ほうれん草の茹で方:美味しい副菜レシピも紹介

ほうれん草の茹で方

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サルワカくんの顔(通常)
サルワカくん

この記事では「ほうれん草の茹で方」や「茹で時間」について解説します。基本を押さえることで、ほうれん草をおいしく食べることができます。

ほうれん草の茹で方の基本

まずは疑問にまとめてお答えしておきます。茹でる手順は後ほど解説します。
茹でる手順へスキップ

切ってから茹でるべき?

Artwork 8

どちらでも問題ありません。丁寧に作りたいときは株ごと茹でる、簡単に作りたいときは切ってから茹でるのがおすすめです。

株ごと

株ごと茹でるメリット料理が美しい仕上がりになります。茹でたあとに根本を揃えて切れば、ほうれん草の「向き」や「長さ」が揃うわけです。

株ごと茹でるデメリット茹でた後、根本を揃えるのが少し手間です(ただし、輪ゴムで留めて茹でれば解決)。

Hourensou spinach

切ってから茹でるメリット根本の泥を簡単に落とすことができ、茹でたあと絞ってそのまま料理に使えるので、楽です。

切ってから茹でるデメリットばらばらするので、お湯を切るときにザルが必要になります。

そもそも茹でないとダメ?

Artwork 8

「サラダ用ほうれん草」でない限り茹でることをおすすめします。理由をまとめておきます。

理由1:アクを抜く

ほうれん草に含まれる雑味成分であるアクは、茹でるときや水にさらしたときに溶出します。こうしてほうれん草をよりおいしく味わえるようにします。

理由2:柔らかくして口当たりをよくする

ほうれん草の繊維が柔らかくなり、口当たりがよくなります。

理由3:鮮やかになる

たっぷりのお湯で茹でることにより、色素成分のクロロフィルが安定し、色鮮やかになり料理の見た目がよくなります。

2. ほうれん草を株ごと茹でる方法

まずは「ほうれん草を株ごと茹でる方法」を解説していきます。切ってから茹でる場合はスキップしてくださいませ。

手順1:お湯を沸かす

お湯を沸かす

鍋にたっぷりのお湯を沸かします。「たっぷり」とは、ほうれん草を浸してもまだまだ余裕があるくらいの量です。

手順2:水で洗って輪ゴムで止める

ほうれん草を洗う

ボウルに水をためて、根本をつけて泥をこすり落とします。そのあとに葉っぱの部分もざぶざぶっと洗いましょう(汚れがひどい場合は水を替えてください)。

ほうれん草の根本を輪ゴムでとめる

洗ったら、根本を揃えて輪ゴムで留めます。

手順3:茹でる

茎から茹でる

まずは輪ゴムごと茎から30秒茹でます。

葉も茹でる

その後、葉まで入れてさらに30秒茹でます。

手順4:冷水にとる

ボウルに水をためてさらす

ボウルに水をためて、ほうれん草をまるごと浸します。

Artwork 8

茹でた後に水で浸すことで、色の変化(緑色が濃くなる)を止め、柔らかくなりすぎるのを防ぎます。残ったアクを抜く効果もあります。

手順5:水気を絞る

株ごと絞る

根本をつまみ上げてぶらーんとさせて、上の方からぎゅっぎゅっと絞っていきます。

手順6:切る

茹でたほうれん草を切る

適度な幅で切ります。切った塊はそのまま崩さないようにしましょう。

手順7:盛り付け!

ほうれん草を綺麗に盛りつけ

切った塊ごとのまま、お皿に盛り付けて完成です。

かつおぶしとポン酢で

「かつおぶし」と「ポン酢」をかけて食べると最高。

胡麻和えに

胡麻和えにするのも良いでしょう。作り方はこの記事の後半で解説しています。
スキップ

ほうれん草を切ってから茹でる方法

次に切ってから茹でる場合の手順を紹介します。

手順1:お湯を沸かす

お湯を沸かす

鍋にお湯を沸かします。ほうれん草を浸しても余裕があるくらい、たっぷりの水を入れましょう。

手順2:ホウレン草を切る

ほうれん草を切る

まず切ります。3〜4cm幅くらいで、テキトウに切ればOKです。

手順3:水で洗う

ザルとボウルでほうれん草を洗う

切ったら、ザルに入れてボウルに重ね、水をためてジャブジャブと洗います。

手順4:茹でる

一気にほうれん草を茹でる

鍋にどばっとほうれん草を入れて、1分茹でます。茎・葉は気にせず一気に入れてOKです。

手順5:冷水にとる

ザル越しに水にさらす

鍋からザルにざばっとあけて、ザル越しにボウルにためた水に浸します。

手順6:水気を絞る

ほうれん草をしぼる

おにぎりを握るように、何回かに分けて手で包み込んで絞ります。

手順7:盛り付け!

胡麻和えに

必要に応じてほぐしながらお皿に盛り付ければ完成です。この例では、胡麻和えにしてみました。

胡麻和えの作り方は、下で解説しています。

簡単副菜レシピ:胡麻和え

茹でたホウレン草を胡麻和えにするレシピをご紹介します。

材料(たっぷり2人分)

  • ほうれん草 1/2袋
  • 白ごま 大さじ2
  • 醤油 小さじ1
  • 砂糖 小さじ1/2
  •  3つまみ

手順

ほうれん草をほぐす

1

ほうれん草を切ってから茹でる

上記で解説したとおり、ほうれん草を切ってから茹でましょう。茹で上がったらボウルかお皿にあげて、軽くほぐしておきます。

ごまをする

2

ごま大さじ2を擦る

すりごまを用意してもいいですが、なんにでも使える普通の白ごまを常備しておき、すりごまが必要なときに擦って使うとよいと思います。すり鉢セットは小さいものなら100円均一でも売っています。

調味料を入れる

3

調味料を入れる

ボウルに擦ったごま、醤油小さじ1、砂糖小さじ1/2、塩3つまみを入れます。

ほうれん草とあえる

4

和える

調味料が全体によく行き渡るように、よく混ぜます。

胡麻和えに

5

完成!

胡麻和えの完成です。味をみて、薄ければ醤油をちょこっと足してください。余ったら、冷蔵庫で2日ほど保存、もしくは小分けにして冷凍しておけばお弁当にそのまま入れることができます。

まとめ
  • ほうれん草は株ごと茹でても、切ってから茹でてもどちらでもよい
  • 茹でるときはたっぷりのお湯を使い、茹でたあとに水にさらしてアクを抜くのがおいしく茹でるコツ
  • 株ごと茹でるときは根本を輪ゴムで束ねると便利
参考本
下ごしらえと調理テク
料理の下ごしらえや、ちょっとした調理テクが丁寧に書かれています。
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