予熱と余熱の違いとは?料理用語の簡単解説

予熱と余熱の違い

同じ発音の「余熱」と「予熱」。レシピでよく見かけますが、その意味を解説します。

1.予熱とは

予熱の意味

予熱とは、あらかじめオーブンやグリルの温度を調理したい温度まで上げておくことです。焼き時間とは別に予熱する時間を設けます。

予熱の効果

きちんと予熱すると、焼きムラを防ぐことができます。また、生地など焼く過程で膨らませるものは、オーブン内に入れたときから高温なので、生地が一気に加熱され、しっかりふくらませてふんわり仕上げることができます。グリルで魚を焼くときには、5分ほど予熱しておくと網に魚がくっつきにくくなります

2.余熱とは

余熱の意味

余熱とは、調理して火を止めたあとの、オーブン・フライパンなどの調理器具や、加熱した食材自体に残っている熱のことです。

余熱の効果

じんわりと通る熱なので、卵料理の仕上げや、蒸し煮の仕上げに用いると、焦げ付くことなくほどよく火が通ります。新聞紙やタオルで鍋を包んで保温しておけば、始めのうちは余熱で食材に火がとおり、時間が経って温度が下がるにつれて食材に味がしみていくので、こだわりのおでんや煮物のときには、余熱調理するとおいしく仕上がります。

スクランブルエッグなどのたまご料理なら半熟状態で火をとめて予熱で固めれば、ふっくらと仕上がります。また、茹で野菜なども茹で上がったときに多少かたくても、予熱で火がとおって程よく柔らかくなります。

まとめ

予熱と余熱、まったく意味のちがう用語です。うまく活用できれば、より料理上手になれますよ。

重要
予熱は「料理前にあらかじめオーブンやグリルを温めておくこと」、余熱は「料理後の食材や調理器具に残った熱をうまく利用すること」
サルワカ