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- 🤔 ホームページを自分で作りたいけど、難しそう…
- 🤯 初心者でも簡単にできるホームページ作成ツールって何?
そんなお悩みを解決します!専門知識がなくても、無料でホームページを自分で作れるツールがたくさんあります。
この記事では、初心者向けに、おすすめの無料ホームページ作成ツールの選び方やポイントを分かりやすく解説します。

1. ホームページを作るために必要なもの
この記事で紹介する方法で必要になるツールは、どれもパソコンだけです。「ホームページ・ビルダー」のような有料ソフトを購入する必要はありません。
なお、スマホだけでホームページを作れないわけではないですが、正直厳しいでしょう。パソコンを使うのがおすすめです。
2. 本当に無料?ホームページを自分で作るメリット・デメリット
まず、「無料ホームページ作成ツールって本当に大丈夫?」という疑問にお答えします。
無料で自分で作ることのメリットと、知っておきたい注意点を確認しましょう。(ネットショップの場合も基本は同じです)
無料ホームページを自分で作るメリット
費用がゼロ、または格安
なんと言っても、初期費用や月額費用がかからないのが最大の魅力。制約はありますが、完全無料でホームページ作成やネットショップ開設ができます。
専門知識不要
HTMLやCSSといった難しいコードを知らなくてもOK! ホームページ作成ツールを使えば、マウスを操作だけで簡単に無料でホームページやネットショップを作成できるので、初心者さんに特におすすめです。

初心者でもすぐ始められる
Web上で公開するには面倒な「サーバー設定」などの作業が必要ですが、ホームページ作成ツールを使えば、難しい作業は不要です。登録してデザインを完成すれば、数クリックでホームページを公開し、お客さんに見てもらうことができます。
セキュリティ面が安心
基本的にセキュリティ面はしっかりしたツールがほとんどなので、初心者さんには特におすすめです。全部自分で作る(あるいは下手な人に作ってもらう)よりも、セキュリティ面で安心できます。
自分でやろうと思うと、使用ツールのアップデートに対応したりとなかなか大変で難しいです。ツール提供側がすべてやってくれるというのは大きなメリットですね。
無料ホームページを自分で作るデメリット・注意点
広告が表示される
作成したホームページに、利用しているツールの広告が表示されることがあります。控えめなものから少し目立つものまでさまざまです。

ドメインにツール名が含まれる
ドメインというのは、URL内の一部で、住所のようなものです。本来自由に設定できますが、無料ツールの場合、ツール名がドメインに含まれます(「https://サイト名.jimdofree.com」など)。
「saruwakakun.com」のような短くてわかりやすいドメインにするには、一番安い有料プランにして、さらにドメインの料金が別途必要になります。

機能に制限がある
ツール内で使える機能に制限があることが多いです。

売れたとき手数料が発生(ネットショップの場合)
ネットショップ作成サービスでは、商品が売れた際に販売手数料や決済手数料がかかるのが一般的です。

3. 無料でホームページ作成できるおすすめツール比較
初心者におすすめなホームページ作成ツールは、以下のようなものがあります。
- Wix
- Jimdo
- ペライチ
- BASE
- Canva
- WordPress
- Studio
それぞれの特徴やできること、なぜおすすめなのかなどを解説していくので、自分にぴったりなツールを探してみてください!

世界で2億人以上が利用する「Wix」
「おしゃれなホームページを自分で簡単に作りたい」という目的なら、世界的に有名な「Wix」がおすすめです。
特徴は?
デザイン性が高く、ドラッグ&ドロップで、PowerPointを使うように直感的にホームページを作成できます。ノーコードで作成できるので、専門知識も不要です。
また、800点を超える豊富なテンプレートからデザインを選んで編集できるので、初心者でもおしゃれなサイトが作りやすいです。
さらに、「モリサワフォント」というプロも愛用するフォント(文字の種類)が、本来なら有料で数万円のものですが、Wix内で200種類も無料で使用できます。それにより、より洗練されたホームページ作成が可能です。

