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至るところで聞く「レイアウト」にはどのような意味があるのでしょうか。今回は、イラストを用いながら分かりやすく解説します。
レイアウトとは?
=何をどこに、どのように配置するか
レイアウトとは何をどこに、どのように配置するかという割り付けのことです。例えば、こちらは「スマホアプリのパーツのレイアウト」です。
あらゆる分野で使われる
レイアウトという言葉は、雑誌や広告、ポスター、アプリなどのデザイン編集の作業でよく使われます。
例えば、こちらはパンフレットのレイアウトです。「写真や文字、図形をどこに置くか」を決めるわけですね。
他にもあらゆる分野で使うことができます。
例えば、インテリアにもよく使われます。部屋のレイアウトなら「家具を部屋の中にどこに置くか」ということを表します。
華やかなものだけではありません。
新聞で、決まったスペースにピッタリと収まるように文章を配置するのもレイアウトです。
作業自体も「レイアウト」
「誌面のレイアウト」というように名詞的に使うことができる一方で、この言葉は動詞的に使うこともできます。
例えば「このパーツはどこに配置しようかな」と作業すること自体が「レイアウトする」と言われます。
辞書上でのレイアウトの意味
何となく掴めてきたところで、辞書での定義を見てみましょう。
レイアウト
(1)新聞・雑誌・広告などで、所定の面に文字・図版・写真などを効果的に配列すること。また、その技術。割り付け。
(2)空間や平面にモノを効果的に配置・配列すること。
明鏡国語辞典
さきほどの解説の通りですね。(1)の新聞や雑誌だけでなく、(2)のように空間的配置(建築やインテリアなど)でも使われる言葉なのですね。
デザインとレイアウトは何が違う?
レイアウトは、デザインに含まれるとものの1つと考えると分かりやすいかと思います。デザインというのは「配色」や「文字のサイズをどうするか」「どんなフォントを使うか」「どんな写真を使うか」など、あらゆる要素を含めて、美しく機能的なものにすることを表します。
レイアウトは「パーツを美しく配置する」というデザインの要素の1つなわけです。こちらの記事もぜひ読んでみてください。
【参考】レイアウトの基本的なコツ
参考までにレイアウトのちょっとしたコツをいくつか紹介したいと思います。例えばウェブサイトなら以下のような点に気をつけるようにします。
関連性の低いもの同士は離して配置するようにします。これによりパッと見て「何がどこにあるのか」を探しやすくなります。
文章をレイアウトするときには、行のはじまりを縦に揃うように綺麗に並べます。これにより、スッキリとした印象になります。
例えばアプリのボタンは、押し間違いのないように周りに十分にスペースを空けて配置するようにします。
このように、使う人や見る人が快適に感じられるように、様々なものを配置すること=レイアウトの基本と言えます。