ひとり会議のやり方:今すぐ実践できる3つの方法

効率的な一人会議の方法

はじめにフリーランスや個人事業主、経営者、クリエイターの方はひとり会議をしなければならない場合が多々あるかと思います。「仕事を請けるかどうか」「リソーセス(お金や労働力)をどう配分するか」「新しい事業を興すかどうか」「興すなら何か」、「レイアウトはどうするべきか」…ひとりで決めるべきことは多々あります。

学生や会社員の方も、大なり小なり毎日決断にさらされています。「ものを買うかどうか」「英語を勉強するかどうか」「転職するかどうか」「ブログに何を書くべきか」…。

サルワカくんの顔(通常)
サルワカくん

重要な決断をするときや、何かに煮詰まったときには「ひとり会議」を行いましょう。

ひとり会議の進め方

ひとり会議

以下に効率的にひとり会議を行うための方法をまとめました。

いつ行うか

以下の2つのケースどちらかで行いましょう。

  1. 毎晩もしくは毎朝行う(習慣化する)
  2. 何かについてムダに考えてしまっているなと感じたとき

①のように習慣化することは、頭をスッキリとさせて物事に没頭するために効果的です。とはいえ、忙しい中ではなかなか続かないことも多いかと思います。
②そこでおすすめなのが、何かについて「クヨクヨと考えてしまっているな」や「きちんと考えたうえで決めたいな」というときに ひとり会議を行うことです。

用意するもの

ノート 紙とペン

もしくは

パソコン パソコン

タイピングが不得意なのであれば、紙とペンを使うようにしましょう。頭に浮かんだことをなるべく早く書きなぐれるようにするためです。 また、メリハリをつけるためにタイマーを用意すると良いでしょう(スマホについていますね)。

進め方を決める

進め方は3パターンあります。以下のどれに当てはまるかにより、効率的なひとり会議の方法は変わってきます。

  1. 問題が明確なとき例:お店にお客さんがこない
  2. 答えがYES/NOの2択のとき例:仕事を辞めるべきかどうか
  3. 自由に発想したいとき例:ブログ記事のネタをどうするか

それぞれの方法をまとめていきます。

ひとり会議の方法1:問題がハッキリしているとき

問題がハッキリしているとき

何かについてハッキリと決めたいときには、以下の方法でひとり会議を行いましょう。

1-1. 解決したい問題を書き出す

まずは、「問題は何なのか」「何に悩んでいるのか」を書きましょう。

例:『仕事が辛い』を解決する

できれば「◯◯を決める」や「◯◯を解決する」という書き方をします。これは単純に、ひとり会議の最終目的がハッキリとするからです。なお、複数の問題がある場合には、別のページに書き、順番に解決していきます。

1-2. 問題の原因を突き止める

次になぜその問題が生じているのかを考えます。複数思いつく場合は、それを全て書き出しましょう。

『仕事が辛い』を解決する
 原因
 ・朝が起きるのが辛いから
 ・上司とソリが合わないから
 ・自分のやりたい仕事ができないから  

1-3. それぞれの原因を掘り下げる

さらに「なぜその原因が生じているのか」を掘り下げていきます。仮説でも構いません。

原因
・朝が起きるのが辛いから ⇒夜お酒を飲んでいるから ⇒睡眠時間が足りないから
 (TVを見ているから)
・上司とソリが合わないから  ⇒夜お酒を飲んでいるから ⇒睡眠時間が足りないから ・自分のやりたい仕事ができないから  ⇒役職が低いから ⇒そもそも部署にやりたい仕事が無いから

根本的な原因を突き止めるまで、それぞれ掘り下げていきます。

1-4. 解決するべき問題を選ぶ

全てを一度に取り掛かろうとすると問題が見えづらくなるので、一番はじめに解決したい問題を選びます。

原因

・朝が起きるのが辛いから ⇒夜お酒を飲んでいるから ⇒睡眠時間が足りないか
 (TVを見ているから)

・上司とソリが合わないから  ⇒夜お酒を飲んでいるから ⇒睡眠時間が足りないから

1-5. 解決策を洗い出す

洗い出した原因ごとに解決策を考えましょう。

・朝が起きるのが辛いから ⇒夜お酒を飲んでいるから  お酒を飲むのは金曜と土曜だけにする ⇒睡眠時間が足りないから
 (TVを見ているから)
  平日の夜にTVは見ない

1-6. 具体的なアクションを決める

ただ考えるだけでなく、「いつ(までに)何をするか」という具体的な行動指針にまで落とし込むことが重要です。原因が仮説段階なのであれば、仮説を検証するための行動を明確にしておきましょう。

