URLのwwwとはどんな意味?Webとは?わかりやすく解説

wwwとは何か

インターネットを使っているとURLなどでよく目にする「www」の意味を解説します(解説するのは、笑いの意味のwwwwwwwではありません)。

1. WWWとは?

WWWはWorld Wide Web(ワールド・ワイド・ウェブ)の略称です。とはいえ、WWWと呼ぶ人はめったにおらず「ウェブ」と呼ばれることが多いですね。

じゃあワールド・ワイド・ウェブって何?

インターネットでごく当たり前に行われている「文書や画像、動画などを公開したり閲覧したりできる仕組み」のことです。ワールド・ワイド・ウェブ=ウェブでは、無数の文書同士がハイパーリンク(いわゆるリンクのことです)で結びついています。

そして、その文書の中には、画像だったり、映像だったり、音楽だったり色んなモノを含めることができるのですね。

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ウェブでは無数の文書同士がリンクで結びつく

WWWはハイパーテキストの1種

よく分からない言葉が出てきました。ハイパーテキストとは複数の文書を相互に結びつける仕組みのことです。これが大規模になったものが、ワールド・ワイド・ウェブなんですね。

ハイパーテキストとウェブ
大規模なハイパーテキスト=ウェブ

Webは英語で「クモの巣」の意味

World Wide(世界的な)Web(クモの巣)なので、世界的にものすごーく広がったドキュメント同士の繋がり=WWWと言えますね。

2. インターネットとウェブの違いは?

結論から言うと、2つは別物です。インターネットについては別の記事で詳しく説明しますが、ここでも簡単に説明しておきます。

インターネットとは何か

インターネットとは情報伝達のためのコンピュータどうしの繋がりのことです。その繋がりのネットワークこそがインターネットなのです。

インターネットとは
インターネット=コンピュータ同士の繋がり

インターネットの情報伝達の機能には、種類があります。その種類の1つとしてウェブがあるのです。すなわち、皆さんが普段ネットサーフィンをするときに見ているウェブはインターネット機能の1つと言えます。

ウェブとインターネットの関係
ウェブとインターネットの関係

インターネットには、ウェブの他にも、電子メールやIP電話、クレジットカード決済などの情報伝達機能があります。ちなみに、TV電話の「スカイプ」は実はウェブ上のモノではありません。スカイプは、インターネットの1機能なんですね。

ウェブとは何か

ウェブ(WWW)の世界は、例えて言うなら「高層ビル群」のようなものです。

ウェブとは
ウェブのイメージ

ビルの中にはたくさんの部屋(Webサイト)があり、1つ1つの部屋で住所のようなもの(≒URL)が決まっています。この部屋の中に情報を集め(Webページをつくり)、他の人がその情報を見れるようにする(Webページ同士でリンクする)ことで、Webの世界は成り立っているのです

ウェブURLの構造
URLのイメージ
サルワカくんの顔(喜)
サルワカくん
URLについてはあとで詳しく説明します。

3. ウェブページを見るまでの流れ

私たちが普段パソコンやスマホで見ているウェブページは、どのような流れで表示されるのでしょうか。

WebサーバとWebクライアント

ウェブサーバとクライアント・サーバ

ウェブ上(WWW上)で情報を公開しているソフトウェアやコンピュータのことをWebサーバ(WWWサーバ)と呼びます。一方で、Webサーバから情報を受けとるPC側の方をWebクライアントと呼びます。ネットサーフィンをする私たちは、Webクライアントの方に当たりますね。

サーブ(server)は英語で「給仕人」という意味があり、クライアント(client)は「お客さん」という意味がありますが、その名の通りの役割をします。

私たち(Webクライアント)がパソコンを通して「このウェブページを見せて」とリクエストすると、Webサーバが「どうぞ!」とページの情報を返してくれます

webサーバとWebクライアント
WebクライアントとWebサーバ

HTTPとは?

さきほどの画像に小さく「HTTP」と書かれています。HTTPとは、サーバ⇔クライアントの間でデータの送受信をするためのプロトコル(取り決め)です。プロトコルとは、通信方式と言われることもありますが、ざっくりと言うと「やり取りする上でのマニュアル」のようなものです。

もし、このマニュアルがないと「このウェブページを見せて!」とリクエストしたり「はい、どうぞ!」と返すときに、みんながバラバラの方法でやり取りをしてしまうかもしれません。そうすれば、予想もできないエラーが頻繁に発生してしまいそうです。それを避けるために、ウェブページを見るときのサーバ⇔クライアント間のやり取りは「HTTP」と呼ばれる取り決めのもと行おう、ということになったのですね。

サルワカくんの顔(喜)
サルワカくん
プロトコルの詳しい説明は、また別の記事で書きますね。

ブラウザの役割

みなさんは普段ウェブページを見るときには、基本的にウェブブラウザを使っていると思います。インターネット・エクスプローラーとかGoogleクロームですね。このウェブブラウザというのは、私たち(Webクライアント側)がウェブページを快適に見るのを手伝ってくれるアプリケーションです。

サルワカくんの顔(喜)
サルワカくん
ちなみに「アプリケーション」とは、何か作業をするためのソフトウェアのことです。誰にでも馴染みがあるのはワード・エクセルなどでしょう。

