画像は2025年当時のWixの画面です。従来のWixエディタを中心とした操作例で、現在のダッシュボードやWix Harmony・Wix Studioでは表示や機能が異なる場合があります。SEOの評価は測定項目と時点によって異なり、特定のツールや有料プランが検索上位を保証するものではありません。

Wixには基本的なSEO設定や検索エンジン向けの機能が用意されています。ただし、使うツールだけで検索順位が決まるわけではありません。

現在のWixのSEO対策はどのようなものなのか、上位表示を狙うならどこから設定したらよいのかを解説していきます。

1.「WixのSEOが弱い」と言われるのはなぜ?

SEO対策がしっかりできるWixですが、「WixのデメリットはSEOが弱いこと」、そんな情報を目にするのはなぜでしょうか。

本当にWixのSEOは強いの?

そもそも、WixのSEOが本当に強いのかどうかですが、信頼できる外部評価があります。

Google担当者の評価の位置付け

Wixの公式SEOページには、GoogleのJohn Mueller氏によるWixの取り組みへの肯定的なコメントが紹介されています。個々のサイトの検索順位を保証する発言ではありません。

第三者レポートの技術的なSEO評価

「HTTP Archive」という、Web全体のパフォーマンスや技術的な傾向を継続的に記録・分析している機関があります。

2024年のWeb AlmanacのCMS調査では、WixサイトのLighthouse SEOスコアの中央値はPC・モバイルともに100でした。技術的なチェック項目の結果で、検索順位そのものを測ったものではありません。

個別サイトの検索順位を見るときの注意

原記事ではWix自社サイトの検索順位も例に挙げていました。ただし、個別サイトの順位だけで、同じツールを使うすべてのサイトのSEO性能は判断できません。

WixにはSEOに取り組むための機能があります。ここからは、「弱い」という情報を見るときに注意したい点を整理します。

WixのSEOが弱いと誤解されてしまう理由

過去のデータと現在の機能を区別する

コアウェブバイタルは表示速度や操作への応答性、レイアウトの安定性などを測る指標です。検索で考慮される要素の一つですが、SEO全体の強さや順位を表す指標ではありません。

古い測定結果だけで現在の機能を判断したり、平均的なスコアから自分のサイトに問題がないと考えたりしないことが大切です。

ツールの機能と個別サイトの設定を区別する

Wixは「操作が簡単で初心者にも使いやすいツール」なので、「SEOが何なのか全くわからない」という初心者さんもWixでWebサイトを作ります。

SEO設定やコンテンツはサイトごとに異なります。一部のサイトの結果を、Wix全体の性能や初心者全体の傾向と結びつけることはできません。

まとめると…

WixにはSEOの基本設定や技術的な機能があります。過去の評判や一つのスコアだけで判断せず、現在の機能と自分のサイトを確認しましょう。

ここからは、実際のWixのSEO機能について解説していきますね。

2. WixのSEO機能と設定方法

初心者に優しい「SEO設定ガイド」

Wixには基本設定を順に進める「SEO設定ガイド」があり、無料プランでも利用できる項目があります。ただし、Googleへの簡単接続など一部の操作には有料プランと接続済みドメインが必要です。

WixのSEOガイドへのアクセス方法

画像は旧画面の操作例です。現在はダッシュボードのSEO・GEO関連画面からSEO設定ガイドへ進みます。メニュー名や位置は利用環境により異なる場合があります。

wixのSEOチェックリストをクリックする

すると、設定すべき項目が一覧で表示されます。例えば、一番上の「トップページのタイトルを設定してください 」をクリックすると…

クリックすると理由と設定方法が表示

このように、「設定すべき理由」と「設定内容」が表示されます。別画面に移動することなくその場で設定できるので、SEO設定がサクサク進んで簡単です。

個人的に便利だな〜と思ったのが、ノーコードツールを使っているとつい忘れがちな「画像の代替テキストの追加」です。

WixのSEO設定ガイドでまとめて画像の代替テキストを設定できる

WixのSEO設定では、このように代替テキスト未設定の画像が一覧で表示されて、さらにその場で代替テキストをまとめて設定できるので非常に便利です。

さらに、「代替テキストって何?どう書けばいいの?」という人向けにWix公式のわかりやすい解説もあるので、ぜひ活用してください。

SEOアシスタントの活用

SEOアシスタントは、サイトの問題や推奨事項を確認する機能です。ここでは原記事の有料プランでの画面例を紹介します。利用できる機能や条件は現在の公式案内をご確認ください。

WixのSEOアシスタントなら問題が生じれば教えてくれる

Webサイトを編集してSEO的な問題が生じた場合、SEO設定画面のここの「問題」のところに修正タスクが追加されます。

Wix有料プランのSEOアシスタント

クリックするとこのような一覧が開くので、「優先的にやるべき事項」や「推奨事項」など、一目でわかって便利です。

\SEOアシスタントが使える/

有料プランの詳細をみてみる

モバイル対応も簡単

スマホでWebサイトを見る人が多い現在、「スマホ表示」にしっかりと対応することはとても重要です。

Wixは自動でスマホ用デザインを作成してくれるので、ちょっとした手直しをするだけでOKで、非常に楽です!

