【図解】Amazonと楽天どっちがおすすめ?違いを徹底比較

Amazonと楽天の違い

日本で有名なネット通販といえば「Amazon」と「楽天」ですよね。この記事では、2つのサービスを様々な角度から徹底比較していきます。

1. Amazonとは?

Amazon(アマゾン)は米国生まれのネット通販です。2017年現在、Amazonの運営会社の時価総額は世界で第5位となっています。

ビジネスモデル

Amazonのイメージ

Amazonのイメージは、超巨大なショッピングセンターです。たくさんの商品がAmazonにより管理・販売されています。そのうちのほとんどの商品をAmazon自身が在庫を持って販売しているというのがポイントです。

Amazonは「商品を販売することで利益を得ている」のですね。

2. 楽天とは?

楽天は、日本生まれのネット通販です。世界的には知名度は低いですが、日本では球団を持っていることもあり、とても有名ですね。

ビジネスモデル

楽天のイメージは、商店街です。楽天の役割は出店する場所を用意することです。

楽天自身は商品を販売しません。在庫も持ちません。実際に商品を販売するのは楽天に出店するお店です。じゃあ、楽天の収益源は何なのかというと「お店の出店料」です。「月10万円お支払いただければ、楽天にお店を出すことができますよ」というビジネスモデルになっているわけですね。

3. 具体的な違いは?

ここからは具体的にどのような違いがあるのかを見ていきたいと思います。

デザインの見やすさ

 Amazon: 楽天:

▼ Amazonの商品ページamazonの商品紹介ページ

Amazonでは、どの商品でも同じ形式で表示されるため、目当ての情報を簡単に見つけることができます。

▼ 楽天の商品ページ楽天の商品紹介ページ

楽天の場合、商品によってページのデザインがガラッと変わります。まるで別のWebサイトを見ているかのようです。

楽天は目をひくような派手なページが多いのですが、統一感がなく、長時間見ていると疲れてしまいます。

商品の探しやすさ

 Amazon: 楽天:

▼ Amazonの商品ページAmazonの商品一覧

こちらはAmazonの商品一覧ページです。必要な情報しかのっていないため、スッキリしています。

▼ 楽天の商品ページ楽天の検索ページ

楽天の場合、商品名に派手なキャッチコピーが入っていたり、写真にウリ文句が入っていたりして、見にくくなっています。

また、楽天ではパッと見て「送料を含めた最終的な価格」が分かりづらくなっています。

レビューが参考になるかどうか

 Amazon: 楽天:×

Amazonの場合、しっかりとしたレビューが多い印象です。とくに本や映画なんかでは、読み応えのあるレビューがたくさん書き込まれており、商品選びの際にとても参考になります。一方、楽天だと「レビューを書いてくれたら送料無料」というようなキャンペーンをたくさん行っているため、レビューの評価やコメントがあまりあてになりません(テキトーなコメントが多いという印象です)。

サルワカくんの顔(通常)
サルワカくん

Amazonはレビューがある程度信頼できるため、価格以外の面からも商品を比較しやすいのです。

配達の速さ

 Amazon: 楽天:

Amazonが発送する商品の場合、通常配送で届くまでに2〜4日ほどかかります。「お急ぎ便」だと翌日、また住んでいる地域によっては、当日中に届けるような指定もできます(2時間以内に届く地域もあります) 。楽天も店舗によっては「あす楽」と呼ばれる翌日中に配達するシステムを利用することができます。

品ぞろえ

 Amazon: 楽天:

扱っている商品の数はおそらくほとんど変わりません。2012年時点では、楽天の登録商品数は約1億点、Amazonの登録商品数は約5千万点とされています。しかし、楽天の場合、このなかに重複する商品がかなり含まれているのです。実質はどちらも同じくらいでしょう。ただ、楽天の場合、ファッション系の品ぞろえはAmazonよりも良いのではないかと思います。

安さ

 Amazon: 楽天:

商品次第でどちらが安いかは異なります。ただ、傾向としてはAmazonは「家電製品」「日用品」「食料」の値段が安い傾向にあります。一方で、楽天は「衣服」の値段が安いという印象です。

ポイントの貯まりやすさ

 Amazon: 楽天:

Amazonだと特定の商品を買ったときにしかポイントがつきません。一方楽天では、どの商品を買ってもポイントがつきます。とはいえAmazonも最近はポイントが貯まりやすくなってきました。

キャンセルや返品、配送先変更のしやすさ

返品のしやすさ

 Amazon: 楽天:

Amazonにより配送される商品の場合、マイページから簡単にキャンセルができます。手元に届いてから「思っていたものと違った」という場合も比較的ラクに返品ができます。また、注文後に配送先を変更するのも簡単です(配送済みでなければ)。一方で楽天の場合、注文後はそれぞれの店舗の人と直接やり取りをしてキャンセルや住所変更をしなければなりません。

トラブルが起きたときの対処のしやすさ

 Amazon: 楽天:

Amazonが取り扱う商品の場合、トラブルが起きたときにはAmazonに問い合わせれば済みます。24時間、電話もメールも対応しているため、何かあったときには気楽に問い合わせることができます(そして親切)。一方、楽天だと商品についてのトラブルが起きたときにやり取りをする相手は基本的に「それぞれの店舗スタッフ」です。店舗によって対応が異なるだけでなく、営業日や営業時間も異なるのです…。

楽天の1番の欠点はメルマガ?

ここまで様々な角度から比較してきましたが、楽天を意地でも使わない人たちがよく言うのは「楽天はメルマガが鬱陶しい」ということです。商品注文時に、「店舗からのメルマガを購読する」という欄にしれっとチェックが入っており、これを外し忘れるとメルマガ地獄に苦しむことになります。毎回忘れずにチェックを外すのが面倒なのです…。Amazonの場合、基本的に必要なメールしか送られてきません。

4. 結局どっちがおすすめ?

Amazonの方が使いやすく、はじめて使う人にも親切です。また、トラブル時の対処がしやすいので安心です。

とはいえ、楽天は衣服を探しているときにはおすすめです。衣服の商品数が多く、比較的価格も安いからです。

を買うのであれば間違いなくAmazonがおすすめです。レビューが参考になるだけでなく、電子書籍や中古本も充実しているからです。また、食料品家電製品もAmazonで探したほうが安いものを見つけやすいかと思います。

Amazonにいく 楽天にいく

5.(参考)シェアの比較

ちなみに、ネット通販としてはどちらのシェアが大きいのでしょうか。

国内だと接戦

2014年の「国内のEコマース(ネット通販)の売上全体に占めるシェア」は楽天が27.7%、Amazonのシェアは25.9%となっています。(Cross-border Ecommerce)。日本国内ではかなり接戦だということですね。

世界的に使われているのはAmazon

2015年の世界全体の売上シェアを見ると、Amazonが13.0%に対して、楽天は1.5%となっています(Global1000 Spotlight)。楽天は国内では有名ですが、世界的にメジャーなのはダントツAmazonなわけですね。

楽天の成長は停滞気味

また、好調なAmazonに対して、楽天の伸び悩みは至るところでささやかれています(日経新聞)。店舗型で出店料で儲けているため、なかなか収益率を伸ばしにくいようです。Eコマース市場には、メルカリやBaseなど新しい企業もどんどん参入してきているため、今後の動きが楽しみです。

サルワカ