(1)7月中はお酒を飲むのは金曜と土曜だけにする
(2)7月中は平日はTVのコンセントを抜く

これはかなり単純な例でしたが、もっと複雑なテーマでも同じ方法で掘り下げていくことはできるはずです。

ひとり会議の方法2:答えがYES/NOの2択のとき

答えが二択のとき

「◯◯すべきかどうか」というように答えがYES/NOで決められるような内容であれば、以下のように一人会議を行いましょう。

2-1. 何を決めるのかを書く

まっさらな紙や、パソコンのメモ帳に大きめに「◯◯すべきかどうか」などと書きましょう。目的をハッキリさせ、後から見直したときにも分かるようにするためです。

例:『会社を辞めるべきか』

2-2. YES/NOそれぞれのメリット・デメリットを洗い出す

メリット・デメリットで比較するのは最もシンプルで分かりやすい方法です。以下のように「YES・NO」それぞれのメリデメを書きなぐりましょう。ポイントは、思いつく限りたくさん挙げることです。

会社を辞めるべきか

YES
▼ メリット
 ・〜  ・〜 ▼デメリット
 ・〜

NO
▼ メリット
 ・〜 ▼デメリット
 ・〜

表にしても書いても良いでしょう(横にYES・NO × 縦にメリット・デメリット)。

2-3. 長期的な予想を立てる

メリット・デメリットだけで考えていくと、つい短期的な視点ばかり見てしまいがちです。そこで数ヶ月後、数年後にどうなるかという予測も書き足してみましょう。体裁よりも思いついたことをとにかくたくさん書いていくことが重要です。

2-4. 絞り込む

一旦書くのをやめて、ここまで書いてきた中で重要度の高いものには◯をつけ、重要度の低いものは線を引いて消します。

2-5. 俯瞰して決める

紙やメモ帳に書かれているものを見て、YESを取るかNOを取るかを考えます。

決められない場合にはどこがネックになっているかを考える

「何が決断するうえでのネックになっているのか」を考えます。さらにそのネックになっている部分を明確にするためには「何の情報が足りていないのか」を考えます。

2-6. 具体的な行動に落とし込む

最終的には「具体的にいつ、どんな行動を起こすか」を決めます。ポイントは行動の期日を設けることです。
情報が足りていないのであれば「いつまでにその情報を集めるのか」を決めます。さらに「どうやったらその情報が手に入るのか」まで考えられるのが理想的でしょう。

ひとり会議の方法3:自由に発想したいとき

自由に発想したいとき

自由に「何かについてのアイデア」や「何かのネタ」などを考えたいときには、あまり細かなルールに絞られずに、自由に発想する一人会議を行いましょう。ここでは、手順というよりアイデアを捻り出すための考え方のコツをいくつか紹介します。

3-1. はじめにテーマを決めておく

自由に発想すると言っても、ただの頭の体操で終わらないように「何について考えるのか」は明確に決めておきましょう。

3-2. 思いついたことを紙に書きなぐる

ブレインストーミング的に、思いついたことをとにかく紙に大量に書きなぐっていきます。パソコンのメモ帳(Evernoteなど)を使うときには、思いついたことをひたすらタイピングしていきましょう。

3-3. 連想する

1つのアイデアから、繋げるように別のアイデアを連想していきましょう。とにかく自由に書いていくことが重要です。

3-4. 行き詰まったら深める

行き詰まったら、現状挙がっているアイデアの1つを別のページでとことん深めてみましょう。「実際にそのアイデアを実行したら受け入れられるか」「実行するために必要な予算や知識は?」などと実際に実行することを見据えると、深く考えやすくなります。

3-5. 行き詰ったら情報収集する

また、行き詰まったときには情報収集をするのも効果的です。「その分野で成功している人は何を実行しているか」「成功要因は何か」などですね。
また、掘り下げている段階であれば「似たようなアイデアを既に実行している人はいないか」「いるのであればその結果はどうか」「なぜ成功したのかor失敗したのか」などを調べてみるとより発想が広がるはずです。

3-3. 制限時間を設ける

時間に制限がないとダラダラと考えてしまいがちです。タイマーで1分、5分、10分などと制限時間を設けましょう。

自分なりの方法を模索しよう

ここまで一人会議の方法を紹介してきました。ただし、これはあくまでも一例で、一人ひとりに合った方法があると思います。自分に合った方法を模索してみると良いでしょう。自分なりの「考え方」を身につけると、途端にアイデアはポンポンと生まれるようになるものです。
なお、アイデア出しのフレームワークは「考具」が非常に参考になります。考具については、下記の記事でも紹介しています。是非目を通してみてください。

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