Wixでスマホ表示用の編集が可能

スマホ用画面の編集したいときは、上の切り替えボタンをクリックするだけです。編集内容に制限はありますが、パーツの移動やサイズ変更など基本的なことは可能です。

従来のWixエディタではモバイル側の配置を調整できますが、変更内容によってはPC側にも反映されます。両方の画面をプレビューで確認しましょう。

Google Search Consoleとの連携も可能

Google Search Console自体はGoogleの無料サービスです。WixのSEO設定ガイドから数クリックで接続する機能には、有料プランと接続済みドメインが必要です。手動の所有権確認とは分けて考えましょう。

「どんなキーワード」で「どれくらい検索され」「どれだけクリックされたか」が分かるので検索パフォーマンスを確認できます。また、「ちゃんとGoogleにサイトを認識してもらえているか」「ページで問題が起きていないか」などもチェックできるので、重要なツールです。

そんなツールを数クリックで連携できるのは便利なので、有料プランにするならぜひ活用しましょう。

\連携がカンタン/

有料プランの詳細をみてみる

詳細なSEO設定も可能

SEO設定ガイドで基本的な設定はOKですが、もっと細かい設定もできます。

SEO設定を個別に可能

なお、SEO設定ガイドで設定した内容の編集は、SEO設定画面で下にスクロールして表示される「SEO設定」のメニューからも可能です。

ページごとにSEO設定できる

複数ページあるWebサイトの場合は、ページごとにSEOの設定ができます。たとえば、「メインページ」をクリックしてみましょう。

編集をクリックしてまとめて SEO設定できる

このように行ごとに表示されるので、マウスをのせて表示される「編集」のボタンをクリックします。

クリックしてSEO設定を編集

すると右側にメニューが開きます。ここから各項目の設定を変更できます。

タブ切り替えで高度なSEO設定も可能

さらに、上のタブで切り替えれば、より詳細なSEO設定が可能です。

なお、より専門的なSEO関連の機能については、こちらの公式ページにまとまっています。

詳細なSEO設定では専門的な用語も出てきますが、Wix公式の丁寧な解説もあります。

ヘルプが親切なWix

例えば「構造化マークアップって何?」というときは、横の「i」のマークにマウスをのせましょう。説明が表示され、「詳細はこちら」をクリックすれば詳しい解説を確認できます。なお、画像内の「検索結果で上位表示させるのに役立ちます」は当時の説明です。構造化データは検索エンジンによる内容の理解を助け、リッチリザルトの対象になり得ますが、検索順位やリッチリザルトの表示を保証するものではありません。

また、全体的に設定の流れが解説された「SEO設定をカスタマイズする(公式ヘルプページ)」もあるので、こちらを見ながらやるのもおすすめです。

SEOのために有料プランにするべき?

「名刺代わりのホームページで、検索流入は望まない」というのなら、SEO対策はがんばらなくてよいので、無料プランで全然OKです。

ただ、「SEO対策をしっかりして検索上位を狙いたい」のであれば、有料プランにするのがおすすめです。

有料プランがおすすめな一番大きな理由は、広告が消え、独自ドメインを使えるからです。

「独自ドメイン」というのは、URL内に「〜〜.wixsite.com」のような「wixsite」の文字列が入らず、独自のURLを設定できる仕組みです。

Wixで対象の年払い・複数年プランを新規購入すると、対象ドメインの新規登録に使える初年度無料クーポンが付く場合があります。月払い・更新などは対象外となるため、契約前に対象条件と2年目以降の更新料金を確認しましょう。

\SEOのための独自ドメイン/

有料プランの詳細をみてみる

SEO機能、全部を使いこなさないとダメ?

WixのSEO機能は充実していますが、必ずすべてを設定しなければいけない、というわけではありません。

通常のお店やサービスの紹介サイトでも、まず基本の設定ガイドを進めましょう。設定しただけで集客効果が保証されるわけではなく、内容の改善や公開後の確認も必要です。

SEOアシスタントなら重要度が表示される

SEOアシスタントの重要度は、作業の優先順位を考える目安になります。まず重大な問題から確認し、低い優先度の項目も自分のサイトに必要かを判断しましょう。

WixにはSEOに取り組む機能が揃っていますが、サイトの設定や内容も含めて確認することが大切です。

また、結局のところSEOは「ユーザーにとって快適か?有益か?」というコンテンツの内容やデザインが重要なので、そちらを第一に整えましょう。

まとめ

WixにはSEOの基本設定や初心者向けの設定ガイド、ヘルプページが用意されています。ツール名だけで成果を判断せず、サイトに必要な設定と内容を整えましょう。

WixのSEOガイドへのアクセス方法

とりあえず最初は、このSEO設定ガイド(SEOチェックリスト)を活用し、ガイド通りに設定していきましょう。

必要に応じて、他の高度なSEO設定も行っていきましょう。全体的な設定の流れが解説された「SEO設定をカスタマイズする(公式ヘルプページ)」を見ながらやるのもおすすめです。

無料プランでもSEO対策の設定は十分に可能です。

独自ドメインや広告の非表示が必要なら、有料プランを検討しましょう。利用したい機能と予算に合うプランを選び、契約条件を確認してください。

対象のPremium・Studioプランの新規購入には14日間の返金保証があります。無料体験とは異なり、更新やドメイン購入などは対象外です。購入前に公式の返金条件を確認してください。

\返金保証の条件を確認/

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