参考になるタイポグラフィー集

タイポグラフィーとは「文字を効果的にデザインする」ことです。その意味は広く、字間やサイズを調整して可読性を高めることも、文字を使ってアートのような表現をすることもタイポグラフィーと呼ばれます。このページでは見ているだけで楽しくなるようなタイポグラフィーのアイデアを紹介していきます。

1. ユニークなフォント

ネオン風のフォント

ユニークなフォントを使うだけで見る人の目をひくことができます。たとえばネオン風のフォントなんかどうでしょうか。レトロでかわいい雰囲気を出すことができます。

折り紙風のフォント

折り紙風の文字なんかも遊び心があって面白いですね。

スケッチ風のフォント

組み立てたかのような立体感のあるカラフルなフォントです。アクティブで元気いっぱいな雰囲気が伝わってきます。

落書き風のフォント

落書き風のフォントを使えば、ゆるい雰囲気を出すことができます。こちらは無料で使用できるフリーフォントです(Comic-Zine)。

二重線風のフォント

二重線の文字を使えば、ユニークかつオシャレに見せることができます。こちらもフリーフォントです(LOVELO)。

スケッチ風のフォント

スケッチ風フォントを使えば単調なデザインも一瞬で華やかなものにしてくれるでしょう。こちらはGoogle Fontによりウェブサイト上で使うこともできます(Cabin Sketch)。

2. 写真の上に美しい文字をのせる

背景画像

タイポグラフィー

写真の上に美しいフォントをのせるのは、華やかに見せるのにとても効果的です。シンボルマークのようなタイポグラフィーを使えば、さらにオシャレに。

背景画像

背景色付きシンボル風

塗りつぶされた図形を背景に置くのも効果的です。上の例では文字で図形を切り抜き、背景が透けて見えるようにしました。

背景画像

山のシンボルマーク

シンプルなシンボルマークに文字を合わせています。このような表現はポスターやWebサイトのヘッダータイトルなどでよく使われます。

背景画像

飾り

使いどころを選ぶ柔らかな手書き風フォントですが、このようなロマンチックな写真にはよく合います。

背景画像

コーヒー

コーヒー豆のアイコンを中心とした分かりやすいシンボルマークを写真にのせました。ひと目でカフェやコーヒーショップを連想してもらうことができます。

背景画像

父の日

大きめのアイコンと合わせたり、枠を使用することで、文字を「デザイン」の一部として表現することができます。

背景画像

Escape
the ordinary.

荒野の写真と手書きフォントを合わせ、ワイルドな旅の雰囲気を出してみました。この手書きフォントはGoogle Fontの「Caveat」を使っています。ちなみに写真の上に文字やアイコンなどをのせる方法は「画像の上におしゃれに文字をのせる方法」で解説しています。

3. インクの上に文字をのせる

ペンで描いたようなインクの上に文字をのせる

インクの上に文字をのせるのも1つの手法です。フォントカラーを白にすれば、より目立たせることができます。ウェブサイト上でも、ポスターなどのグラフィックデザインでもこのような表現は活用できるでしょう。

ペンで描いたようなインクの上に文字をのせる

飛び散ったようインクを背景にすることで、若々しさやパワフルさを表現できます。

ペンで描いたようなインクの上に文字をのせる

美しい秋の水彩画風イラストの上に文字をのせてみました。おしゃれな一方で読みやすさは損なわれるので、使いどころには注意する必要があります。

ペンで描いたようなインクの上に文字をのせる

じんわりと広がる水彩絵のようなインクの上に、二重線フォントをのせてみました。透きとおるような爽やかな雰囲気が出ますね。

4. 文字を立体的に見せる

ペンで描いたようなインクの上に文字をのせる

文字が浮いているように見せることで、他の文字より断然目立たせることができます。

ペンで描いたようなインクの上に文字をのせる

立体的な文字をタイトルや見出しなど、一部に使うのは効果的です。ただし、一部に留めないと可読性を損ねることになります。

ペンで描いたようなインクの上に文字をのせる

こちらはフラットデザイン風ながら適度に立体感がありかわいいですね。このような表現はますますメジャーになっていくでしょう。

Thanks for reading to the end!

参考になるタイポグラフィー集

ここまで様々なタイポグラフィーデザインの例を紹介してきました。少しでも参考になれば、あるいは楽しんで見て頂けたのであれば幸いです。

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