ブラウザにより快適にウェブページが見れる

私たちが、サーバから受け取ったWebページの情報は、HTMLなどの「コンピュータ向けの言葉」で書かれています。プログラマーでもなかなか毎回毎回、解読するのは大変です。そんな「コンピュータ向けの言葉」を「人間向けの言葉」に変えて表示してくれるのがウェブ・ブラウザーなのです。

ウェブブラウザの役割
ブラウザの役割

4. URLを読み解こう

最後に、URLについて説明します。URLとはインターネット上のデータのありかを示す「住所」のようなものです。

URLの構造

URLの構造
URLの構造

①プロトコル名

まず、URLの1番左「http」にあたる部分は、さきほど説明した「プロトコル(通信方式)」を表しています。ウェブページを表示するときのプロトコルは「http」でしたね。ちなみに、ファイル転送のときのプロトコルは「ftp」となります。もちろん、ウェブページを見るときはhttpと入れるので「ftp」を見る機会はあまりないかと思いますが・・・。

サルワカくんの顔(喜)
サルワカくん
ちなみに「https」もよく見かけると思いますが、これはhttp通信を暗号化しセキュリティ強化したものです。

②ホスト名+③ドメイン名

この2つは合わせて、接続するサーバ・マシンを指定しています。②ホスト名は「www」の部分で、③ドメイン名は「saruwakakun.com」の部分です。2つをあわせて「FQDN」と呼んだりします。

ホスト名は、分かりやすいので「www」が使われることが多いですね。やろうと思えば、www以外のホスト名を設定することもできます。また、サーバを借りてウェブサイトを作る人は、ちょこっと設定すれば「www」を省略して「https://saruwakakun.com」でも同じWebサイトにアクセスができるようになります。このあたりの設定は、レンタルサーバ会社のマニュアルに丁寧に説明されていることが多いですね。

ドメイン名について

ドメイン「saruwakakun.com」の部分は、そのウェブサイト固有の文字列を表しています。この部分は、自分で決めることができます。なお「.com」や「.jp」などの部分は、トップレベルドメイン(TLD)と呼ばれます。「.com」のように国、団体に関係なく仕えるものもあれば、国ごとに決まっているものもあります。たとえば「.jp」は日本、「.us」はアメリカ、「.ke」はケニア…といった具合です。

ドメインは、他のウェブサイトとかぶってはいけません。また「.edu」なんかは、アメリカの教育機関しか使うことができないTLDです。

④パス名

ドメイン名のあとに「example/wp」と書かれていますが、これはパス名と呼ばれ、サーバの中のファイルが入っている場所を表しています。

例えていうと、saruwakakun.comが会社の住所だとします。それに続く「example/wp」は部署名のようなものです。人事部(example)/採用課(wp)というようなイメージです。もちろん、会社の中の部署名なので、名前を好きに決めることができます。部署数はいくつでも良いですし、部署をまったく作らなくてもOKです。

⑤ファイル名

最後のindex.htmlは接続するウェブページのファイル名を表しています。さきほどの会社の例えでいうと「一人ひとりの社員」にあたります。まとめると、株式会社サルワカくん(saruwakakun.com)人事部(example) 採用課(wp)インデクスさん(index.html)となりますね。ちなみにこのファイル名は、サイトによっては省略してもちゃんとウェブページにつながる場合があります。サーバごとに「何も指定がなければインデクスさん(index.html)に接続する!」というようなルールを決めていたりするのです。

URLの構造
URL構造を会社にたとえると・・・

ドメインって誰が管理してるの?

ICANN」という団体が世界全体のドメインの管理権を持っています。 しかし、世界中のぜーんぶのドメインをICANNだけで管理するのは大変です。そこで、実際の管理は、ICANNに委任された機関が行っています。管理機関にも、子会社、孫会社のような階層が存在します。

レジストリと呼ばれる管理機関は「.com」「.jp」などのTLDレベルでドメインを管理をします。

さらに、その下にレジストラと呼ばれる管理機関があり、ここが皆さんがオリジナルのドメインを取るときに基本的にやり取りをするところです。日本で1番有名なドメイン管理会社「お名前.com」はこのレジストラあたります。レジストラは複数のレジストリと契約します。そのため、「うちは.comと.jpと.net扱ってます」というようにレジストラごとに扱っているTLDは違うわけですね。

ドメイン管理図
ドメイン管理のイメージ

場合によっては、レジストラとサイト運営者の間に、リセラーという再販売業者が入る場合もあります。

5. まとめ

さて、ここまで一気に解説してきました。最後に、今回の記事のポイントをまとめておきます。

まとめ
  • WWWはワールド・ワイド・ウェブ(ウェブ)の略
  • ウェブはインターネットの機能の1つ
  • ウェブページを見るときは、WebサーバとWebクライアントがやり取りする
  • ウェブブラウザは、私たちがページを見る手助けをしてくれる
  • URLはウェブページの住所みたいなもの。ドメインやパスなどで構成される
  • ドメインを取るときにサイト運営者が関わるのはレジストラ。
サルワカ