アカウント数は世界では2.6億、日本でも400万というすごいユーザー数で、海外の会社ではあるものの、日本法人もばっちりあります。

また、Wixはサポートが本当に充実しています。ヘルプセンターでは使い方の解説や困りごとの対処法がみっちりとまとめられています。Wix担当者に質問をすることもできます。
Wixではどんなサイトが作れるの?
あらゆる種類のホームページを作ることができます。飲食店や企業、会計事務所などなど、あらかじめジャンル別のテンプレートが用意されています。
予約システムやショッピング機能などの追加も可能なので、「とりあえずシンプルなホームページを作成して、あとから必要になったら機能を追加する」ということも可能です。
実際の作成例は「Wixの作成事例」で見ることができます。
無料で使える?
はい、Wixは無料で使うことができます。
ただし無料だと、作成したページ上部に小さくWixの広告が入ります。(Wix以外の他のツールも同様)
実際に作ってみて広告が気になれば、有料プランを検討するのが良いかもしれませんね。有料と言っても月1,300円〜で、ホームページ制作会社に頼むのに比べれば格安です。
「無料プランと有料プランの違い」や「使い方」については、別の記事にまとめました。興味のある方は是非目を通してみてください。
日本で人気のホームページ作成ツール「Jimdo」
Jimdo(ジンドゥー)はドイツ生まれのホームページ作成ツールです。日本語版はKDDIウェブコミュニケーションにより運営されているので、安心して使うことができます。
操作感は後述するペライチと、機能面はWixと似ています。「WixにするかJimdoにするか」という比較もよくされています。
Jimdoの特徴は?
Wixと同じく様々なパーツをドラッグ&ドロップするだけで、ホームページを作成できます。HTMLやCSSのような専門知識は必要ありません。
どんなサイトが作れる?
Jimdoでもあらゆる種類のサイトを作ることができます。ただ、テンプレートは少し少なめですね。
料金は?
無料プランと有料プランがあります。無料だと作成したホームページに広告が入ったり、独自ドメインが使えなかったりします(サイトのURLが◯◯.jimdo.comとなってしまいます)。
有料プランといえど、制作会社に任せるよりは、ずっと安く、おしゃれなホームページを作成できます。Jimdoを使うのであれば、有料プランに申し込むのがおすすめです。詳細はJimdo公式ページを見てみてください。
WixとJimdoどっちがおすすめ?
どちらも「簡単にホームページを作れる」という点ではサービスがよく似ており、同じくらいおすすめです。
ただ、「より自由度が高いデザインにできる」「セキュリティが安心」「機能追加も豊富」という点で、Wixの方が後から困ることがなく、使いやすいかと思います。

とはいえ、自分の作りたいサイトがどの程度のものなのかや維持費を比較しつつ、実際に少し触ってみて使いやすいものを使うのがおすすめです。
ビジネス向け機能がオールインワンなホームページ制作ツール「ペライチ」
ホームページ作成だけでなく、予約機能や決済機能、問い合わせフォームなども簡単な操作でつけることができる、オールインワンなホームページ作成ツールです。
特徴は?
決済機能やメルマガ配信、さらにはスタンプカード的なアプリの作成などもできて、課金すればすべてペライチ内で完結できるのがおすすめポイントです。
また、ホームページを構成するパーツが「ブロック」になっているので、初心者でも感覚的にブロックを並べていくだけでホームページ作成が可能です。
無料で使える?
Wix、Jimdoと同じく、ペライチの広告表示がある状態であれば、無料で使うことができます。ただし、アクセス数が一定を超えるとページが閲覧不可になってしまうので、長期間利用するホームページの場合は一番安い有料プラン(月額1500円くらい)に加入するのがおすすめです。広告表示も消せます。
登録方法からホームページの実際の作り方、実践練習など、こちらの記事で解説しています。
ネットショップ作成なら「BASE」
ネットショップを開設して、グッズや商品を売りたいのであれば「BASE」がおすすめです。デザインテンプレートがたくさん用意されており、専門知識が無くても、おしゃれなページを作ることができます。また、WEB制作会社に個人で依頼すると高くつく「決済機能」も予め用意されています。クレジットカードや銀行振込、コンビニ払いにも対応しているのが素晴らしいところ。
初期費用なし
BASEは初期費用や月額料金などがかかりません。利用料は決済手数料(売上の3.6% + 40円)の形で取られるので、商品が売れなければBASEに支払う料金は0円です。まだ人気の出ていないショップでも気軽に始められる、というのがおすすめポイントです。
配送料が安く、発送手続きが簡単
ヤマト運輸と連携している「かんたん発送」を使えば、なんと送料が全国一律で安くなります。バーコードを読み取るだけで発送もできるので、宛名書きも不要です。便利ですね。

BASEはカスタマイズの自由度も高く、HTMLやCSSの知識があれば、より自由な表現をすることができます。
何でも作れるデザインツール「Canva」
Canvaはあらゆるものを作れるオンラインのデザインツールですが、ホームページも作れます。
特徴は?
わかりやすい編集画面で直感的に操作できます。Canva内に素材が豊富なので、他のサイトで探してアップロードして…という必要がなく、Canvaで完結できます。
おしゃれなテンプレートもたくさんあるので安心です。
注意点は?
「ホームページを作る専用のツール」ではないため、スマホ用にデザインが自動作成されるものの細かいレイアウト調整は制限されるなど、不便は多いです。

詳しくは「Canvaとは?」の記事に、おすすめの使い方などもまとまっているので、興味があれば読んでみてください。
自由にカスタマイズできる「WordPress」
WordPress(ワードプレス)はここまで紹介したサービスとは少し毛色が異なります。
自由度はダントツで高く、隅から隅まで自分の好きなデザインを実現できるのが特徴です。
また、無料・有料問わずテンプレートも多く、インターネット上に使い方などの情報も多いため、初心者さんでも頑張れば使える可能性はあります。
注意点
自分でサーバーを借りて、HTMLやCSSなどのコードをいじる必要があります。
また、セキュリティへの対応もいろいろと操作が必要なため、完全な初心者さんは、他のサービスを選んだほうがよいでしょう。


