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パソコン画面などに自分の用意した写真をはめ込んだ画像（モックアップ）を、Canvaなら無料で、ワンクリックで作成できます。他にもTシャツやマグカップ、ポスターなどのモックアップも作れます。
1.Canva「スマートモックアップ」でできること
「モックアップ」とは、このようにパソコンやスマホの画面などに画像をはめこんだものです。よくアプリやWebサービスのサイトなどで見られますよね。
Canvaなら、「スマートモックアップ」という画像編集機能を使えば、とても簡単にモックアップ画像を作成できます。
- モックアップにしたい画像をアップロード
- モックアップの枠を選ぶ
- はめ込む画像をクリック
たったこれだけで、シンプルなモックアップもおしゃれなモックアップも作れます。
作れるモックアップの種類は、パソコン、スマホ、名刺やカード、本の表紙、マグカップ、Tシャツなど。たくさんありますね。
たとえば、こんなスマホのモックアップや…
こんなマグカップのモックアップも。
こんなポスターのモックアップも作れます。
とにかく簡単なので、パソコンに不慣れな人でも大丈夫です！
2.モックアップの作り方
それでは、Canvaのスマートモックアップ機能の使い方を、実際の画面で解説します。
なお、Canvaを使用するには無料の会員登録が必要です。まだ会員登録していない場合は、下の青いボタンから登録してください。
1.Canvaでモックアップにしたい画像を開く
まずはCanvaのデザイン編集画面を開きます。
Canvaのトップページを開いたら、右上の「デザインを作成」をクリックします。
開いたメニューの中から「写真を編集」をクリックします。
パソコンのフォルダが開くので、モックアップを作りたい画像を選択し、右下の「開く」をクリックします。
この画像でよければ「使用する」をクリックします。
Canvaの編集画面で画像を開けました。ここからモックアップ画像に加工します。
2.画像編集機能の「スマートモックアップ」を開く
モックアップ画像を作成する機能「スマートモックアップ」は、画像編集機能のひとつです。
まずは写真をクリックして、上に表示される「画像を編集」をクリックします。すると左側に画像編集メニューが開きます。
メニューを下にスクロールすると、「スマートモックアップ」が出てくるので、右上の「すべて表示」をクリックします。
これでスマートモックアップのメニューを開けました。
3.モックアップを選択して適用
パソコンやスマホ、服やマグカップなど、いろいろなモックアップをクリックするだけで作成できます。下にスクロールするといろいろ出てくるので、好みのものを探しましょう。
今回はポスターのモックアップにしてみます。一度クリックしただけで、モックアップ画像になりました。
これでもうモックアップは完成なのですが、もう少し、はめこんだ猫画像を調節してネコのアップにしたいですね。
モックアップのメニューを見てください。ワンクリックしてモックアップ適用した後は、グレーがかって調節マークが表示されています。ここをクリックします。
するとモックアップ調節用のメニューが開きます。
「フィル」の部分をクリックすると選択肢が開くので、「カスタム」をクリックしましょう。
すると、はめ込んだネコ画像の切り取り位置を調節するメニューが開きます。それぞれの項目の丸を左右にドラッグすれば、切り取り位置やサイズを調節できます。
アップにしました。いいかんじに調節できたら、下の「適用」をクリックします。
調節メニューが閉じたら、もう一度下の「適用」をクリックして、モックアップ加工を確定させます。
これでモックアップの完成です。
ポスターのモックアップを簡単に作ることができました。
画像のダウンロード方法は、こちらの記事で解説しています。
なお、モックアップ適用後は全体でひとつの画像として扱われるので、画像編集したときに、はめ込み画像だけでなくモックアップ画像全体に加工が適用されます。注意してくださいね。
3.スマートモックアップの注意点
背景付きのモックアップは調節が必要
Canvaで作れるモックアップは、製品単体のものと背景付きのものがあります。
背景つきのモックアップは、写真のうつり具合や加工具合によっては背景からかなり浮いてしまうので注意が必要です。
たとえば、こちらのポスターのモックアップで、ネコ画像を未加工ではめ込むとこんなかんじに。なんだかイマイチしっくりこないというか、背景のおしゃれさに写真が負けていますね。
こちらはネコ画像をCanvaの他の画像編集機能で加工したうえで、モックアップにしてみました。さっきよりは「壁にかかったポスター感」が出ています。
自然なモックアップ画像にしたければ、画像を一度加工してみるのがおすすめです。
他の加工が外れることがある
- Canvaで開いた画像を加工（フィルターなど）
- そのままスマートモックアップを適用
この手順でやると、モックアップ画像になったときに①の画像加工が消えることがあります。
そのうち改善されるかもしれませんが、加工がキャンセルされてしまう場合は、以下のようにするのがよいでしょう。
- Canvaで開いた画像を加工
- 一度画像をダウンロードする
- ダウンロードした画像をCanvaで開きなおす
- 開いた加工済画像にスマートモックアップを適用
はめ込んだ後の画像単体の加工はできない
スマートモックアップで「適用」をクリックすると、全体でひとつのモックアップ画像となり、はめ込み画像単体で加工できないようになります。
ネコだけをモノトーンにしたくても、このようにモックアップ全体がモノトーンになってしまいます。
はめ込む画像にフィルターをかけるなど加工したい場合は、スマートモックアップ適用前に行いましょう。
まとめ
今回は、画像をはめこんで合成するスマートモックアップ機能の紹介でした。
他にも便利な画像加工機能がたくさんあるので、ぜひCanvaを活用してみてください！
なお、「スマートモックアップ」は無料の機能ですが、有料機能にも便利なものがたくさんあります。
下のボタンから有料プラン「Canva Pro」に登録すると、通常３０日間の無料お試し期間が45日に延長されるので、試して見たい方におすすめです。
