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Canvaの画像加工で、写真の一部を自然に消すことができます。消した跡も自動で修正してくれるので、とても便利です。
大事な写真に映り込んだ不要なものをサクッと消しましょう。
1.Canvaのマジック消しゴムで写真の一部を消す方法
このように、写真の一部を自然に消すには、Canvaの画像編集機能「マジック消しゴム」を使います。
ただ、マジック消しゴムは有料プランのみ使用可能です。もし無料プランの場合は、こちらから無料体験の登録も可能です。
それでは、使い方やコツを解説していきます。よければCanvaを開いて、いっしょに操作してみましょう。練習用画像はこちらからダウンロードできます。
写真をCanvaで開く
まずは加工したい写真をCanvaにアップロードします。
「写真の開き方は知ってるよ」という方は、「使い方」へスキップしてください。
まずはCanvaを開いて、「カスタムサイズ」をクリックします。
「写真をアップロード」をクリックするか、写真をドラッグアンドドロップしてアップロードしましょう。
「画像を編集」をクリックします。
すると、左側にメニューが開くので、「マジック消しゴム」をクリックすればOKです。
デザイン上で写真を開く場合
先ほどの写真の開き方は、「画像を加工するだけ」の場合におすすめです。もしほかにも編集を加えたいという場合は、新規デザインを作成してその上で写真を開くようにしましょう。
Canvaトップページから、デザインを新規作成できます。作りたいデザインを選べば、ぴったりサイズで真っ白なデザインを新規作成できます。
あとはデザイン上に写真をドラッグ&ドロップすれば、写真をアップロードできます。
マジック消しゴムの使い方
加工した写真をクリックし、上メニューの「編集」→左メニューの「マジック消しゴム」をクリックします。
ブラシかクリックか選べるので、最初は「クリック」を選択してみましょう。消したい対象をクリックしてみます。(自動選択されますが、うまくいかなかった場合はブラシにします)
消したい対象が上手に選択されたので、そのまま「削除する」をクリックします。
すると、人がうまく消えましたが、影が残りましたね。
今度はブラシを使って、残った影を塗りつぶし、「削除する」をクリックしましょう。
これできれいに消すことができました。
2.マジック消しゴムでうまく消すコツ
「練習用画像では上手に消せたものの、手持ちの写真ではうまく消せない…」、そんな時は、これから解説するコツを意識してみてください。
はみ出し気味に塗る
こちらの写真を例に使って、水色のボールを消したいと思います。
たとえば、ボールを消したいときに削除範囲をこのようにギリギリで塗ってしまうと…
このように、きれいに消えずに少し残ってしまいます。
実は、思い切って、これぐらいはみ出して塗ってOKです。
はみ出して塗った結果、ボールがきれいに消えて、毛のもふもふも自動修正されています。
うまく消えなかった部分は再度ブラシで塗り直す
このように、一度削除したものの失敗して残ってしまった部分があるときは、もう一度ぬって削除するのがおすすめです。
うっすら水色が残っていた部分をブラシで塗って、「削除する」で…
きれいに水色が消え、毛ももふもふになりました。
背景除去で残った部分の削除にも活用
「背景除去」を使って残った部分を消したいときに、実はマジック消しゴムを使ったほうがキレイに消せる場合があります。
この画像を「背景除去」の機能を使って背景を消すと…
このように水色のボールが残ります。このボールを消したい場合、引き続き「背景除去」で消すと、境目が微妙になるんですよね。
ただし、背景除去したものにそのままマジック消しゴムを使うのは駄目です。境界が自動修正されません。
うまくやるには、一度シンプルな背景をつけた画像として保存して、その画像にマジック消しゴムを使うのがポイントです。
こんなかんじで、背景を一色で塗った状態の画像として保存し、再度デザイン上にアップロードします。
あとは、その画像にマジック消しゴムを使えばOKです。
最後にもう一度「背景除去」を使えば、「背景が消え、ボールも消えたネコの切り抜き」の完成です。
なお、最初に説明したとおり、マジック消しゴムは有料プランのみ使用可能です。(背景除去も)
もし無料プランの場合は、こちらから無料体験の登録をすると、無料体験期間が30日から45日に延長されてお得です。
まとめ
- マジック消しゴムなら写真の一部を消すことができ、消した跡の自動修正も可能
- ブラシで消すときははみ出して塗るのがコツ
- 背景除去と組み合わせるときは、一度背景をつけ直すべし