人間の赤ちゃんのオムツを捨てる用のゴミ箱を使っています(コレ)。容量が大きく、しかも安かったのでかなりおすすめ。ワンタッチで開けることができ、臭いも全く漏れません。
消臭剤
必須ではありませんが、できれば置いておくと良いでしょう。
我が家ではファブリーズの消臭剤をサークルに吊るして使っています。ただし、食べられないような位置にしっかり固定するしましょう。
おもちゃ
犬を迎える前に、おもちゃを1つ用意しておくと良いでしょう。ボールやロープ、骨など種類がたくさんありますが、1番はじめはロープあたりが良いのではないかと思います。
ロープなら噛んで遊ぶことも、投げて遊ぶこともできます。歯磨きにもなります。数百円で買えるので、色々と探してみると良いでしょう(チェック)。
シャンプー
家に犬を迎え入れたら、できれば早いうちに1度シャンプーをしてあげたいですね(ペットショップや保護施設が必ずしも清潔だったかは分からないので…)。
うちのワンコの場合、引き取ったときはフケがひどかったので即シャンプーしました。はじめは実家のワンコが使っている左のものを使用したのですが、フケが治らなかったので、獣医さんのすすめで右のオーガニックホハボのシャンプーに切り替えました。笑っちゃうくらいにフケが全く出なくなったので、愛犬に適したシャンプー選びは重要。(実家のワンコは左のもので問題ありませんでした)
首輪
散歩に連れていけるようになるのは、ワクチンを2〜3回打ってからです。とはいえ、病院に連れていくときなどに、逃げ出してしまうことも考え、首輪は買っておくのが良いかと思います。また、小さいうちから首輪に慣れさせておくことも大切です。
なお、首輪の裏には名前と電話番号を書くようにしましょう。
また、散歩用にハーネスを用意するのもよいでしょう。首輪でお散歩しても良いですが、引っ張りが強い場合首の骨や気管を損傷することがあるので、ハーネスがおすすめです。
ジョイント・マット
「床に傷をつけたくない」、「アパートやマンションで犬を飼う」などの場合に心からおすすめしたいのがこちらです。
床に敷き詰めておくと、かなりの防音効果があります。丸洗いができるのも良いところ。うちではCBジャパンのマットを使っています。安くておすすめ。
大事な物・犬グッズボックス
ワンちゃん用の物をばらばらに置いておくと散らかるので、1つ入れ物を決めてそこに全部まとめておくのがおすすめです。また、ワンちゃんが来る前に大事なものは片付けておきましょう。棚や机の上など高い所に置くのも良いですが、「大事なものボックス」を作るのも手です。我が家では噛まれたくないけれどさっと取り出したい充電コードなどを入れてあります。
ぐちゃぐちゃすぎて恐縮ですが、うちではこのような形でワンコグッズを片付けています。大事なものはさっと取り出せる引き出しタイプのボックスに収納。
リード
子犬の場合、散歩にいけるのはワクチンを数回打ってからですが、動物病院にいくときにもリードは必要になるかと思います。単純な紐だけのリードで十分ですが、小型犬等ひっぱる力が強くない犬種なら伸縮リードでも良いかと思います。いろいろとチェックしてみると良いでしょう。
ウェットティッシュ
ウェットティッシュはトイレに失敗してしまったときなどに何かと使います。スーパーや100円ショップなどでまとめて買っておくと良いでしょう。なお、うちではノンアルコールのペット用ウェットティッシュを使っています。
ぞうきん・タオル
ぞうきんやタオルも何かと使います。ソファーやカーペットの上におしっこをしてしまったときに、ゴシゴシ拭いたりします。
アルコール除菌
こちらもトイレ失敗時用です。キッチン用のアルコール除菌スプレーなどで良いと思います。ただし、犬の近くでは使わないようにしましょう(クシャミをしてしまいます)。
しばらくしたら必要になる犬用品
次にはじめは必要ありませんが、後々必要になるものを紹介していきます。
犬用ブラシ
