無料デザインツールのCanvaでは、無料で簡単に写真を編集・加工することができます。スマホやパソコンの標準的な編集機能よりもいろんな加工が可能で、パソコンならアプリをダウンロードする必要もありません。基本的な調整やフィルターは無料で使えますが、背景除去などはCanva Proなどの対応プランが必要です。

1.Canvaに無料で会員登録

Canvaを使用するには、無料の会員登録が必要です(パソコンならアプリのダウンロードは不要)。まだ登録していない場合は、下のボタンから無料登録してください。

なお、こちらの記事で登録方法を解説しています。

なお、Canvaには有料プランも存在します。この記事の基本的な調整やフィルターには無料で使えるものがありますが、背景除去などはCanva Proなどの対応プランが必要です。

以下の画像は2022年のパソコン版の画面例です。現在はメニューの位置や名称、使える機能が異なる場合があります。

有料プランのほうが、デザインに使用できるテンプレートや素材の数が豊富だったり、使える機能が多かったりします。

2.写真だけを編集する方法

登録が済んだら(あるいは登録済の方は)、まずはCanvaのホーム画面を開いてください。

ここから、編集したい画像をCanvaで開きます。写真だけを編集するか、文字や素材と組み合わせるかで、2つの方法を使い分けられます。

  1. 写真だけを編集してダウンロードする
  2. デザイン上で写真に文字やイラストなどを組み合わせる

①では写真エディターを使い、写真をその場で加工&ダウンロードできます。現在はぼかしなど、さまざまな編集機能も写真エディターから使えます。

②ではデザインの編集画面で画像を開いて加工し、文字やイラストと組み合わせます。

実際の画面で、それぞれの方法を解説します。

画像をその場で開いて簡単に加工

写真だけを編集するときの方法です。以下は使える加工の例で、現在の写真エディターにはほかの機能もあります。

  1. フィルターをかける
  2. ワンクリックの背景削除
  3. 明るさ等の調節
  4. 長方形・正方形での切り抜き

よければなにか写真を用意して、Canvaを開いていっしょに操作してみてくださいね。

デザインを作成をクリック

Canvaホーム画面を開きます。現在はホームのPhoto editor(写真エディター)から写真をアップロードできます。画像は旧「デザインを作成」から開く例です。

写真を編集をクリック

旧画面では、開いたメニューの下にある「写真を編集」をクリックしていました。現在は写真エディターのアップロード操作へ進みます。

編集する写真を選択

パソコンのフォルダが開くので、編集したい画像を選択し、「開く」をクリックします。

フィルターなどの簡易な編集がCanva上でできる

するとこのような画面が開き、左側のメニューを使用してこの場で画像編集できます。

Canva上で写真にフィルターをかける

例えばフィルターなら、かけたいフィルターをクリックすればOKです。つまみを左右にドラッグすれば、フィルターのかかり具合も調節できます。

背景除去もできる

背景除去にはCanva Proなどの対応プランを使います。図は旧画面のボタンで、現在はBG Removerから背景を除去できます。

旧画面の自動背景除去で指が残った例

この旧画面では自動背景削除を行った例を示しています。現在は背景除去後にBG Removerを選び直し、EraseやRestoreのブラシで結果を調整できます。後の節にも手動調整の画像例を載せています。

明るさなどの調節も可能

明るさの調節等は、こちらから可能です。つまみを左右にドラッグして、程度を調節できます。数値を直に入力することも可能です。

指定したサイズ比で切り抜きもできる

画像の切り抜きはこちらから。指定したサイズ比での切り抜きが可能です。画像の四隅をドラッグすれば、自由なサイズで切り抜きできます。

画像編集後は右上のボタンから保存

画像編集が終わったら、ダウンロードまたはデザインへの追加を選びます。図は旧画面の「保存」ボタンです。

ダウンロードするか、コピーとして保存するかが可能

図の旧画面では、ダウンロードするかコピーとして保存するかを選べました。現在は表示される保存・ダウンロードの操作を確認してください。

旧画面で保存のタイミングを確認した例では、「写真を編集」で画像を開いた時点で元画像が残りました。現在のすべての開き方で同じ保存動作になるとは限りません。

うっかりCanvaの画像フォルダがぐちゃぐちゃにならないよう、注意しましょう。

画像の保存先はどこ?

編集後の画像の保存先

保存された写真を確認するには、ホームのProjects(プロジェクト)→All projects→Images(画像)を開きます。図は旧画面での保存先です。

保存するとプロジェクト内の画像に保存される

この旧画面では「コピーを保存」すると、加工前の画像と加工後の画像が並んで保存されました。

保存せずダウンロードのみした場合は?

保存せずに閉じるを押す

ちなみに、画像加工後、ダウンロードのみ行い、バツを押して閉じる場合は…

編集していた画像を破棄するか聞かれる

この旧画面では確認メニューが開き、「破棄」で編集中の変更を保存せずに閉じる操作ができました。ダウンロード済み画像は端末で確認してください。

変更を破棄した後も元画像が残った旧画面の例

この旧画面の例では、変更を破棄しても加工前の写真はCanva上に残りました。変更の破棄と元画像の削除は別の操作なので、不要な画像はプロジェクト内で確認してください。

