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勘違いしてしまいがちなのが「薄口だから塩分は少ないんじゃないか」ということ。今回はこの2種類の醤油の違いと使い分け方を解説します。
1. 濃口醤油と薄口醤油の違いは?
まずは違いを見ていきましょう。
一般的には「薄口醤油」の方が塩分は高め
下の図の「18%・16%」は、しょうゆ100mL中の食塩をg数で表した一般的な目安(薄口約18g・濃口約16g)で、重量%ではありません。実際の値は製品によって異なります。栄養成分表示は15mL・100mL・100gなど、同じ単位・分量に揃えて比べましょう。低塩・減塩タイプでは、この関係と異なる場合もあります。

名前的には、「濃口」の方が塩分が高く、「薄口」の方が塩分が低いように思いますよね。しかし、一般的には「薄口」の方が「濃口」よりも塩分は高めです。100mL当たりの食塩の目安は、濃口が約16g、薄口が約18g。実際の量は製品表示で確認しましょう。「薄口」は減塩を意味しません。
「薄口」の塩分が高めになっている理由
一般的な薄口醤油の塩分が高めになっているのは、濃口よりも食塩を多く使い、発酵・熟成をゆるやかにして、色を淡く仕上げるためです。
カロリーの違い
カロリーも製品によって異なります。たとえば大さじ1杯(15mL)当たり、「キッコーマン しょうゆ」(濃口)は13kcal、「キッコーマン うすくちしょうゆ」は12kcalです(2026年9月確認)。これは具体的な商品の例なので、使う製品の栄養成分表示を確認してください。
参考:減塩醤油とは?
減塩醤油は、その名のとおり塩分を抑えた醤油です。製法は商品によって異なり、できあがった醤油から塩分を取り除く脱塩法のほか、希釈する方法や、もろみを低塩で仕込む方法もあります。どれも同じ製法で作るわけではありません。色や価格も製品によって違うので、ラベルや商品説明で特徴を確かめましょう。
2. 濃口醤油と薄口醤油の使い分け

一般的な薄口醤油は濃口より塩分が高めですが、色が淡く、香りは控えめという特徴があります。その特徴を活かして、自分の作りたい料理に合わせて使い分けしましょう。
濃口醤油が向いている料理

濃口醤油は色が濃く、香りやコクもしっかりとしています。濃いめの味付けの煮物を筆頭に、できあがりの色にこだわる必要がない料理全般で使うことができます。
レシピで「醤油」と書いてあれば「濃口醤油」
料理レシピで種類を指定せず「醤油」とある場合には、一般的に濃口醤油を使うのが目安です。ただし、レシピによって指定や意図が異なるので、材料欄や手順に案内があれば、そちらを優先してください。
薄口醤油が向いている料理
薄口醤油は色が淡く、一般的には濃口よりも香りが控えめです。素材やだしの風味を生かしたい料理に向いています。

この「色が薄い」というのを活かして、素材の色をきれいに仕上げたい料理や透き通った仕上がりにしたい吸い物のつゆなどに使います。
つまり、醤油の味はつけたいけれど茶色っぽくしたくない料理に適しているのです。
3. まとめ
以上、濃口醤油と薄口醤油の違いと使い分けについて解説しました。それぞれの持つ特徴を理解して、料理に活かせるとよいですね。
下の図の「18%・16%」は、しょうゆ100mL中の食塩をg数で表した一般的な目安(薄口約18g・濃口約16g)で、重量%ではありません。実際の値は製品によって異なります。栄養成分表示は15mL・100mL・100gなど、同じ単位・分量に揃えて比べましょう。低塩・減塩タイプでは、この関係と異なる場合もあります。

参考
参考本料理の基本と常識|世界文化社料理の基本について、丁寧に書かれています。 参考カロリーSlimいろいろな食材・調味料のカロリーが検索できます。