記事内に商品プロモーションが含まれる場合があります
Canvaで写真を切り抜いて縁取り、ステッカー風に加工する方法を解説します。

1.Canvaで写真を切り抜き・縁取りしてステッカー風に加工する方法
Canvaで画像をステッカー風に加工するには、まず被写体を切り抜いてから、縁取りをすることになります。
左のような写真でネコを切り抜いて、縁取ってステッカー風にしてみます。
この機能を活用すれば、例えばこのような、シールを貼ったようなデザインを作ることもできますよ。
よければ何か写真を用意してCanvaを開いて、一緒に操作してみてくださいね。
適当に新規作成・写真をアップロードする
まずは適当なサイズでいいので、デザインを新規作成します。
Canvaのホーム画面の左上の「+」をクリックします。
左の一覧から「カスタムサイズ」をクリックし、800*600など適当にサイズを入れます。
するとCanvaのデザイン編集画面が開くので、ここで加工していきましょう。
ステッカー風にしたい画像をアップロードする
まずは、ステッカー風にしたい画像をCanvaにアップロードします。
パソコンで画像のフォルダを開き、Canva上にドラッグ&ドロップします。
アップロードが完了すると、このようにデザイン上に表示されます。続いて上の「背景除去」をクリックしましょう。
もし上のメニューバーが表示されていなければ、画像を一度クリックして選択状態にすると表示されるはずです。
背景が除去されたら、作業しやすいようにサイズを大きく調整しておきましょう。(四隅の丸をドラッグで調節)
続いて、「編集」をクリックして開いた左メニューを下にスクロールします。すると「シャドウ」があるので、クリックしましょう。
シャドウにも種類があるので、「アウトライン」をクリックします。すると自動で縁取りされます。
左メニューをそのままスクロールすると、調節メニューがあるので、色や太さを変更できます。
好みの色・太さに調節すれば、写真を縁取りしたステッカー風加工の完了です。
写真の縁取りの変な部分を修正する
画像の縁取りができたものの、ちょっとこの部分の飛び出しが気になります…。
この原因は「ネコがモフモフすぎたこと」です。Canvaの自動背景除去が優秀すぎて、毛の1本1本まで削除されずに残っているため、その残った1本の毛が縁取られてしまったというわけです。

まずは背景除去からやり直します。「戻るボタン」で戻そうとすると訳わからんことになるので、一度デザイン上の画像を削除して、再度貼り付け直します。
写真をバックスペースキーで消したら、左メニューの「アップロード」をクリックします。ここに画像が保存されているので、縁取りしたい写真をクリックしてデザインにのせます。
上のメニューの「背景除去」をクリックし、もう一度クリックします。
すると、調整メニューが開きます。「削除」をクリックして、画像の飛び出ていると思われる部分をドラッグしてこすり、消していきます。
終わったらバツマークをクリックすれば、確定されます。
あとは再度、「編集」→「シャドウ」→「アウトライン」で縁取りすればOKです。飛び出していた部分がなくなりましたね。
写真の縁取りのボコボコをなくす
拡大すると、ちょっとまだ縁取りのぼこぼこが気になります。これをなめらかにしましょう。
どうやってやるかと言うと、お絵かきツールを使います。
まずはシャドウのアウトラインの調節メニューで、「カラー」の丸をクリックし、縁取りのカラーコードをコピーしておきます。
左メニューの「ツール」をクリックし、「お絵描きツール」を選びます。
ペンの種類を選択し、下のカラーの丸をクリックして、先程コピーしておいた縁取りのカラーコードを貼り付けます。
縁取りの色とペンの色が同じになるので、ボコボコしている部分の境目をドラッグして塗り足しましょう。
終わったら、縁取り写真と塗り足した部分をドラッグで囲んで全選択します。
最後に、グループ化して完成です。
グループ化しておけば、移動させたりサイズを変えたりしたときに崩れないで作業できますよ。
ちょっとわかりづらいかもですが、塗り足してボコボコ感を軽減した右のほうが、よりステッカーらしく見えるかと思います。
ステッカー風画像をダウンロードする
Canvaのデザイン上で使う場合は、グループ化しておけばそのまま使いやすいです。
もし外部で使いたい場合や、Canva内でさらに画像加工してシャドウをつけたりする場合は、ステッカー風画像を背景透過でダウンロードしましょう。

なお、こちらのリンクから有料プランの無料お試しに登録すると、無料お試し期間が長くなるのでお得です。
さて、ダウンロードの方法ですが、まずは右上の「共有」をクリック、開いたメニューで「ダウンロード」をクリックします。
「背景透過」のチェックボックスを選択し、下の「ダウンロード」をクリックします。
これで、背景透過されたステッカー風画像がパソコンのフォルダ内に保存されたはずです。再びCanvaにアップロードすれば、さらに画像加工が可能です。
たとえば、「編集」→「シャドウ」→「ドロップ」で、影を調節すれば、このように「紙の上に置いたステッカー」のような加工ができますよ。
工夫次第でデザインの幅が広がるので、ぜひいろいろやってみてくださいね。
2.Canvaは画像加工の機能がたくさん
Canvaには、便利な画像加工の機能がたくさんあります。
画像の一部をぼかしたり…
背景のみぼかしたり…
写真の不要な写り込みを消したり…
文字を被写体の後ろに回り込ませたり…
これらのような加工が簡単に初心者さんでもできます!それぞれのやり方の解説記事は下にリンクを貼っておきますね。
