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炒め物などの料理レシピに出てくる言葉に「油がまわる」というものがありますよね。「油がまわったら調味料を入れ・・・」と言われても、正直よくわかりません。ということで、簡単に解説します。
料理用語「油がまわる」とは?
意味1:具材の表面に油が行き渡ること
油がまわる、とは「フライパン・鍋のなかの具材の表面に油が行きわたること」です。材料に油が絡んでつやつやしている状態です。
「調味料を加える」など、次の手順にすすむ目安としてもこの言葉が使われます。
「油がまわる」効果
油がまわると材料が油にコーティングされた状態になります。そうすると調味料がよく絡んだり、うまみや水分を閉じ込めたりすることができます。
油がまわっていないと、具材から水分が出すぎて部分的にベタついたり、焦げ付いたりしてしまいます。油がまわることでこれらを防ぎ、炒め物をよりおいしく作ることができます。
意味2:フライパンに油を入れて、全体になじませること
「油がまわる」には、もうひとつ意味があります。
具材を入れるまえに、フライパンや鍋に油をひきますよね。そのときに、油を入れてフライパンや鍋を傾けてぐるぐるっとし、フライパンや鍋の表面全体に油を行きわたらせ、なじませます。これも「油がまわる」といいます。
まとめ
「油がまわる」について、2つの意味があることを簡単に解説しました。小さなことですが、わざわざレシピには書いていないので、ひっかかる人もいるのではないでしょうか。参考になればうれしいです。
まとめ
- 「油がまわる」の意味は「具材に油が行き渡ること」「フライパンや鍋の表面全体に油がなじむこと」の2つ。
- 「油がまわる」の効果は、「具材にうまみを閉じ込める」「焦付きを防ぐ」。