写真にあわせてデザインの配色を自動で選択!Canvaの便利機能

写真にあわせてデザインの色を自動変更するCanvaの便利機能

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Canvaを使っていて、「テンプレートはとても素敵なのに写真を差し替えたらイマイチになってしまった…」、そんな経験はありませんか?

もしかするとそのお悩み、「写真にあわせてデザインの色を自動で選択してくれる機能」でサクッと解決できるかもしれません。

サルワカくん
サルワカくん
Canvaはとても便利な無料デザインツールです。「Canvaってなに?」という方は、こちらの記事で解説しています。

1.どんな機能?実例紹介

Canvaの「写真にあわせてデザインの色を自動で変更してくれる機能」ですが、実際にどのようになるのか見てみましょう。

ベースのテンプレート未加工

例として、こちらのインテリアの広告チラシのテンプレートを使用します。

違う配色のインテリアをテンプレートにはめこむ

テンプレート上で、ちがう雰囲気のインテリアの写真と差し替えます。

悪くないけどイマイチな例

…悪くはないですが、もう少ししっくり来る配色がありますよね、きっと。

ということでCanvaの写真のカラー適用の機能を使うと…

写真のカラーを自動で適用した例

ワンクリックでこんな配色になりました。さっきよりいいですね!

写真のカラーを自動で適用するとこのような結果になった

もちろん、1パターンだけでなく、複数パターン作成できます。ここに挙げたのはほんの一例です。

まったく違うカラーの組み合わせになった

色味のガラッと異なるピンクのインテリアの写真でも試してみました。とてもいいかんじに仕上がりますね。

こんなかんじで、デザイン全体の配色をいいかんじに変更してくれます。

配色に悩むときや、センスに自信がない人にとてもおすすめです!

2.写真カラー適用機能の使い方

それでは、機能の使い方を、実際の画面で解説します。(カラー適用自体はワンクリックなので、とても簡単です!)

このテンプレートでカラー適用を実践

このコーヒーのチラシのテンプレートに…

この写真を入れる

このいちごジュースの写真を使ってみます。

ドラッグ&ドロップで写真を入れる

テンプレート上の写真のところに、いちごジュースの写真をドラッグして移動し、写真が差し替わるポイントを探してドロップします。

おさまるようにサイズを調節

写真をダブルクリックして、ドラッグしていいかんじの切り抜き位置になるように調節します。四隅の丸をドラッグすればサイズ調節できます。

写真がおさまった

こんなかんじに収めました。

右クリックしてカラーを適用

続いて、写真を右クリックしてメニューを開き、「ページにカラーを適用」を選択します。

写真のカラーがデザインに自動で適用された

すると、デザイン内の模様やフォントの色が自動で変わりました。いちごカラーになりましたね。

もう一度おなじ操作をすると色が変わる

もう一度同じように「画像を右クリック」→「ページにカラーを適用」の操作をすると、色の組み合わせが変わります。好みの配色になるまで何回か操作するとよいでしょう。

違う写真でもカラー適用してみる

今度は、違う色味の写真で試してみます。暗めの色の写真をテンプレートにはめこんでみます。

右クリックして、写真のカラーをデザインに自動で適用

画像を右クリックして「ページにカラーを適用」をクリックします。

一回でこのような色になった

いちごジュースのときとは全く異なる配色になりましたね。ちゃんと写真のカラーにあっています。

文字色を変更して完成

文字の色だけ気になるので、変更してみました。

サルワカくん
サルワカくん
ちなみに、2つめの暗色のデザインは、写真を差し替えてから10秒程度でデザインが完成しています。本当に便利でありがたい機能です…!

完成したデザインをダウンロードする

完成度のデザインのダウンロードは共有から

完成したデザインのダウンロードはとても簡単です。まず画面右上の「共有」のボタンをクリックし、開いたメニューから「ダウンロード」をクリックしましょう。

ファイル形式等を選択してからダウンロードする

あとはファイル形式などを選択して、下の「ダウンロード」をクリックすれば、パソコンのフォルダに保存されます。

3.好みのカラーにならないときのちょっとしたコツ

自動で色を選んでくれて便利な反面、何回「ページにカラーを適用」をクリックしても、好みの配色にならないときもあります。

そんなときは、写真の切り抜き位置を動かすと、解決できるかもしれません。(写真をそのまま使うデザインなら、あえて一度切り抜きます

もう一度おなじ操作をすると色が変わる

たとえば、最初に作ったいちごジュースのデザインです。グラスの周りのいちごの色の影響が強いため、全体的に濃い赤の配色となっています。

「もう少しピンクっぽいデザインにしたいな」と思ったら、写真を動かしてピンク部分が多く映るようにするのがポイントです。

もっとうすいピンクにしたいなら写真を移動

画像をちょっと動かして、切り抜き部分にいちご(濃い赤)があまり写らないようにします。

写真の色をデザインに適用すると薄いピンクに

濃いいちごの色があまり写っていない状態で、カラーを適用するとこのようになりました。先程よりピンク寄りの配色です。

例として、同じ写真を使って、切り抜き方でどれくらい配色に差があるのかを見てみましょう。

まずは、「いちごの濃赤も含む切り抜き方」の場合です。中央のデザインに「ページにカラーを適用」したとき、周囲の4枚のようなデザインになりました。

いちごの色の影響が強い配色

続いて、「ほぼピンクのジュースのみの切り抜き方」の場合です。

ジュースの色の影響が強い配色

ピンクベースの配色のデザインが増えましたね。濃赤を含んでいたときと、かなり差があることがわかります。

最後に写真を中央に戻す

写真の切り抜き位置を調節して好みの配色にした後は、もう一度切り抜き位置を調節して元の位置に戻せば、デザインが完成します。

つまり、好みの配色で「ページにカラーを適用」したいときは…

  1. 好みのカラーを多く含むように写真の切り抜き位置を調節する
  2. 「ページにカラーを適用」の操作を行い、狙った配色を探す
  3. 好みの配色になったら、写真の切り抜き方を再度調節して、いいかんじに戻す

という方法がおすすめです。

まとめ

デザインの配色に悩んだとき、特にテンプレートの写真を差し替えてイマイチになったときは、写真を右クリックして「ページにカラーを適用」の操作がおすすめです。

好みの配色にならなかったときは、写真の切り抜き位置を調節し、好みのカラーを多く含む状態で「ページにカラーを適用」しましょう。あとで写真を元の切り抜き位置に戻せば完璧です!

他にも、Canvaでは色を抽出するカラーピッカー機能など、便利な機能が無料で使えます。

さらに便利なデザイン機能や、スライド作成機能、動画編集機能などがたくさんあるので、ぜひCanvaを活用してみてください!

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