【図解】クッキーとキャッシュとは?意味と違いを分かりやすく解説

クッキーとは?キャッシュとは?違いは何?

スマホやパソコンでインターネットを使っているときに、よく見かける『クッキー(cookie)』や『キャッシュ(cache)』とは何なのでしょうか。この記事ではそれぞれの意味違いを分かりやすく図解します。

1.意味と違いをざっくり解説

まずはざっくりと解説します。なんとなくのイメージをつかみましょう。

クッキー(cookie)とは?

クッキーとは何か
クッキーのはたらき
サルワカくんの顔(通常)
サルワカ君
クッキー(cookie)は、ウェブサイトを訪れる人の「会員証」のようなはたらきをします。
ワケワカメちゃんの顔(通常)
ワケワカメちゃん
ふーん、クッキーは誰かからもらえるの?それとも自分で作るの?
サルワカくんの顔(喜)
サルワカ君
クッキー(会員証)はウェブサイトを提供する「サーバー」から、みなさんのパソコンやスマホに送られてきます。そして、その会員証はパソコンやスマホでしばらく保管されます。ポイッと捨てることもできます。
ワケワカメちゃんの顔(疑)
ワケワカメちゃん
そのクッキー(会員証)を、次にウェブサイトに訪れたときに見せるわけ?
サルワカくんの顔(たくらみ)
サルワカ君
そうそう。サーバーに「会員番号これです」と会員証を見せると、サーバーが会員番号を見て「えーっと、あなたは前◯◯をしたのでしたね。じゃあ続きからやりましょう!」というように、一人ひとり違う内容を表示したり、前の続きから表示したりしてくれるわけです。

キャッシュとは?

キャッシュとは何か
キャッシュのはたらき
ワケワカメちゃんの顔(通常)
ワケワカメちゃん
画像がたくさん貼り付けられたウェブページとかって開くのに時間がかかるよねぇ・・・
サルワカくんの顔(怒)
サルワカ君
たしかにそうですね。
ワケワカメちゃんの顔(通常)
ワケワカメちゃん
せめて1回見たページを、もう1回開いたときにはパッと表示してくれると良いよね。
img_9165
サルワカ君
その機能、もうありますよ。まさにその『1度開いたウェブページのデータを保存しておいて、次に同じページを開くときにサクっと表示してくれる仕組み』 = キャッシュ なのです。
ワケワカメちゃんの顔()
ワケワカメちゃん
あ、そうなの? よく聞くキャッシュってそういう働きをするんだ〜
サルワカくんの顔(通常)
サルワカ君
そうそう。キャッシュ機能はたとえば「インターネットエクスプローラー」や「グーグルクローム」、「サファリ」のようなウェブブラウザが持っています。

※ ブラウザって何?という方はこちらの記事↓が参考になるはずです。

ワケワカメちゃんの顔(疑)
ワケワカメちゃん
つまり、ウェブページを開いたら、グーグルクロームがそのページの画像とかデザイン情報とかを保存してるってこと?
サルワカくんの顔(たくらみ)
サルワカ君
(意外と理解がええやんけ) そういうことです。

クッキーとキャッシュの違いは?

  • クッキー:会員証のような役割。次にアクセスしたときに「前はこれをやったね。次はこれ」と表示内容を個人に合わせて変えることができる。
  • キャッシュ:ブラウザなどが、ウェブページの画像やデザイン情報を一時保管⇒次に同じページにアクセスしたときにサクッと表示してくれる。
くわしい解説

ここからはクッキーとキャッシュについて、もう少し詳しく説明していきます。

2. クッキーについて知っておきたいこと

もう1度簡単に整理しておきましょう。クッキーとはサーバーから送られてくる会員証のようなもので、次にそのページにアクセスするときにサーバーに「私はこの会員IDですよ」と見せるんでしたね。それにより、一人ひとりに違う内容のページを表示させたり、前訪れたときの続きとして皆さんに対応したりできるわけです。

2-1.具体的にどういうところで使われてるの?

サルワカくんの顔(通常)
サルワカくん
クッキーの仕組みは、例えばショッピングサイトで使われています。たとえば「サルワカ通販(仮)」というショッピングサイトにはじめて訪れるとしましょう。
ワケワカメちゃんの顔(通常)
ワケワカメちゃん
ろくなもの売ってなさそう。
サルワカくんの顔(通常)
サルワカくん
ショッピング中に「あ、これいいな」と思ったものは、とりあえずカートに入れますよね。いくつか商品をカートに入れたところで「あ、そろそろ出かけなきゃ」とショッピングサイトを閉じてしまうとします。
ワケワカメちゃんの顔(疑)
ワケワカメちゃん
よくあるなぁ。でも次の日にもう1回そのサイトに行っても、カートの中身がそのまま残ってたような…。
サルワカくんの顔(驚)
サルワカくん
そうなのです。そのショッピングサイトにログインもしてないのに、カートに中身が残るのです。何気なくショッピングサイトでうろうろしているときにサーバーから「はい、これ」クッキーを渡されているわけですね。そして、もう1回訪れたときに自分のパソコンのウェブブラウザが密かにそのクッキーを見せてるわけです。

※厳密にいうと、次に訪れたときだけじゃなく「1つ商品をカートに入れて、次の商品を探して…」という1つ1つの動きが全てがクッキーによって紐付けられています。クッキーがなければ、1つ商品をカートに入れても、次のページに飛んだ瞬間に「カートの中身が消えて無くなる」ということになってしまうのです…。

2-2.ネットカフェのPCでパスワードを入力したら危険?