自由度の高い操作性でおしゃれなホームページを作れる「Studio」
Studioは、複雑なコードを書くことなく、直感的な操作でおしゃれなデザインを作れるホームページ作成ツールです。東京の会社ですが、なんとアメリカにも進出しています。
特徴は?どんなサイトが作れる?
ピクセル単位の微調整や細かいデザインの設定が可能なのに、ノーコードで(クリックなどの操作だけで)作れるので細部までこだわったおしゃれなホームページを、コーディングするよりはるかに簡単に作成できるのが特徴です。
実際にStudioを使われているホームページを集めたサイトギャラリーをみて、おしゃれなページがとても多く、「これをノーコードで?!」と、正直驚きました。
料金は?
無料でも使えますが、広告表示されてしまいます。有料のプランの最安は月額590円と比較的安めの価格なので、最低限のホームページでよいのであれば、一番下のプランがおすすめです。
ただし、作成できるページ数が少ないのと月間2000アクセスまでしか対応できないため、作りたいホームページの規模によってはもう少し上のプランにする必要があります。
注意点は?
WixやJimdoなどと比べると、ちょっと難しく、上級者向けではあります…。

また、下の記事ではStudioの基本や初心者が慣れるための操作のコツ、さらに簡単なページを実際に作ってみるチュートリアルなども書いているので、興味があれば読んでみてくださいね。
4. 自分でホームページ作成、結局どれがおすすめ?
ここまで7つのホームページ作成ツールを紹介してきました。では、結局どれがおすすめなのでしょうか。分かりやすく比較できるように表にまとめてみました。(画面幅が狭い場合、横スクロールできます)
プロパティ | Wix | Jimdo | ペライチ | BASE | Canva | WordPress | Studio |
---|---|---|---|---|---|---|---|
テンプレート の豊富さ |
◎ | ◯ | △ | △ | ◯ | ◎ | △ |
スマホ表示 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
簡単さ | ◯ | ◯ | ◎ | ◯ | △ | △ | △ |
ホームページの オシャレさ |
◎ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◎ | ◎ |
(日本語) サポート |
◎ | ◎ | ◯ | ◯ | ◯ | △ | ◯ |
広告非表示にする 最低料金 |
¥1,300/月 | ¥990/月 | ¥1,465/月 | ¥500※/月 | ¥983/月 | 別途 | ¥590/月 |
独自ドメインが 使える最低料金 |
¥1,300/月 | ¥990/月 | ¥1,465/月 | ¥0/月 | ¥983/月 | 別途 | ¥590/月 |
※料金などは2025年4月時点の数字です。
※BASEは広告表示はありませんが、控えめに表示される公式ロゴを消すのに500円必要です。
会社やお店のホームページを作る場合のおすすめは?
会社やお店のホームページを作るのであれば、できれば広告を外して公式らしさを出したいところ。となると、どのツールでも有料プランに加入する必要があるかと思います。個人的にはテンプレートのオシャレさと、サポートの充実具合からWixがおすすめです。
ネットショップを作る場合のおすすめは?
便利な発送関係の機能も揃っているBASEがおすすめ。僕自身も利用しています。
イベントページや告知ページなどをサクッと作る場合のおすすめは?
1ページ完結の縦長のウェブページを「とにかく簡単に作りたい」のであれば、ペライチがおすすめです。例えばイベントページや、商品の宣伝ページなどですね。操作が分かりやすく、とにかく簡単に作ることができます。
凝ったおしゃれなデザインのホームページを作りたい場合のおすすめは?
おしゃれで印象的なデザインにするためには、操作の自由度の高さが必要です。その点でいえば、Wixが簡単におしゃれにできておすすめです。また、操作が少し難しいですがStudioも高クオリティのものが作れておすすめです。それぞれの制作事例をみるとびっくりするかと思います。
5. おすすめのホームページ素材作成ツール
ホームページを作っていく中で「自分だけのロゴ、ヘッダー画像を作りたい」や「無料の写真を素材を使いたい」ということもあると思います。この章では、そんなときに使える便利なツールやサイトを紹介します。
ロゴやヘッダー画像をデザインできる無料ツール
2017年5月に日本に上陸したCanva(キャンバ)というサービスを使えば、無料でおしゃれなデザインのヘッダー画像や、ロゴなど、バナー画像などを作ることができます。
Canvaの詳細や使い方は「Canvaの使い方」で解説しています。
写真素材をダウンロードする
おしゃれな写真素材を見つけるにはUnsplashを使うのがおすすめです。こちらのサイトにアップロードされている画像は全て無料であらゆる目的に使うことができます。
英語になってしまいますが、目的の写真を見つけるために検索機能を使うのがおすすめです。例えば「food」と検索すれば、おしゃれで美しい料理や食材、調理風景の写真が見つかります。
無料でアイコンやイラスト素材をダウンロード
以下の記事で、完全無料で使えるアイコン素材サイトやイラスト素材サイトをまとめています。
最後に
ここまでたくさんのホームページ作成ツールや素材サイトを紹介してきました。ホームページを作りたいのか、ちょっとした宣伝ページを作りたいのか、ネットショップを作りたいのか、で使うべきツールも変わってきます。
この記事が、自分でホームページを作る初心者さんの参考になれば幸いです!
