記事内に商品プロモーションが含まれる場合があります
モンドセレクションで「最高金賞」や「金賞」はよく見かけますが、「審査員賞」があるのをご存知ですか?実はこれ、とってもおすすめなんです。(→詳しい解説へスキップ)
1.モンドセレクションの審査員賞とは?
モンドセレクションの審査員賞は、2016年に新しく創設された賞です。「卓越性の象徴」とされ、味や精巧さ、革新性などが評価された製品に贈られます。
2.最高金賞と審査員賞の違い
モンドセレクションといえば、「最高金賞」や「金賞」ですよね。これらと審査員賞は、どのように違うのでしょうか。
受賞製品の選出方法
最高金賞の場合
モンドセレクションの審査は点数評価で行われ、点数が90点以上の製品が最高金賞を受賞します。
審査員賞の場合
審査員賞は、点数で決まるものではありません。審査員が「際立った特質を備えている」と全員一致で選んだ製品が受賞します。
具体的には、「味・風味・革新性・独自性などのある特質が突出」していて、「存在感を示した製品」とされています。つまり、「なにかしらの特徴ががあって目立った製品」というわけです。最高得点をマークした製品、とは限りません。
受賞製品の数
最高金賞の場合
モンドセレクションは「食品」「スピリッツ&リキュール」など6つのカテゴリーに分かれています。
最高金賞の受賞製品数には制限がありません。点数90点以上取れれば受賞できるため、つまり、品質さえよければいくつでも受賞できるのです。
審査員賞の場合
対して審査員賞は、各カテゴリーごと1点のみを選びます。つまり、応募総数2000点を超える製品の中から、計6点しか選ばれないのです(2016年の最高金賞は425点でした )。
まとめると・・・
最高金賞 | 審査員賞 | |
---|---|---|
選出方法 | 点数評価 | 議論 |
基準 | 90点以上の獲得 | 審査員全員一致の高評価 |
受賞製品数 | 制限なし | 各カテゴリーごと1点のみ |
3.審査員賞の食品を実際に食べてみた
2016年の受賞製品
2016年モンドセレクション食品カテゴリーの審査員賞受賞製品は、菓匠三全の「アーモンドパイ」です。
菓匠三全は仙台を中心に店舗がある、1947年創業の歴史あるお店です。萩の月という仙台の銘菓が有名なお店です。
実際に食べてみた感想
仙台まで行くのは遠いので、公式のオンラインショップから購入してみました。会員登録なしでも購入できますよ。
送料が600円かかるだけあって、かなり厳重な状態で届きました。紙袋もついてくるので、人にあげるときにも問題なさそうです。
包みがおしゃれですね。高級感もあります。
包装紙を開けると、しっかりとした缶に入っています。
今回は6枚入りを買ってみましたが、1枚1枚がかなり大きいです。上にアーモンドスライスがびっしりですね。早速食べてみたところ、審査員賞受賞も納得の味でした。バターの風味がしっかりとしたパイ生地は、普通のパイ生地とは違い、不思議とパサつきません。ぎっしり生地が詰まっていて、なんだかサブレとパイの間みたいな食感でした。しかしさくさくとした軽やかさは失っておらず、アーモンドのかりかり感も相まってとてもおいしいです。 甘さも、くどすぎなくてちょうどよかったです。コーヒーや紅茶に合います、これ。1枚食べれば満足できるサイズで、おやつにこれ1枚とコーヒー1杯でちょうどいいかな、というかんじ。
ちょっとお値段がしますが、とてもおいしかったので、自分用のおやつというよりは、人への手土産にぴったりと思いました。
まとめ
審査員賞は審査員全員の一致で選ばれた、際立った特質をもった良品です。
最高金賞が425点選ばれたのに対して、各カテゴリーから1点のみ、計6点しか選ばれないため、厳選された製品と言えるでしょう。
もちろん、最高金賞の製品もよいものですが、受賞製品数がこれだけ少ないと、「食べてみたい」という気になりませんか ?実際にとても美味しかったです。
手土産選びの参考としてもよさそうですね。