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デザイン作成ツールの「Canva」では、表からおしゃれなグラフを簡単に作ることができます。そのときにGooleスプレッドシートと連携すると非常に便利です。なお、この操作は無料プランでもできます。
1.スプレッドシートと連携すると…
無料で使えるGoogleスプレッドシートですが、Canvaと連携してグラフ作成に利用すると、以下のようなメリットがあります。
複数のスプレッドシートに簡単にアクセスできる
クリックしてスプレッドシート名を選択するだけなので、Canvaを開いたまま簡単に複数のスプレッドシートへアクセスできます。
画面が狭いノートパソコンなどで作業する場合、画面を切り替える必要がないので便利ですね。
ワンクリックで、表の変更をグラフへ反映
Canvaでは、エクセルやスプレッドシートの表をコピペしてもグラフ作成できます。しかし、表の値が変更されたとき、コピペし直すのは手間です。
スプレッドシートと連携しておけば、スプレッドシート上で表の値を変更しても、Canvaで「更新」をワンクリックするだけで、グラフへ変更を反映できます。
動作も軽い
PowerPointとエクセルを使ってグラフと表をリンクさせると、複数グラフを貼り付けていた場合に、作業環境によっては動作がめちゃくちゃ遅くなることがあります。Canvaはネット環境にもよりますが、割とサクサクな体感です。
2.Canvaとスプレッドシートの連携してグラフを作成
ここからは、CanvaとGoogleスプレッドシートを連携してグラフを作る方法を解説します。
1.Googleアカウントと連携する
まずはグラフを挿入します。(グラフが選択された状態で)左に表示されるメニューのうち、「データ」タブの「Googleスプレッドシートと接続」をクリックします。
スプレッドシートを使用するGoogleアカウントを選択します。
チェックボックスにチェックを入れます。
下にスクロールして「Continue」をクリックします。
左側のメニューに、接続したアカウントのスプレッドシート名一覧が表示されていればOKです。連携が完了しました。
2.スプレッドシートの表からグラフを作る
続いて、スプレッドシートの表から、Canva上でグラフを作ります。
まず、グラフを作りたい表が含まれているスプレッドシートを選択します。
続いて、表が含まれているシートを選択します。
スプレッドシート上の、表の値が入っているセルの範囲を入力します。「表の範囲がわからない」という場合は…
スプレッドシート名の横のメニューから、スプレッドシートを開くこともできます。表を確認したいときに使用しましょう。
ちなみにグラフを作成する表(例)はこちらです。
さて、Canvaに戻ります。表の範囲を入力したら、その下の「更新」をクリックします。
グラフが完成しました。
表の範囲を広めに入力するのがおすすめ
例で使用した表は「A1:B5」の範囲ですが…
Canvaに入力するときは、「A1:Z10」のように、範囲を広めにしておくのがおすすめです。
3.変更された表をグラフに反映する
スプレッドシート上で表が変更されても、 Canva上のグラフにはワンクリックで反映できます。
スプレッドシート上で、表をこのように変更したとします。(「コモンドール」の行を追加)
Canva上のグラフに反映するには、「データ」タブの「更新」ボタンを押すだけです。
コモンドールが追加され、グラフに反映されました。
このように、スプレッドシートの表を更新したときに便利なので、Canvaでの表の範囲の設定は広めにしておくのがおすすめです。
まとめ
- CanvaとGoogleスプレッドシートと連携すると、スプレッドシートを開かずにグラフ作成できる
- 表を更新したときもワンクリックでグラフに反映可能
- Canvaでの表の範囲の設定を広めにしておくと便利
Canvaでは、プレゼン資料やグラフだけでなく、SNS投稿画像などもおしゃれにサクッと作れるのでぜひ活用してみてくださいね。
サルワカでは、Canvaの使い方などを解説しています。