メールアドレスやパスワード情報なんかもクッキーにより保存されることがあります。ログイン画面を開いたら、パッと勝手にメールアドレスとパスワードが入るやつですね。

しかし、ネットカフェなど不特定多数の人が使うパソコンのウェブブラウザに「パスワード」や「メールアドレス」が保存されてしまったら困りますね。ネットカフェだと基本的にはパソコンを再起動したときに、クッキーが全て削除されるようになっていますが、パスワードを入れたのであれば念のためのちほど説明する方法でクッキーを削除しておいた方が良いでしょう(ジャンプする)。

3. キャッシュについて知っておきたいこと

キャッシュとはパソコンやスマホに一時的にウェブページのデータを保存しておいて、次に同じページを開いたときに素早く表示させる仕組みでした。

3-1.キャッシュで保存されたデータはいつ消えるの?

たいていブラウザごとにキャッシュの”保存容量”が決まっています。限界をこえると古いものが削除されていくわけですね。このキャッシュの容量を変更することもできます。ただし、ブラウザごとに変更方法が全く違うので、「ブラウザ名 キャッシュ 容量変更」などで検索してみると良いでしょう。すぐにやり方が見つかるはずです。

キャッシュの削除方法はのちほど説明します(ジャンプする)。

3-2.Googleなどの検索エンジンのキャッシュとは?

グーグル検索エンジンのキャッシュとは
グーグルのキャッシュ

ヤフーやグーグルの検索結果のページでも『キャッシュ』という言葉を見たことがあるかもしれません。この検索エンジンでの『キャッシュ』の働きも、さきほど説明したウェブブラウザのキャッシュと基本的に同じです。

グーグルの検索結果での『キャッシュ』はグーグルさんがウェブページのデータを一時的に保存したものです。もし直接アクセスしてウェブページの読み込みが遅かったり開けなかったりしたら、グーグルさんが保存した『キャッシュ』の方のページにアクセスすれば開けるかもしれません。

サルワカくんの顔(通常)
サルワカ君
グーグルさんがウェブページを一時保存するタイミングは不定期です。そのため、データが最新とは限らず、現時点でのページの表示とは違っている場合があります。

3-3.デメリットは?

ワケワカメちゃんの顔(通常)
ワケワカメちゃん
よーし、ウェブサイトのデザイン変えたから見てみよーっと♫カチッ(ページを更新
ワケワカメちゃんの顔(呆然)
ワケワカメちゃん
あ、あれ…デザインが変わってない…。
サルワカくんの顔(たくらみ)
サルワカ君
ずばり、キャッシュのせいです。さっき保存しておいたデザイン情報を読みこんじゃってるんです。 そんなときはスーパーリロードをするか、キャッシュを削除しましょう。

※スーパーリロード:キャッシュを読み込まずに、最新のページ情報を読み込むこと

スーパーリロードの方法

また、キャッシュにより一時的に保存されるデータが膨大になれば、当然パソコンやスマホの容量を喰ってしまいます。これもキャッシュのデメリットの1つですね。

4.クッキーとキャッシュを削除する方法は?

厄介なことにウェブブラウザによって、削除方法が違います。主要ブラウザでの削除方法を順番に解説していきます。

4-1.グーグルクローム

クロームで閲覧履歴を消去をクリック

グーグルクロームの右上のメニュー(点が縦に3つ並んだアイコン)をクリック⇒[その他のツール]⇒[閲覧履歴を消去]

グーグルクロームでキャッシュ・クッキー削除

すべてのクッキー・キャッシュを削除するときには「次の期間のアイテムを消去:」の右側で[すべて]を選択。「Cookieなどの…」と「キャッシュされた…」にチェックをつけて[閲覧履歴データを消去する]をクリック。

4-2.InternetExplorer

これまた厄介なことにインターネットエクスプローラー(IE)のバージョンによって、削除方法が異なります。ただし、基本的には以下の手順になります。

IE編(例外あり)

  • インターネット・エクスプローラーを開いて右上の[歯車マーク]をクリック
  • [インターネットオプション]をクリック
  • [全般]タブを開く(おそらくいちばんはじめに開いているところです)
  • [閲覧の履歴]の部分にある[削除(D)]をクリック
  • [cookie]の項目と[インターネット一時ファイル]の項目にチェックをつける
  • 右下の[削除]をクリックして完了

インターネットエクスプローラーのバージョンごとの削除方法は、こちらの記事が非常に参考になります。

参考
InternetExplorerのキャッシュ・Cookieのクリア方法
削除方法がよくまとまっていて参考になります。

4-3.iPhone

iPhone編

  1. ホーム画面から「設定」を開く
  2. 下にスクロールして[Safari]をタップ
  3. 下にスクロールして[履歴とWebサイトデータを消去]をタップ
  4. [履歴とデータを消去]をタップ
  5. 完了!

4-4.その他のブラウザ

FireFoxの場合

参考
FireFoxのキャッシュ・Cookieの削除方法
削除方法が分かりやすくまとまっていてます。

MacのSafariの場合

参考
Safariのキャッシュ・Cookieの削除方法
削除方法が分かりやすくまとまっていてます。

Androidスマホの場合

参考
Androidスマホのキャッシュ・Cookieの削除方法
削除方法がブラウザごとにまとまっていてます。

5.まとめ

まとめ
  • クッキー(cookie):会員証のような役割。一度アクセスしたサイトにもう1度アクセスするとき「前はこれをやったね。次はこれ」と表示内容を個人に合わせて変えることができる。
  • キャッシュ(cache):ブラウザなどが、ウェブページの画像やデザイン情報を一時保管⇒次に同じページにアクセスしたときにサクッと表示してくれる。
  • クッキーとキャッシュは必要に応じて削除。
サルワカ