ブラッシングには毛並みを整えるだけでなく、ほこりを取り、ノミやダニを防ぐなどの効果もあります。
犬用爪切り
小さい頃から爪切りの習慣をつけておくと後々ラクなのではないかと思います。どうしても嫌がるようであれば、動物病院などで切ってもらうのが良いですね。
はじめはギロチンタイプの爪切りが使いやすくておすすめです。ただし、巻き爪の場合には「ニッパー」というハサミタイプのものを選ぶと良いでしょう。
犬用歯ブラシ・コットン
犬も歯石がつかないようにするために歯みがきをする必要があります。こちらも小さい頃から慣れさせておかないと、なかなか口を触らせてくれなくなります。
うちでは、コットンを水で濡らして指に巻き付けて、毎日寝る前にゴシゴシしています。なかなか楽しそうです。
その他、犬を飼うときに便利なもの
ここからは必要に応じて用意したい便利な犬グッズを紹介します。
車用シートカバー
ペットを車にのせて出かけるときにとても便利なのが車用のシートカバーです。運転席と後部座席のヘッドレストにかけて使います。
おしっこをしても平気ですし、下に落ちる心配もありません。何より運転席との間に壁が作られることになるので、運転のジャマをされる心配がなくなります。
ひんやりマット
夏に使えるひんやりマットです。うちのワンコの場合、金属が嫌だったようで、ただのガラクタになっています。
密封できるおやつ入れ
ボタン付きの密封容器です。フタを閉めてからボタンを押すとしっかり密封してくれます。開けるときもボタンを押してワンタッチで開くのでラクです。うちでは犬用の「にぼし」や「せんべい」などを入れるために使っています。
歯みがきガム
我が家でアマゾンの定期便で購入しているのが和の究みという歯みがきガムです。子犬の頃から与えることができるうえ、無着色・無香料・保存料不使用なので安心です。
我が家のワンコはコレが大好物すぎて「ガム」という言葉を覚えました。大きいサイズのまま飲み込んでしまわないように、手ぬぐいを巻きつけてあげています。
シャンプータオル
散歩後に毎回使っているシャンプータオルです。色々なサイズがありますが、うちでは小さめのものをこまめに使っています。散歩後に毎回体を拭くことで、体臭対策・ツヤ出し効果があります。
空気清浄機
これは本当に必要に応じてですね。うちではシャープの空気清浄機を使っていますが、ワンコがうんちをするとセンサーが反応してゴーッと頑張り出します。なかなかに重宝してます。
用意するものチェックリスト
さて、最後にここまで紹介してきたものをチェックリストの形でまとめておきます。大事なものにはをつけています。
前もって用意したい
- クレート
- サークル
- 犬用ベッド
- ドッグフード
- 食器
- 水入れ
- ごはん用のはかり
- デジタル体重計
- ペットシーツ
- トイレマット
- ポリ袋
- 臭いがもれないゴミ箱
- 消臭剤
- おもちゃ
- シャンプー
- 首輪(裏にTEL番号書く)
- ジョイントマット
- 大事なもの入れ
- リード
- ウェットティッシュ
- ぞうきん・タオル
- 除菌スプレー
このうち、ワンちゃんをお迎えに行くときには次のものを持っていきましょう。
お迎えセット
- クレート
- ペットシーツ(数枚)
- ポリ袋
- 首輪(裏にTEL番号書く)
- ウェットティッシュ
- 除菌スプレー
落ち着いてきたら、以下の犬用品の購入を検討しても良いでしょう。
落ち着いたら
- ブラシ
- 爪切り
- 歯みがきガム
- 歯ブラシ・コットン
- 車用シートカバー
- 密封おやつ入れ
- ひんやりマット
- シャンプータオル
ここまで、はじめて犬を飼う方向けにをたくさんのものを紹介してきました。きっとワンちゃんと過ごしていくうちにもっと欲しいものが出てくるはずです。肩の力を抜いて、ワンちゃんとの新鮮な生活を楽しみましょう!
しつけの方法や心構えなどについては、こちらの記事で50個のポイントに分けて解説しています。