以上が写真だけを編集する方法でした。ここからはデザインの編集画面で写真を加工し、文字や素材と組み合わせる方法を解説します。

3.デザイン上で写真を編集する方法

写真をCanvaで開く

写真を編集をクリック

画像の開き方は先程と同じです。現在はホームの写真エディターから写真を開けます。図は旧「デザインを作成」→「写真を編集」の例です。

デザインに使用するでCanvaの編集画面を開ける

開いた写真をデザインに追加します。図は旧画面の「デザインに使用する」の例です。先にデザインを作成して、アップロードした写真を配置する方法でも構いません。

Canvaの編集画面上で写真を開いた状態

すると、Canvaの編集画面で画像を開いた状態になります。ここからさまざまな画像編集機能を使えます。

アップロードした画像は編集画面からもアクセス可能

ちなみに、Canvaにアップロードした画像は、編集画面左のメニューの「アップロード」からもアクセスできます。

編集画面で開けば、背景除去後の削除や復元も手動で可能

この図は背景除去後に残った指を手動で消す例です。現在はBG Removerを選び直し、Erase(削除)やRestore(復元)のブラシで調整します。

画像の背景削除については、下の記事で詳しく解説しています。

あわせて読みたい背景消すならCanvaがおすすめ!画像加工で切り抜き・背景削除する方法

注意点

この旧画面で「デザインに使用する」を選んだ例では、デザインのサイズ=画像のサイズになりました。作成時には目的のサイズになっているか確認しましょう。

元の写真のサイズがCanvaのデザインのサイズになってしまう

写真を縮小するとわかりやすいですが、デザインのサイズ(図の赤枠)は元の写真のサイズです。

Canva Proなどの対応プランでは、Magic Resizeでデザインのベースのサイズを変更できます。現在の公式手順ではメニューのResizeからサイズを指定します。利用枠などの条件は自分のプランで確認してください。

下の記事で詳しく解説しているので、興味があればご覧ください。

あわせて読みたい画像サイズ変更をワンクリックで!Canvaのマジックリサイズの使い方

画像編集メニューの開き方

画像をクリックするとメニューが開く

まず、加工したい画像をクリックすると、上にメニューバーが表示されます。

画像を編集をクリック

画像の編集を開きます。現在の英語表示ではEditで、図の「画像を編集」は旧画面の名称です。

すべて表示をクリック

基本的に折りたたまれているので、各項目を詳しく見たければ、「すべて表示」をクリックしましょう。

明るさなどを調整する

明るさなどの調節は、「写真だけを編集する方法」で説明した機能と同様です。

以下は旧画面の「フィルターコード」を使った参考例です。現在の画面で同じ機能が使えるかは確認できていません。

フィルターコードで同じフィルターになる

旧画面では「フィルターコード」をコピーして、他の写真に同様のフィルターをかけることができました。コードが見当たらない場合は、明るさなどの調整値を控えて、別の写真にも同じ値を入力すると設定をそろえられます。写真ごとの見え方を確認して微調整しましょう。

文字やイラストなどを追加する

写真の上に直接、文字やイラストなどの素材を追加することもできます。

テキストをクリック

Canvaの編集画面左のメニューの中から、「テキスト」をクリックします。表示された「見出しを追加」をクリックすると、デザイン上にテキストが表示されます。

真ん中にテキストが表示

このようにテキストが表示されます。クリックして文章を編集できます。

上のメニューからテキストを編集

テキストが選択された状態(クリックして青枠で囲まれた状態)であれば、上にテキストの編集メニューが表示されます。ここからフォントの種類を変更したり、サイズや色を変えたり、その他さまざまな編集ができます。

ただTを押すだけでもテキストを追加できる

なお、Canvaにもショートカットキーがあります。キーボードの「T」を押すと、テキストを追加することができます。

イラストなどの素材を使う

素材はここから

イラストなどの素材を使用したければ、編集画面左のメニューの「素材」をクリックしましょう。

探したい素材名で絞れる

上の検索ボックスに探したいイラスト名を入れれば検索できます。使用したいイラストをクリックすれば、デザイン上に表示されます。

スラッシュを押すとショートカット一覧が表示

以下は旧画面のスラッシュマジックの参考例です。当時は「/」で開くメニューの「グラフィック」からイラストを検索・追加できました。現在のパソコン版ではQuick actionsとして「/」で開き、キーワードを入力して素材を検索できます。前述の「素材」からの検索も使えます。

グラフィックを検索できる

旧画面では「グラフィック」の検索バーにイラスト名を入力し、表示された素材をクリックして追加できました。図はその操作例です。

描画機能で手描きする

描画機能もある

現在の公式手順では、編集画面のサイドパネルでToolsからDraw(描画)を開き、手描きで任意の線を描くことができます。図の「もっと見る」から開く手順は旧画面の例です。

描画するとこのようになる

このような感じで、自由に描画できます。ペンやマーカーなど種類もいくつかあり、サイズや透明度も変更できます。タブレットのほうが使い勝手が良さそうですが、パソコンでもワンポイントなどに使えそうです。

その他の便利な写真・画像加工機能

ここまでの編集は、基本的な編集機能であり、(機種にもよりますが)スマホやパソコンでも標準的に搭載された機能でも行えるような画像加工がほとんどです。

しかし、Canvaはこれだけではありません。便利で面白い画像加工機能が、もっとたくさんあります。

切り抜いて影をつける

わんちゃんだけ切り抜いて、影をつけたり…

スマートモックアップの例

たとえば写真をこんなふうに、リビングの一角に飾ったかのようにはめ込んだり…

スマートモックアップでTシャツにデザインを反映

Tシャツのデザインにはめ込んでみたり…

背景をぼかす

いいカメラで撮った風に、背景をぼかしてみたり…

手描き風に写真を加工

手描き風に加工したり…といろいろできます。

下の記事でおすすめ画像加工機能を紹介しているので、よければご覧くださいね。

あわせて読みたい使わなきゃ損!Canvaの画像編集・写真加工のおすすめ機能6選