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グリルもローストもソテーも、なんとなく「肉や野菜を焼くこと」だとはわかっていますが、じゃあ違いは?と聞かれるとちょっと困ってしまいますよね。
恋人や子どもに「グリルとソテーってちがうの?」と聞かれたときにスマートに答えられるように、詳しく解説します。
グリルとは?
グリルとは、バーベキューなどの網での炭火焼きや、魚焼きグリルを使った調理方法で、網などを使った直火焼きを指します。
基本的には直火焼きなのですが、溝のついたグリルパンで焼き目をつけながら焼くこともあります。
野菜を焼くときは、切り口から水分が蒸発してパサつくことが多いので、油を野菜の表面に塗ってからグリルすると美味しく仕上がります。このときにゴマ油やオリーブオイルを使えば、その油の風味も楽しむことができます。
「グリル」で焼くメリット
直火に網や溝のついたグリルパンを乗せて焼くので、余分な脂を下に落とすことができ、カロリーダウンできます。
さっぱり仕上げることができるので、脂の多いお肉にもおすすめです。また、表面がパリッとして、下に落ちた油で燻され香ばしく焼くこともできます。
ローストとは?
ローストとは、オーブン焼きのことです。高温のオーブンに閉じ込めて蒸し焼きにするので、かたまりのお肉もふっくらジューシーに仕上げることができます。
「ローストビーフ」がこの調理方法の代表料理ですね。じっくり焼き上げることが多いので、厚みのあるお肉が向いています。
「ロースト」で焼くメリット
水蒸気を利用して蒸し焼きにするので、ジューシーな仕上がりになります。また、野菜も一緒に焼くと、野菜から水蒸気が出るのでより蒸され、肉の乾燥を防ぐことができていっそうジューシーになります。
一緒に焼いた野菜は、肉から滲み出た焼き汁を吸っているので、そのまま付け合わせにしたり、刻んでソースにしたりしても美味しいです。
ソテーとは?
これが一番一般的でみなさんがよくやる焼き方です。フライパンに油を熱して短時間で焼く調理方法です。ステーキや、薄めのお肉に向いています。
ソテーするときに使う油によって料理名が変わり、例えばオリーブオイルを使えば「オイル焼き」、バターを使えば「バター焼き」となります。
「ソテー」で焼くメリット
オリーブオイルやバターなど、油の風味を存分に楽しめます。しかし、バター焼きにするときは焦げやすいので注意が必要です。
最初は風味のないサラダ油をひいて食材に火を通し、最後にバターを加えて風味をつけると失敗しません。
グリル・ロースト・ソテーの違い
つまり、違いは以下のようになります。
- グリル:網などでの直火焼き。グリルパンを使うこともある。ヘルシーに香ばしく焼ける。
- ロースト:オーブンでの高温の蒸し焼き。ふっくらジューシーに仕上がる。
- ソテー:油をひいたフライパンで焼く。短時間で調理でき、油の風味を楽しめる。
焼き方もいろいろですね。調理する食材や料理にあった焼き方を選びましょう。