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Amazon(アマゾン)の領収書を「PDF形式で保存したい」「確定申告などで印刷したい」というようなこともあるかと思います。
今回はできる限り効率的に領収書のPDFデータを保存し、まとめて印刷する方法を紹介します。
2. 領収書をまとめて保存・印刷したいときは?
Amazonの領収書システムはどれだけ前のものでもサクッと開くことできて便利なのですが、不便な面が2つあります。
- サイト上でサクッとPDFで保存することができない
- 複数の領収書を一括表示することができない
問題1:サイト上でサクッとPDFで保存することができない
領収書のページ自体がPDFではないので、どれだけ保存マークを探しても見つかりません。
PDFデータで保存するためには、ちょっとした工夫が必要になります。
問題2:複数の領収書をまとめて表示することができない
現状、1回の注文ごとに[領収証/購入明細書]をクリックして領収証データを表示する必要があります。「2018年分の領収書を全部まとめて表示させる」というようなことはできないのです。これが確定申告のときなんかに結構面倒なんですよね。
対処法
問題1の「PDFのページ保存」については、様々な対処法があります。問題2の「領収書ページの一括表示」については根本的にはAmazonがシステムを改良してくれるのを待つしかないのですが、ちょっとした対処法を次のセクションで解説します。
3. 領収書をPDFでサクッと保存する5つの方法
ここでは5つの方法を紹介します。
方法1:ページファイルを保存してPDFに一括変換
注意点
この方法でKindle本などのデジタルコンテンツの領収書を保存すると、支払い情報が空欄になってしまいます。
また、環境によってはPDFデータが文字化けしてしまうことがあるようなので注意しましょう。
1-1. 領収書のページデータを保存する
ブラウザがChrome、Safari、Firefoxの場合にはaltを押しながら[領収書/購入明細書]をクリックします。すると領収書ページのデータがHTM形式でダウンロードされます。※ Macならoption+クリックですね。
Internet Explorerの場合、このショートカットは使えないので[領収書/購入明細書]を右クリックして[対象をファイルに保存]をクリックします。
いちいち領収書ページを開く必要はありません。
1-2. これを繰り返す
上の手順で、印刷したい領収書のページデータを全てダウンロードしましょう。ただし、はじめはテストのために1つだけダウンロードして次の手順に進むのが良いかと思います。
1-3. PDFに変換できるWebサイトを開く
HTMLtoPDFというサイトでHTMファイルをサクッとPDFに変換することができます。会員登録もソフトのダウンロードも必要ありません。インターネット上でサクッと使える便利なツールなのです。
1-4. ページデータをサイト上にドラッグ
使い方は簡単。ダウンロードした領収書データ(.htm)をフォルダからサイト上にドラッグするだけです。これでファイルがPDFに変換されます。
最大20ファイルまで一括ドラッグ&変換することができます。[アップロード]ボタンをクリックして、ファイルを選択してもOKです。
1-5. 変換されたPDFデータをダウンロード
[全てダウンロード]をクリックすれば、変換されたPDFデータをまとめてzip形式でダウンロードすることができます。
1-6. 完了!
解凍してPDFが文字化けしていないかチェックしましょう。問題なければUSBなどに入れてコンビニなりキンコーズなりに持ち込んで、まとめて印刷すれば良いですね。
方法2:専用の拡張機能を使う(おすすめ)
ありがたいことに@furyuteiさんが、Amazonで領収書を一括印刷するためのブラウザ拡張機能を作ってくれています。ChromeやFirefoxに対応しています。
上のリンク先で、インストール方法と使い方が丁寧に解説されています。2018年3月現在では、これが一番楽な方法だと思います。
方法3:ChromeのPDF保存機能を活用
ブラウザにGoogleクロームを使っている場合には、以下で紹介する方法でも良いでしょう。
3-1. 領収書ページを開く
保存したい領収書のページを開きます。
3-2. 「印刷」ウィンドウを開く
次に印刷ウィンドウを開きます。ショートカットを使いましょう。
▼ ショートカット
Mac:⌘+P Windows:Ctrl+P
3-3. 「送信先」を変更
送信先という項目の中の[変更]をクリックします。
3-4. 「PDFに保存」を選択
[PDFに保存]をクリックします。これで印刷ではなくPCのフォルダにファイルが保存されるようになります(この設定は次回使うときにも保存されています)。
3-5. Enterで保存
あとはキーボードのEnterを押せば、ファイルを指定フォルダに保存することができます。
3-6. これを繰り返す
別の領収書ページでも同じ手順を行います。ctrl(⌘)+Pを押してEnterの繰り返しですね。これでPDFの領収書データを効率的に保存していくことができます。
3-7. まとめて印刷
あとは、コンビニなりキンコーズなり自宅のプリンターなりで、PDFの領収書をまとめて印刷すれば良いですね。
方法4:FirefoxのWebToPDFで保存
Firefoxをお使いの場合、WebToPDFというアドオンを使うとサクッと領収書ページをPDFで保存できます。
詳しい使い方は「WebToPDFの使い方」が参考になるのではないかと思います。
方法5:IEのCubePDFを使う
インターネットエクスプローラーの場合、無料ソフトの「CubePDF」を使うことで、ページがPDFで保存できるようになります。方法1で文字化けしてしまった場合には、この方法か、Googleクロームをダウンロードするのがおすすめです。
ダウンロード方法と使用方法は「CubePDFの使い方」が参考になります。
他に良い方法があれば教えて頂けると大変うれしいです。