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レシピで見かける「ひと煮立ち(一煮立ち)」。なんとなくニュアンスは伝わってくるものの、結局のところどのくらいなのかわかりません。というわけで、この記事では「ひと煮立ち」について解説します。
ひと煮立ちとは?
ひと煮立ちとは、煮汁に熱を加えて、軽く沸騰させることを指します。
「ひと煮立ちして火を止める」という表現をよく見ますが、これは煮汁をいったん沸騰させて一呼吸置いてから、火を止めることです。
どれくらいの長さ?
「一煮立ち」の” 一”は、「一呼吸」の” 一”と同じです。つまり、「煮立ってから一呼吸くらい」という意味です。具体的には30秒程度のことです。
沸騰した汁に具材を入れると、鍋内の温度が一度下がります。そこから温度が上がって、再び沸騰するまでの時間=30秒ほどというわけです。
ひと煮立ちの効果
では一体、ひと煮立ちさせることにはどのような効果があるのでしょうか。
レシピにわざわざ書いてあるくらいなので、一煮立ちにももちろん立派な意味があります。
- 味がよく馴染む
- 煮汁がまわる
- 最後に入れた三つ葉やさやえんどうなどに火が通って色鮮やかになる
地味に重要ですね。 そのちょっとの一手間で、料理の出来が変わってきます。
まとめ
あいまいな料理用語、「一煮立ち」。具体的な秒数があるんだからそのまま書いてくれればいいのに、とは思いますが、コンロや鍋の状況などに左右されるため、ぼやかす必要があるわけです。 あくまで目安なので、様子をみながら調節して、「30秒じゃ足りない」と思ったら、もう少し長めに煮てくださいね。
まとめ
- 一煮立ち=30秒
- 料理の出来をよくする効果がある
- 時間の長さはあくまで目安なので、要調節
参考リンク
参考
料理全般 Leaning English
レシピ上の文言の英訳が簡潔にのっています。